7月にMBTIのことを知ってテストをやったらINFJと出たにわかです(笑)。
最初にテストをやって以来、今まで何度も何度もいろんなサイトでテストをやってみるものの結果はINFJかINFPのどちらかに分かれてしまい、無料テストの結果だけではいつまでたっても自分がどちらなのか分からないという状況に(笑)。(というかINFPと出るほうが多いです)
以前にも書いたように、INFJとの結果が表示された画面で下のほうにあった「INFPなのかINFJなのかをピンポイントで調べるテスト」を続けてやってみたら今度はINFPと出るなど(笑)、お前えぇ加減にせぇよw というような診断結果が現在も続いております。
翻訳にはDeepL推奨。
こちらは9月の後半にやってみたMBTI診断の結果。今度はINFPという結果に……まあまあ差がついています。
っていうかそれも気になるけどそれ以上に上3つの主張が強い(笑)。問答無用のINFタイプということでしょうかw
そしてそれから数日後、同じサイトのピンポイント診断をやってみると………
おいww
まぁ僅差なんでこうなるのも分かるっちゃあ分かるんだけど、なんだかなぁ。。
そしてつい先日やったテストではなんとINTJという結果が出る始末(笑)。
ブレるなぁw
そしてこの数日でさらにテストを重ねるも、やはり結果は揺れ動きます。
もうやる度に結果が変わるという(笑)。つーか最後のやつなんてFが100%でTは0%なんだけど…。どこにINTJの要素があるんだよ…
INTJという結果が出たことは置いといて、ここまでINFPと出てしまうなら自分ってINFPなんじゃね? と考えてもよさそうなところですが、やはり心理機能について色々調べてみると自分はINFJで間違いないだろうという結論に至りました。
海外の動画などでは、INFJが数のうえでも特徴面でも何か特別な選ばれた人でもあるかのような言い方をしているのを見かけますが、私としてはINFPよりもINFJであるという肩書きが欲しい、というわけでは全然なく、むしろINFPのほうが自分というものをしっかりと持っていて格好良く見えるし、自分がリアルタイムでのディスカッションで自分の言いたいことがスラスラ出てこないタイプなので、その辺が得意そうなINTJはとても魅力的に感じています。
実際、あいつはINTJだろうなと思われるのが知り合いにひとりいたんですが、基本的に無愛想で人付き合いというものが根本的に苦手そうなんだけど頭がよくてストイックで、周りでは彼のことを誤解している人(特に女の子)が多かったけどイイ奴なのはすぐ分かるしで、自分は彼のことが結構好きでした。
この数ヶ月で地味に調べていった結果、自分の友達にはNF型が多いことが判明しております。自分とは全く異なるタイプを心地よく感じることもあるけども、やはり何か共通する感覚を持っている人たちとは長い付き合いが出来るものなのかもしれません。
結果がこうなってしまう理由
さすがに何度もテストをやっていると、診断結果がこうなってくる理由がだんだん分かってきます。
あれはやはり質問に難ありだと思うんですよね。何を言っているのか今イチ理解できないものもあれば「どっちもアリなんだよなぁ…」というものもあるし、反対に「いやそんなの選べねぇよw」といったものもあって釈然としないまま回答しているものが結構あったりします。
それともうひとつの理由が自分の年齢(笑)。もうガチのおっさんですから若者と比べて純度が薄いんでしょう(笑)。
たぶん20代とか30代半ばくらいまでの人であれば、考え方ってもっとはっきりしているんじゃないかと思うのですが、自分の場合、そんな時代はもう遠く過ぎ去った中年なので色々な場面での人との接し方や対応にも経験が反映されてきますし、価値観などにも変化や応用が見られるようになってきます。(同じ年代でもあまり成長しないおっさんも世の中には沢山いますが)
ですので、若い頃とは違ってAとBのどちらかを明確に選べないことも多くなってきます。それはそのどちらにも正しい面があることや、どちらも人生の中では重要だということを経験で知っていたりするからです。そのなかでも特に「感情」に関わる項目でスタックしてしまうのは、それがFeとFiのどちらの考え方からくるものであっても、それぞれに正しさが存在するのが分かるから選ぶのが難しくなるんですね。
心理機能の解説を読んで比較してみると、たしかにFeとFiには大きな違いはあるものの
どちらも正しいとしか思えない。…でも自分はやっぱりこっち(Fe)を使ってるなぁ
といったことが色々と見えてくるのですが、無料テストの質問とその結果だけではそういったところまでは分からないんですよね。
FeかFiか
というわけで、テストの結果があまり当てにならないので(笑)、主要な心理機能から自分がINFJなのかINFPなのかを判断してみようと思います。以前の記事でも自分の特徴を書き出してみましたが、今回はさらに分かったことや新たに思い出したことなどを書いていきます。
まずは「使っているのがFeなのかFiなのか」を見ていきます。
自分の場合、幼少期~小学生くらいまでは外の世界(学校や友達と遊ぶときなど)での対人関係ではFe特有の気遣いみたいなものは殆ど使っていなかったように思います。というか昭和の子どもでしたので、良い面でも悪い面でも多くの子どもは現代の子どもよりも自分の意思表示をはっきりしていたのだと思います。(もちろん全員がそうではありません)
ですが幼少期からすでに認識していた家族内での問題によって、自分の本当の気持ちを抑えなければいけないという感情が潜在意識の中に植え付けられていきました。そしてそれは地方から上京して一人暮らしを始めたのをきっかけに、周りに地方出身者がほとんどいない環境でうまく立ち振る舞う術を身に着けていく過程で、猛烈な気ぃ遣い人間である自分が形成されていったのでした。
そういう点ではFeが第二機能であることに合点がいきます。
また多くの場面で、意図して自分を無害な人間に見せて輪の中に入るようになったため、ある種の本当に苦手な人やグループ(※)以外では割とうまく溶け込んで自分の立ち位置を作ることが出来るようになりました。
そのかわり大多数が男で構成されるコミュニティの中で、ときどき明らかにナメた態度でマウントしてくる奴が現れるようになりました(笑)。
強いリーダータイプの奴がそれをやってくるならまだ分かるんですが「えっお前が?」みたいなやつが勘違いしてそれをしてくることがたまにあって、逆にこちらが面食らってしまうことも(笑)。
あと、例えば何人かが集まっている場で誰かがジョークを言ったとき、それがスベッて場の空気が微妙になるのが絶えられないので率先してゲラゲラ笑ったりすることが多いのは、自分がまさにFeユーザーだからなんだと思いますが、そういう気遣いばっかりしている自分が小さく思えたりすることもあります(笑)。
そしておそらくこれもFeの特徴のひとつだと思いますが、相手に良い気分になってもらうために「嘘の一歩手前くらいの褒め言葉」をそこそこの頻度で言う、というのがあります。
これは決して嘘ではないんですが(自分の中では)、だからといって心からそう思っているというわけでもない…という微妙なラインの褒め言葉です。
そしてそれを言う理由も、決して何か企みや下心があって言うのではなく、相手がいい人だから落ち込んでる姿を見たくないとか、自分に自身を持ってなさそうな素振りを見せられるといたたまれなくなって励ましたくなるからなんですよね(笑)。逆に下心があると褒め言葉がいちいち嘘臭くなって失敗します(笑)。
自分ひとりで行動しているときはもちろん自分の感情で意思決定をしていますが、誰かといるときはこのように相手またはそのグループのことを考えて気を遣うタイプなので、少なくともFi主導ということはなさそうです。
そういったことから、Fiの特徴の中に共感できるものや自分にもある要素が幾つかあったとしても、自分がそれを優先して使う人間ではない──という判断に至りました。
あと自分のFeが強く働くようになってからの傾向として、自分の言うことや行いに対する周りの反応とかリアクションにかなり敏感になった、というのがあります。失礼になってないか、浮いてないか、印象悪くなってないか、誰か傷付けてないか、とか。
これに関連することとして思い出したのですが、まだ10代の頃に見た『セックスと嘘とビデオテープ』という映画です。この映画の中で主人公グレアムの抱えている問題や生き方が、ものすごく自分には響いたのでした。
かつての恋人との関係が原因となって、その後の人生を自分が誰かの人生に影響を与えることがないように注意して生きてきたグレアムが、自分と関わった影響によって大学時代の友人ジョンの妻、アンに離婚を決意させてしまうことになってしまいます。そして彼はこう言うのでした。
こんなはずでは──
こうならないように──9年人生を積み上げてきたのに
このグレアムの考え方、ものすごくよく分かります。今はさすがにそんなことを考えない年齢になりましたが、昔は「自分のすることが誰かの人生に影響を与えてしまう」ことをすごく怖れていました。そこには責任が伴うからです。
自分の人生は自分だけのものだから、自分が納得できる解釈で判断して生きていけばいいんだけど、その自分の解釈・考え方を誰かが真似して何かが起きても責任取れないからやめて〜、みたいな感覚です。
まぁ完全に自意識過剰なだけなんですけど(笑)。
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