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【レオス・カラックス監督作】映画『ポンヌフの恋人』②──エンディングについて、そして橋とポエムとアレックスのアレ【アレックス青春三部作】

 レビュー①のほうで「アレックス青春三部作」の簡単な比較や共通点についてや、エンディングの前までの考察的なものを書きました。  こちらのレビュー②では、前2作および次作となる『ポーラX』などとは大きく異なるエンディングについて...
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【レオス・カラックス監督作】映画『ポンヌフの恋人』①──過去2作との違いと終盤までの考察など【アレックス青春三部作】

 レオス・カラックス監督による「アレックス青春三部作」と呼ばれる3作品のラストを飾る作品となった『ポンヌフの恋人』。91年の作品(日本での公開は92年)なので、ちょうど30年前の映画ということになります。いやいや、なんという時の流れの早さよ...
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【誕生日の願い事は全部】映画『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』──人間の善悪は魂で決まる【君にあげるよ】

 正直なところ、最初にこの『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』を見た感想は 悪くはないけどそこまでの映画ではないかな…  といったところでした。  上映時間が97分と短めなので、それぞれの背景の描写やタイラーとザックの関係が深...
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【ヴィム・ヴェンダース監督作】映画『時の翼にのって ファラウェイ・ソー・クロース!』──あなたは人を守り、そのお陰で守られた【Time Itself】

 この映画をふたたび見ることが出来てとても嬉しく思っています。  日本では1994年に公開されたヴィム・ヴェンダース監督作『時の翼にのって ファラウェイ・ソー・クロース!』は、1987年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞した名作『ベルリン・天使...
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【なるほど】映画『TENET テネット』その①──終盤までの検証と考察、疑問点と画面奥のおかしな現象など【わからん】

 この検証や考察はあくまでも私個人の考えに基づくものであり、公式の情報や評論家・その他ブログや動画などで解説されている方の意見と同じである保証は全くございません。また、これも度々書いていますが、自分で映画のレビューを書くことにしてからは、私...
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【ウォン・カーウァイ監督作】映画『欲望の翼』②──脚のない鳥が地上に降りるとき【最後に登場する男の意味】

 2回に分けて書いた『欲望の翼』のレビュー後半となる今回は、登場人物についての感想と考察の続き(ミミ、そしてタイドとサブ)と、エンディングで唐突に登場する男(トニー・レオン)の意味やマギー・チャンとトニー・レオンの演技について監督が語ってい...
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【ウォン・カーウァイ監督作】映画『欲望の翼』①──この1分を忘れない【原題の意味と由来】

 ウォン・カーウァイ監督の初期の名作『欲望の翼』が3月から配信となったので、1年以上ぶりにNetflixに再加入してレビューを書くことにしたのですが、かなり長くなってしまったので2回に分けました。  前半では映画の原題の意味と由来について...
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映画『トゥモロー・ワールド』──“神”を見た人々の反応、人が持つ“役割”の違い、宗教的メタファーなど【セオの靴】

 映画『トゥモロー・ワールド』はアルフォンソ・キュアロン監督が『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の次に手がけた2006年公開の作品。  アルフォンソ・キュアロンといえば、一昨年のNetflix配信作『ROMA/ローマ』や2013年の『...
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映画『リトル・ヴォイス』(’98)──周りの毒っ気はもう少し控えめでもよかったかも【ジェーン・ホロックス】

 1998年制作・99年公開のイギリス映画『リトル・ヴォイス』は、主演を務めるジェーン・ホロックスの類いまれな才能──ジュディ・ガーランドやマリリン・モンロー、マレーネ・ディトリッヒやシャーリー・バッシーなどの声色をそっくりに真似て歌うこと...
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