映画『ゾンビランド』──日本の俳優でジェシー・アイゼンバーグ的な立ち位置の人って誰だろう

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 タイトルからして馬鹿馬鹿しい(いい意味で)コメディ映画『ゾンビランド』はWOWOWで最近見た映画のひとつです。日本公開は2010年7月だったそうですが、その頃は映画を見にいく余裕がなかったんですよねぇ…2008年からの不況でリビングデッド化していたのがようやく少しずつドーン・オブ・…じゃくて持ち直してきた頃です。…ってそんな話はどうでもいいですね(笑)。

 

 見るからにゾンビが蔓延した世界で真っ先に餌食になりそうなジェシー・アイゼンバーグ扮するコロンバスは「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」を作り、それをちまちまと実践することでひとり生き延びてきた。だがある日、見るからに強そうでワイルドで話が合わなそうな男・タラハシーと出会い、二人で行動することになる。

 

 そしてとある大型スーパーの中でウィチタ(エマ・ストーン)とリトル・ロックの姉妹にすっかり騙され武器と車を奪われるが、その後もっと大量の武器を発見し意気揚々と再出発する。

 

 がしかし途中でまたもや姉妹に出し抜かれて再度武器を奪われる(笑)。なお姉妹は元プロの詐欺師であった……

 

 しかしこんな世の中だし、人間同士が騙し争っても仕方がない(ウィチタ美人だし)というコロンバスの説得で、とりあえずは協力してそれぞれの目的地まで向かおうということになり…。

 

 というのが前半のおおまかな展開ですが、まぁコメディなんで(コメディじゃなくてもだいたいそうですが)主人公はどんだけきわどい状況でも噛まれずに無事生き延びるのに対し、途中立ち寄ったビバリーヒルズの豪邸の中で、ひとりゾンビ化を免れて生き残っていたビル・マーレイ(本人w)は、わざわざゾンビメイクで突然の来客を出迎えてくれたのに、周りの空気を読む余裕もないビビったコロンバスにショットガンであっさり撃ち殺されてしまうことに。。

 

 つーかなぜそこで一番やっちゃいけないコスプレをするのかwという話ではありますが、さらに屋上に運ばれる際にもドアの横に頭をぶつけられてしまったりと、最後まで残念セレブとしての役目を果たしたのでした(笑)。

 

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 それにしてもジェシー・アイゼンバーグってああいうキャラ・風貌のわりに(すいません)やれエマ・ストーンだのクリステン・スチュワートだのと、ずいぶんとまぁキレイどころと付き合う役が多いように思うんですけど、アメリカ国内でのこの人のキャラってどういった扱いなんでしょうかね。。ゾンビに喰われるとか以前にスクールカーストの上にいる連中からボロクソに扱われそうな印象ですが(笑)、それでも彼女がめちゃ可愛いという設定は割とリアルにあることなのか、それとも単なるオタクの理想なのか……

 

 そしてこのキャラを日本の俳優に置き換えると誰が一番近いのか、ちょっと気になるところです。名前を挙げたい人がいなくもないですが違うと言われそうなのでやめます。

 

 

 また「オタクの理想」ということで言えば、この『ゾンビランド』もそうだし『小悪魔はなぜモテる?!』なんてまさにその極みみたいな感じですけど、もしかしてエマ・ストーンってその「オタクの理想」的なキャラなんでしょうか。美人なのに気さくでオタクを見下したりせず、他の人たちと同じように接してくれるエマちゃんマジ天使、みたいな? ……分かりませんけど(笑)。

 

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 あとクリステン・スチュワートについては(ってかゾンビランドと関係なくて恐縮です)個人的には美人かどうかっていうよりも『ランナウェイズ』でのジョーン・ジェット役が格好良くてそっちの印象が強いです。まぁジョーン・ジェット自身が格好いいので映画の中でも格好よく描かれるのは当然なんですが、映画の中で最初から最後まで全くブレずにロックだった人がジョーン・ジェット、という描き方も良かったのではないかと思っています。

 

 周りの人たちが軸がブレてどんどん不安定になっていく中、最後までブレずに自分の生き方を貫いている人が格好いい、という映画でいえば『桐島、部活やめるってよ』なんかもすごくいいですよね。(さらに話がズレてますがゾンビ繋がりということでw)

 

 最後にちょっと話を戻すと、姉妹を助けに行く際にデカいバイクに乗って格好良く出発、というところでいきなりヨタって目の前の植え込みに突っ込むというベタな笑いは案外嫌いではありません。

 

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