【MBTI】自己啓発っぽい話②──自己肯定感を下げずにINFJらしく成長欲求を満たすには【自愛】

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 Feを第2機能に持つせいで、常に周りの人がどう思うかを気にしてしまうINFJですが、同時に「人は人、自分は自分」という感覚もかなり強い、という特徴も持っています(当てはまらない人がいたら恐縮ですが私の場合はそうです)。

 自分がなりたい姿というのは今よりも成長した自分であって「誰々のようになりたい」といった他者への憧れではありません。「誰それのこういう部分を見習いたい」と参考にしたり目標点にすることはいくらでもありますし、いいなと思う髪型やファッションなどを真似て取り入れたいと考えることも普通にありますが、それらも結局は「自分がなりたい姿」として自分の前に現れたものであり、超大袈裟にいえばマネキンのようなものかもしれません。あくまでも自分がどうなのか、が全てです。(こう言うと「それってFiなんじゃないの?とツッコミを入れる人もいるかもしれませんが、Fiの「自分はどう思うのか?」とこれは別のものだと私は考えています)

 

 

 INFJにとっては、おそらく最後まで(内面的に)成長したいという欲求を持ち続ける人生なのだと思います。

 私はもうかなりいい年のおっさんですが、若い頃以上にもっともっといろんなことを知りたいと思っていますし、人格的にも成長したいと思って生きています。語学の勉強(このレベルのものを「勉強」と呼んでもいいのならですがw)を始めたのは30代に入ってからだし、MBTIについて知ったのはつい昨年のことですが、そこから調べまくって今では偉そうにブログにMBTIについての記事を書くまでになりました()

 また中年以降に発達してくると言われている第4の機能であるSeへの意識も高まり、筋トレに励んだり健康面にもかなりの興味・関心を持つようになっています。20代の頃は今思い出しても怖くなるくらいに食に対する意識が低くて、毎日コンビニ弁当とポテチ、朝はマーガリンをたっぷり塗ったトーストを食べるといった最悪な食生活を送っていました。それでも太らなかったんだから若者の代謝の良さは素晴らしいとしか言えません(笑)。とにかくどんな分野であっても、学びのない人生というのは考えられません。

 余談ですが会社を辞めてフリーランスになってからは昼夜逆転する生活となり、朝方まで仕事をして(仕事がなくても起きていました)その後にチャリで出かけてラーメンとか牛丼なんかを食べに行き、帰ってから寝るという生活を続けていたら見事に太って(笑)、そこからようやく食生活を改善することになりました。30代以降はかなりまともな食生活になり、年々いろんな情報を仕入れては改善を試みている一種の健康オタクです。

 といった感じで、過去の自分をどんどんアップデートしているんですね。食や健康に関することだけでなく、全てのことに対して貪欲に知識を得てそれを取り入れようとしている、といった具合です。

 例えば25歳の頃に信じていたこと、信念としていたことが35歳のときには変わっていたりしますし、45歳のときはさらに別の信念を持つようにもなっています。55歳になったときにはきっと今よりもいろんな知識と経験を得て成長しているはず。もしかしたら人生で最もいい身体になって、筋肉モリモリマッチョマンの変態になっているのかもしれません。

 

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 何年もご無沙汰だった友人に久しぶりに会ったときに、かつて自分が言ったことの話題になってそれが今の自分の信念とか価値観と大きく異なっていることに驚くことがあります。昔の自分がそういう発言をしていたことに驚くくらいアップデートしてるんですよね。

 これは主体性がなくてその時々でコロコロと言うことが変わる、といったものとは全く別のことです。

 Siを持たないので昔のことへの執着が薄く、さらにNiが第1機能だから先のことばかり見ています。それでどんどん自分を上書きしていくんですね。上書きだから前のことは少しずつ忘れていくという。

 そしてその自己アップデートの原動力は「いろんなことが出来る人になりたい」「物知りになりたい」「この世の真実を知りたい」「人生の意味を見つけたい」とかそういったものなので、過去の繰り返しに満足するとか、以前と同じ状態(=今よりも成長していない過去の状態)を維持できればOK、といった考えが根本的にないんだろうと思います。

 

 

 私は自分自身の特徴として「人に興味がない」といったことを以前の記事で書きましたが、何かを突き詰めようとしている人とか成長したいと思って何かやっている人、未来志向の人などに対しては当然興味を持ちます。

 なぜならそういう人たちからは自分の人生に役立つ何かを見つけられるかもしれないし、純粋にそういうマインドの人というのは言うこともやることも面白いからです。

 逆に数年前に会ったときと全く変わっておらず(変わっていない=全てダメ、ということではありませんが)、久々に会っても新たに良い部分を見つけることができなかったりする人には、あまり興味は持てないものです。

 全然嫌いではないし友達だと思ってはいるけど、会うたびに同じ話しか出てこなかったり話す内容が愚痴や悪口や下品な下ネタばかり、という人とは数年に一度会うくらいでいいや、ってなりますよね。まぁこういう場合、その人は友達というよりも「同級生」「以前親しくしていた仲間内の一人」という認識になっているのでしょうけど。。

 改めて誤解のないように説明すると、「人に興味がない」というのは中身のない薄っぺらい人やそういった行為、人としての心を欠くような人間には興味がない、という意味です(でも世間的にはそういう人たちはしばしば注目を集め、賞賛されたりします)。自分自身が凡人だから言えることでもありますが、たとえ表立って秀でたものがなかろうが人として真面目な方というのは、それだけで敬意を持って接するに値する人であると考えています。

comment

  1. RRR より:

    INFJ 5w4の女です。

    “自分がレアなタイプだって分かってるのに
    世間一般の価値観に合わせる必要が
    どこにあるんですか?”

    という一文にとても励まされました!
    ありがとうございます。

    そして、陰ながらいつもINFJの深い考察を
    されてるこちらのブログを見て同士よ…!
    と思っておりました。

    数少ないINFJにとって、
    同気質の方の人生経験のお話ほど助けになるものは無いので、ブログの更新が嬉しいです。

    • すごく嬉しいです……

      さすが、同じINFJ(エニアグラムもですね)ということで琴線に触れるポイントというものをよくご存知で(笑)
      こちらこそ、そんなふうに言っていただけると本当に励みになります。

      今回は外に向けて書きつつ、同時に自分自身に向けて言い聞かせてもいるような内容だったので
      本人がちゃんと成果を出してそれを示せるようにしたいと思います〜。

      こうやって有難い反応をいただくと「自分と同じような人は世の中に存在している」ということが改めて分かって大変心強く感じています。
      ありがとうございました!

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