【友達になりたい】かんたん! スペイン語の基本会話 No.024【質問や要望など】

SPANISH
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その24 「あなたの(君の)友達になりたい」

 

Quiero ser tu amigo.

キエロ セール トゥ アミーゴ

(あなたの(君の)友達になりたい)

 

ここから数回に渡って「(私は)~したい」「(私は)~がほしい」といったときに使う「Quiero(キエロ)」を取り上げていこうと思います。

 

この「Quiero(キエロ)」は、「~したい」「~がほしい」という動詞「querer(ケレール)」の一人称単数形(もっと細かくいうと「直接法・現在形の一人称単数」ということに…面倒くせぇ…)になります。度々の繰り返しになりますが、ここで文法を覚える必要は一切ありません。語学の勉強であれば別のところでしっかり学んでいただければと…(笑)。

 

「ser(セール)」は以前に「soy」とか「es」が出てくるときに説明しましたが、いわゆる英語のbe動詞です。普段は人称によって変化しますが、今回のように「querer(ケレール)」という動詞のあとにまた動詞が続く場合は、後ろの動詞は原型となります。…などと書いていますが覚えなくてもいいですので(笑)。

 

「~したい」という、「行動」の欲求の場合は「querer(ケレール)」のあとに動詞が続きます『その21 こちらは友人の~~です』で説明した表現を応用して、女性が「あなたの(君の)友達になりたい」という場合は

 

Quiero ser tu amiga.

キエロ セール トゥ アミーガ

 

となります。また友人ではなく「彼氏」「彼女」とする場合は

 

Quiero ser tu novio.

キエロ セール トゥ ノビオ(彼氏になりたい)

Quiero ser tu novia.

キエロ セール トゥ ノビア(彼女になりたい)

 

となります。

そして「~がほしい」という「所有」の欲求として場合は「querer(ケレール)」のあとに名詞が続きますので、たとえば前回使った「それ」「これ」「あれ」を当てはめて

Quiero eso.

キエロ エソ(それがほしい)

Quiero esto.

キエロ エスト(これがほしい)

Quiero aquello.

キエロ アケジョ(あれがほしい)

 

と言えば伝わります。もちろん物の名称が分かっていれば、それを続けて

 

Quiero un café.

キエロ ウン カフェ(コーヒーがほしい)

¡Quiero mucho dinero!

キエロ ムチョ ディネロ!(大金がほしい!)

Quiero el calor de mi maestro otra vez.

キエロ エル カロール デ ミ マエストロ オトラ ベス(今一度お師さんのぬくもりが欲しい)

※聖帝サウザー風w

 

とすればOKです。

ちなみに「un café」の「un」とか「el calor」の「el」といったような、英語で言うところの「a」「the」ですが、英語より種類が多いので面倒です。省いても伝わりますので「こまけぇことはいいんだよ!」ということで(笑)。

「mucho」『その10』『その13』で取り上げましたが「たくさんの」といったような意味になります。

 

 

あまり実用的な例文ではないのでは…と思われるかもしれませんが(笑)、案外そうでもないかもしれません。

お互いに意思疎通がうまく出来なくても「私はあなたと仲良くしたいと思っている」ことが伝われば、多少の不便さはきっと乗り越えられるはず…。今はスマホで翻訳も出来ますし(トンデモ翻訳になることも多いですがw)、身振り手振りや手描きを交えたり、あとは最上級魔法の「ノリで」を使えば何とかなるのではないかと(笑)。

 

 

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表記について

画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。

…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。

さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。

 

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