【MBTI】INFJとされる海外の俳優&映画監督【圧倒的わかりみ】

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 INFJとされる映画監督ですが、これもとりあえず他のタイプも全部見てみた印象としては、映画監督はとにかくInxxタイプにずば抜けてすごい人が集中しているように感じられました。その中でも際立っているのがINFPで、次にINTJとINFJといった感じなのですが、それぞれの特徴の違いが何となく分かるのが面白いところです。

 さらに他のタイプの監督では、ISTPには何やらある種の共通点が感じられる人が固まっているような気がするんですよね……

(例:ブライアン・デ・パルマ、ロバート・ロドリゲス、北野武、スティーブン・ソダーバーグ、サム・ペキンパー)

 うーん、きっと気のせいかな…。火薬とか血の匂いなんてしないよ!(笑)

 

 というわけでINFJとされる監督がこちら。

 

・アンドレイ・タルコフスキー

 もう説明不要ですね。投票結果も圧倒的なINFJで、あの幻想的かつ本当の解釈なんて本人以外分からないんじゃないの? っていうような世界観と、頭の中で時間を超越してそうな感じがINFJの頂点、みたいな印象です。

 

 

・イングマール・ベルイマン

 タルコフスキー同様、こちらも巨匠中の巨匠ですが、ベルイマンの場合からはタルコフスキーとは違ったINFJの側面を感じられるような気がします。にわかのくせに何ですが(笑)、

 

 

こちらはベルイマン監督のものではありませんが、スウェーデンが舞台でイングマル少年が主人公のお話。あまり有名ではないかもしれませんが、個人的に猛烈におすすめしたい映画です。生涯のベスト5に入るかも。

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・リチャード・リンクレイター

 『ビフォア~』シリーズもそうですが、人生の長い期間を見て描くところとか、人生のある時期へのスポットの当て方など「時間」というものの捉え方に特徴があるのかもしれませんね。

 

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・クシシェトフ・キェシロフスキ

 『トリコロール三部作』『ふたりのベロニカ』の全てに当てはまるところだと思いますが、言葉では説明できない運命とか予兆といったものへの独特の視点がINFJっぽいのかなぁと思いました。

 

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・ヴィム・ヴェンダース

 ブルーノ・ガンツのところで触れた『ベルリン・天使の詩』『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』のほか、『パリ、テキサス』『夢の涯てまでも』やドキュメント映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』などが特に有名ですが、2010年の台湾映画『台北の朝、僕は恋をする』の製作総指揮を務めていたのを今回初めて知りました。

 

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・黒澤明

 投票結果では圧倒的にINFJなのですが「へぇ、黒澤明もINFJなのか~」と思われた方ももしかしたら結構おられるかもしれません。ですがWikipediaの「作風」という項目の一節を読むと、なるほどと納得させられます。

 

 

黒澤作品は強い人間信頼と人生肯定を特徴とし、現実社会で困難な状況に追い込まれた主人公が、それを契機にして人間的に再生する姿を描くことが多い。評論家の都築政昭は、黒澤作品の主人公は強い正義感と犠牲的な精神で困難に立ち向かうが、そのような人物は現実感に乏しいため、黒澤は人間のあるべき姿を願望として描いていると指摘している。映画批評家の佐藤忠男は、黒澤は生きる意味を探求するというテーマをくり返し描いていると指摘している。終戦後に作られた『醉いどれ天使』『静かなる決闘』『野良犬』などでは、主人公は強い正義感や使命感を持って社会悪と闘い、逞しく生きる侍的な英雄として描かれており、敗戦後の混沌とした社会に対して肯定的に生きることの意義を訴えている。その作風は人生の意義、社会的献身の意義を問う『生きる』と『赤ひげ』で頂点に達したとみなされている。

 

 

 

・テオ・アンゲロプロス

 ギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロスは1998年の作品『永遠と一日』(主演:ブルーノ・ガンツ←ここにも登場)でカンヌ映画祭パルム・ドールを受賞。

 マルチェロ・マストロヤンニジャンヌ・モローが共演した1991年の作品『こうのとり、たちずさんで』(日本では1992年公開)を当時日比谷シャンテで観ましたが、20歳そこそこの世間知らずな若者にはなかなか難しい映画でした(笑)。でも今パンフレットを読みながら思い出してみると、INFJとされているのも少し分かるような気がしてきます。年を取った今、もう一度見てみたい映画のひとつです。

 

<2121.12.12 追記>

 細かい補足となりますが、私が大好きなイラストレーターで小説も書かれていた安西水丸さんの著書『エンピツ画の風景』内の「ぼくの映画日記」にて、この『こうのとり、たちすさんで』についてちょっと興味深いところがありましたので引用します。(今作品のパンフレットにもイラストとレビュー(?)が掲載されています)

 

映画は撮影途中において、脚本の男女関係が、不道徳だとギリシャ正教の司教から攻撃されたり妨害を受けたりしたというが、黒澤明監督や大島渚監督、それにヴィム・ヴェンダース監督らの支えでなんとか切り抜けたという。作品が完成されてほんとによかった。

 

 書いていなかったんですが、大島渚監督もINFJとのことらしいので(あくまでも投票結果)、この一節に出てくる監督全員INFJということに。なんか想像がつくような。。 <追記おわり>

 

 

 最後のページではその他のINFJとされる俳優や監督の名前を挙げていくとともに、余談として最初に書いたアレクサンドラ・ダダリオについてちょっと触れていきます。

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