『ツイン・ピークス ザ・リターン』第10章の曲とネタバレしない程度の超限定的な感想

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 録画したままどんどん溜まっていく映画をよそに、気がつけば吹き替え版と字幕版の両方を毎週見ている『ツイン・ピークス ザ・リターン』、第10章までを見た時点ではめちゃめちゃ面白いです。。。

 

 というか正直この展開はツイン・ピークスじゃなかったらとっくに見るのを止めてると思うんですが、過去のドラマシリーズと映画『ローラ・パーマー最後の七日間』ではっきりしなかったところが補完されそうだったり、軽い扱いだったのにここで関わってくるの?という人の名前が出てきたり、出ないだろうと思っていた人が実際に出てきたりと続編ならではの楽しさが多くあって面白いのです。

 

 また第2章からはラストがバンドのライブシーンで締められていて、展開としては謎が積もっていくばかりでモヤッとなりそうなところをその回のエンディングへの導入がライブのシーンと決まって?いる分、うまく落ち着く終わり方になっているのが巧いなと。ちなみに2~10章のうち1回だけそのパターンじゃないエンディングの回がありましたが、これは相当な問題回で「あれ、『2001年宇宙の旅』かな?」と思うような……いや、まぁこれはここまでにしておきます。

 

 で、今回のバンドのシーンですが、歌はRebekah Del Rio『No Stars』。クレジットを見ると作詞とプロデュースにデヴィッド・リンチの名前があったのですが曲自体は2011年のアルバムからだそうです。Rebekah Del Rioという名前が思いっきしスペイン語圏の名前なのでふぅんと思って聴いていたら途中でスペイン語の歌詞が挟み込まれていました。英語の箇所はもちろん私には追いきれませんが(追記:と思ったらそんなことなかったw)、スペイン語の箇所だけ何度か繰り返し聴いて書き出してみました。

 

 一部ドラマの中で聞こえるのとオリジナル曲の動画とでは違って聞こえたんですが意味はどちらもほぼ同じ感じかと。あとネットに上がっている歌詞は少なくともドラマのほうで聞こえる歌詞とは違っているのであくまで自分の聞き取りということで。

 


En tus palabras y en tus besos tus besos

Abajo de una noche llena llena de estrellas

 

Yo vi en tus ojos yo vi las estrellas

Pero ya no hay ya no hay estrellas

pero ya no hay ya no hay estrellas

 

あなたの言葉の中、あなたのキス、あなたのキスの中

星たちに満たされた夜の下

 

あなたの瞳の中に私は見たの

星たちを見たの

でもそれはもうないの 星たちはもういないの

でもそれはもうないの 星たちはもういないの


 

 歌詞っぽくするため直訳から少しだけ外れましたがこんな感じです。ツイン・ピークスでこういう曲だとなんか意味ありげに聞こえるから不思議(笑)

 

 ところでここまで見てきて、ナオミ・ワッツのややオーバーな演技が個人的になかなかツボにはまっております。いつもイライラしているような喋り方&のしのし歩きがいちいちオモロいんですが、やっぱりあちらの主婦にはああいうおばさん(に片足突っ込みはじめた年齢の方々)っていっぱいいるんでしょうかね。まぁもし沢山いたとしても絶対あんなルックスじゃないと思いますけど。。今回の第10章は表情での演技が肝だったんですがこれがまた分かりやすくて面白かったです。

 

 あと新キャラのひとりにFBIの若い女がいるんですが、毎回やたらぷりぷりくねくねしてるのが気になります(笑)。あれは一体何アピールなんでしょうか…

 

 

※追記&修正:前に載せてた動画が見られなくなっていたようなので別のリンクに替えました。

 

 

着ている服の柄が気になりますね!(笑)

後ろは赤いカーテンだし。

 

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