シリーズ第1作目の『ダイバージェント』は「無欲」「平和」「高潔」「博学」「勇敢」という5つの派閥に分けられた世界で、ひとつの属性に当てはまらない「異端者=ダイバージェント」であるトリスとフォーが「博学」によるクーデターを阻止することに成功したところで終わりました。
それに続く2作目の『ダイバージェントNEO』は、クーデターを阻止された「博学」のトップである首謀者ジェニーンの指揮のもと、逆に反逆者扱いされた二人がトリスの兄ケイレブとフォーの父マーカス、そして清々しいほどに信用できない男wピーターとともに、「平和」の居住地に身を寄せているところから始まります。
つーかなんでピーターもいるんだよw
全ての人が属性分けされた世界で、そのどこにも属さない特殊な存在「異端者=ダイバージェント」として危険視されたトリスが、実はそれ以上に大きな秘密と人類にとって役割を持った存在であったことが今作で明らかになります。
また同じ「異端者」(映画だとその辺が曖昧ですが)ながらトリスほどの特殊性は持ってはいないように見えたフォーは、前作では(悪く言えば)彼女を導く役目としての男──であるように思われましたが、実は彼自身もまた生い立ちから特殊であり、この物語のなかで運命的な役割を担っている選ばれし者であったことが今作で判明することに。
「5つの派閥」と言いながら…
前作ではまるで不良品や廃棄物のような扱いでしかなかった「無派閥」と呼ばれる人たち。
そもそも個人の生まれ持った特性をもとに全人類を5つの派閥に分類して──という設定なのに、最初から「それ以外」が存在するという時点でいろいろ無理があるように思われるシステムですが、「勇敢」の試験に脱落したものが行き着く先でもあるということから、もし彼らが統率が取られた集団であったなら、社会において非常に危険な存在と成りうることは明白です。
権力側からしてみればむしろ「異端者」よりも怖い存在なのでは? と突っ込みたくなるところではありますね。
そして実際に今作では、そんな「無派閥」のならず者集団の実態と彼らを統率するリーダーの存在が明らかになりました。
ホームレスのならず者集団のリーダーがなぜ…
そんな「無派閥」というならず者集団を率いているのは、一体どんな強面なのかと思いきや……
ナオミ・ワッツ。
めちゃめちゃ美熟女。
んなアホなw
つーかむしろトリスも含めた女性キャラの中で一番奇麗なんですけど…(個人の好みによる感想ですw)
息子役のテオ・ジェームズに合わせてか、瞳と髪の色も変えているので最初この映画を見たときはナオミ・ワッツだと気付きませんんでした。誰だよこの美人は…と。
これがまだミシェル・ロドリゲスとかレナ・ヘディとかシガニー・ウィーバーとかだったら分からないでもないですけどね。(上下の違いはともかく、それぞれ年齢的にフォーの母親役は厳しそうですが)なぜにナオミ・ワッツなのかと。
意志の強さはあるのかもしれないけど、どう見てもフィジカル的な強さは感じられないし、かといってゴリゴリの戦略家というわけでもなさそうなこの人のどこにあのモヒカンをはじめとしたヒャッハーな連中(ってほどの無法地帯でもないのかもw)をまとめ上げる力があるというのか。。
まぁなんにしても「イケメンは親もイケメン、もしくは美女である」ということを映画の中でも証明しているということは納得できました(笑)。
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