視線が怖いらしい(キモいという意味で)INFJ…
あとこれはもしかしたら以前に少しだけ書いたことがあったかもしれませんが、今になって思い返すと「あれっ」と思う出来事があったので、それについて書いてみます。ちょっと怪しげな話なのですが(笑)。
私がまだ20代初めくらいだった頃、ウチの母親曰く「霊能者」だという人物に母親と一緒に視てもらったことがありました。
当時ウチの母親は色々と人生がうまくいってないことを気にかけていたようなんですが、神棚に上げていたお神酒が翌日には白く濁ってしまうといったことなどもあったりして
と考えたようです。
その「霊能者」さんのことをどのようにして知ったのかはもう覚えていませんが、当時東京に住んでいた自分が帰省するタイミングに合わせて一緒に霊視してもらうことなったのでした。
そのとき私は満を持して「子どもの頃に体験した、とある不思議な出来事」が何だったのかを聞いてみたのですが、それについての答えがかなり期待外れなものだったため「そ、そうっすか…」と、結構本気で落胆してしまいました。
ですがひとつだけめちゃくちゃ気になることを言われたのです。それはこんな感じのことでした。
「あなたは人が見られたくないと思って隠しているような心の奥までも見通すような目をしている。あなたが相手の目をじっと見つめると相手は見透かされると思って怖がるから、なるべく目線は伏せがちにしておきなさい」
いやー、これは後々の私の人生に少なからず影響を与える言葉でしたね。ソフトな呪いをかけられたような気持ち…とでも言いましょうか。。
その言葉を免罪符にして人とあまり目を合わせないようにしたことも若い頃にはありましたし、以前にも書いた「人と話すときに相手を見ないで話す」という行動の言い訳をこれにしていた部分もありました。さらに
なんか知らないけどやっぱり俺って特別なのかも…
などという恥ずかしい思い上がりのような意識を心の奥にしまって生きてきたのもまた事実(笑)。そしておっさんになってMBTIというものを知った今、ようやくこの呪いの真実を知ることとなったのでした。
それだったのかよ!!ww
MBTIミームとして語られるINFJのこの「じっと見つめる目線」は当然のことながら「キモい」特徴として扱われています。
そうか…自分はずっと前からキモい目つきで世の人たちを見つめていたんだな……。そりゃ「やばい」っていう検索キーワードで見にくるはずだわ(笑)。(まだこの話題を引っ張る)
…というのは冗談として、実際のところどうなんだろう。。
ふと何かに意識が向くと、そのまま脳内活動モード(思考または妄想w)に没入してしまい公衆の場でもログアウトしてしまうことがあるINFJですが、
ストーカーのように誰かをじっと見つめている
ように見えるときのうちの何割かは、単なるこのログアウト状態なのではないかという気がしています。
これはあくまでも「よく言われているから」そう思うだけなのかもしれませんが、この状態はもしかしたらINFJよりもINFPのほうが多いのかもしれません。…というかINFJのそれとINFPのそれとでは脳内活動の内容が少し違う気もしますが。INFPのほうがより妄想に使っているような…
分かりやすい例として、ベン・スティラー主演の2013年の映画『LIFE!/ライフ』(原題:The Secret Life of Walter Mitty)の主人公ウォルター・ミティがしょっちゅう妄想に耽り現実世界からログアウトしてしまうのですが、この主人公がINFPだとされています。
あと私は見ていないのですが、映画『アメリ』の主人公もINFPとされているようです。海外のMBTI系のYouTube動画ではこのアメリはINFJとされていることが多いようですが、映画を見ていないので私には何とも…。例のデータベースサイトでは圧倒的多数でINFPです。
どちらにしても、ログアウト状態のときはどこを見るでもなく考え事をしていることが多いものの、考え事の対象に目をやったまま固まっていることもあると思うので(笑)、それが周囲からは「あいつずっと○○のこと見ててキモいんだけど」と思われてしまうのかもしれません。いや知らんけどw
正直なところ、自分がそんなふうにストーカーっぽい視線で誰かをじっと見つめるという行為をしている自覚はありませんが、でもまぁ実際には多少やっているのかもしれません。
しかしひとつだけ言い訳させていただくと、その「じっと見つめている」ときにその対象となる誰かに対して
人として興味を持っているわけではない
ということは言っておきたいと思います。
例えばこれは視線とはちょっと違いますが、知人のMBTIタイプが何なのかを知りたいと思って色々質問したりするのは、その知人にストーカー的な興味があるわけではなくて、ただ単に
という、ただそれだけなんです。こう書くとものすごく冷たい人のように思われるかもしれませんが、実際そうなので仕方がない。。昔からそうだったのかは覚えていませんが、今の自分はそうです。
たとえ仲の良い友達であっても、プライベートで何をしているかといったようなことまで知りたいとは全く思いません。
MBTIについて書くようになった初期の頃にも説明しましたが、私は「人に興味がない」んです。
よくINFJは人が好きで、とか書かれていたりするので「あれ、自分はそれに当てはまってないのかも…」と気になったりもしました。ですが私が人に興味を持つのは、恋愛感情を持ったときを除いては
といったような場合です。つまり一番最初のものについては完全に自分のため、そしてあとの2つは向こうからこちらの人生に関わってきたことによるFeの働き──といった感じです。
……最近何度も書いていますが、やっぱり自分はエニアグラム5w4だからちょっとINTJに近い感覚があるのかもしれませんね。
また誰か気になる女性がいたとしても、相手が自分に興味を持っていないのであればその人がいま何をしているのか、みたいなことをストーカー目線で知りたがることはまずありえません。
むしろ人のプライベートを覗き見することに対しての嫌悪感は人一倍持っているほうなので、ストーカーとは対極にいる人間だと思っているくらいです。
逆に自分がストーカーっぽい行動を取られてすごい嫌な気分になったことがあるんですけど、それを当人には言えず、しまいには勢いに負けてその人と付き合ってしまったなんてこともあったりして。。。まぁそれはまた別の話なのでこれ以上触れませんが(笑)。
だから「データとして知りたい」という欲求と行動(この場合は視線w)がキモいと言うのであればそれは事実なので
申し訳ございません
と言うしかないのでそこは全面的に認めますが、もしその当事者が自分に興味があってじっと見つめていると思ったのであれば、それについては
逆に傷付けてしまうかもしれませんが、貴方に興味があるわけではないんです
としか言えない、という。
まぁ世の中にはちゃんと人に興味を持っている、所謂「人好き」で心の温かい健全なFe使いのINFJがたくさんいることと思うのですが、おっさんになる年齢まで周りの人に気を使う生活を続けてきたために「もういい加減にしてくれー!!」ってなって人と距離を置くようになり、そしてそのストレスフリーさに慣れてしまい以前のような生活に戻れなくなった私のようなINFJもまた世の中には存在する、ということです。。
なお自覚もありますが、今の私は(というかMBTIというものを知った時点ですでに)確実にNi-Tiループ状態です(笑)。
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