映画『ゲット スマート』──この手の映画にもはやあのネタは欠かせないw【あの人に髪があった頃】

映画『ゲット スマート』 ENTERTAINMENT

 以前どこかの映画チャンネルで放送されたときに断片的にしか見られなくて、以来気になっていたこちらの『ゲット スマート』、先日Netflixに上がってきたのでようやくちゃんと見ることができました。こういうベタなスパイ・コメディ映画、嫌いじゃないです。

 この手のスパイ・コメディ映画というと、私の世代なんかだとまず真っ先に『裸の銃(ガン)を持つ男』シリーズが頭に浮かぶわけですが(こちらはスパイではなく刑事)、この『ゲット スマート』の笑いの質もかなり『裸の銃~』に近いものがありました。

 やっぱりこういった設定のコメディ映画だと似たような作りになっちゃうのかなぁ…なんて思っていたら、今作の監督ピーター・シーガルは『裸の銃(ガン)を持つ男 PART33 1/3』の監督でもあったのですね。そりゃ似てくるはずだわw

 『裸の銃~』のほうはとにかく笑わせるほうに全パラメータを振っていたような映画でしたので(笑)、ストーリーなんかもかなり大味でめちゃくちゃでしたがこちらはその辺はしっかりしています。

 

出演者について

 そして何より出演俳優が豪華。主人公のマックス(エージェント86)役には『40歳の童貞男』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』などのスティーブ・カレル、そしてマックスのパートナーとして共に行動するエージェント99役にアン・ハサウェイ。さらにマッチョな凄腕エージェント23役には今とは見た目もキャラもだいぶ違った印象のドウェイン・ジョンソンが名を連ねています。

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 他にも彼らが所属する秘密諜報機関「コントロール」の“内勤組”仲間のブルース役にマシ・オカ、犯罪組織カオスのシーグフリード役では『スーパーマン』シリーズでゾッド将軍を演じたテレンス・スタンプ(『SW ファントム・メナス』のヴァローラム最高議長もこの人……ってあの頼りない議長ってゾッド将軍の人だったのか〜)などが出演。

 また、エージェント13役としてビル・マーレイがカメオ出演しているのですが、そのことを前もって知らずに映画を見てビル・マーレイが出演していたこと、そしてどこで登場していたか分かった方が果たしてどれくらいいたでしょうか(笑)。

 私ももちろん見返すまで全く気付かず、カオスに次々と消されていったエージェントの一人かなぁ…なんて予想していたのですが、そのエージェント13とは

 

「木の中の男」

 

 でした(笑)。あれがビル・マーレイだったのかw ってかこの人『ゾンビランド』とかでもそうでしたけど、なんでこういった変なチョイ役を好んで受けるのか(笑)。

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 アン・ハサウェイが演じた「エージェント99」というキャラクター自体は、至極まともで能力も高いエージェントなので基本的にほとんどコメディに関与しない役でしたが、だからこそその隣でいつも変なことになるマックスが際立って面白くなるのでしょうね。

 マックスと共に過ごした短い時間を回想するシーンで、頭をよぎるのがどれもこれもろくな場面じゃないのは笑えましたが、それも回想シーンなので本人はいたって普通に演技していただけという。

 またパーティに潜り込んたときの出で立ちがなかなかイケてて流石といった感じでしたが、髪型とドレス姿がどことなく格闘ゲーム『鉄拳 TEKKEN』シリーズのアンナ・ウィリアムズっぽいなと思いました。

 最近なぜかこの『鉄拳 TEKKEN』シリーズの動画をYouTubeでよく見ていて(『鉄拳 TEKKEN』は3まではめちゃくちゃやり込みましたが4までやって離れました)、コメント欄を読むと外国人にはこのアンナ・ウィリアムズ推しがかなり多いようでちょっと意外でした。あの髪型とチャイナドレス、向こうの野郎どもにはそそるルックスなんでしょうかw

映画『TEKKEN -鉄拳-』のアンナよりもアンナっぽい

 

 一方、今や超売れっ子のドル箱スターであり、本人の人望も厚いのか「未来のアメリカ大統領」なんてことも一時期言われたりしていたらしいドウェイン・ジョンソンのほうはというと、今のキャラになる前の出演作ということでだいぶ見た目が違っています。

 今こうして昔のドウェイン・ジョンソンを見ると、若くて髪があってマッチョ具合も(ある意味)程よいこの頃よりも、今のほうが圧倒的にイケてるというのがよく分かりますね。この頃はまだ自身のストロングポイントというか、ドウェイン・ジョンソンという男の魅力とは何か──というところに辿り着けていなかったのかもしれませんね。逆に今のスタイルとキャラクターになってからは無敵といった感じですが。

 ロック様の頃より身体がデカくなって頭もツルツルになってるのに人当たりが良さそうでジョークも通じる面白い男…ってそりゃあ人気も出るでしょーよ。

 

欠かせないベタな要素

 本来国家の秘密機関のエージェントというものは、屈強な肉体と高度に訓練された銃さばきや格闘術を武器にミッションを遂行していくものですが、スパイ・コメディ映画の主人公は常に斜め上をいく奇想天外な方法で数々のピンチを乗り越えていきます(笑)。

 レーザーが張り巡らされた広間を通り抜ける場面では、ついこの間までスーパーデブだったマックスの意外な身のこなしを見せられることになりますが、あの妙に軽やかな動き

 

あれれ、これと似たような展開…どっかで見たようなw

 

 またテーブルに突っ伏した状態で失神しているシュターカー(シーグフリードの部下)を後ろから抱えるようにして動かそうとしているのを見張りの男に見られてしまうが、角度や位置関係、動きなどから男同士でナニをしていると勘違いされて事なきを得る──という場面は、もはやこの手の映画ではお約束となった感があります(笑)。

 

 男の倒れ方などから「これ絶対そのネタやるための前フリだろww」と分かっているのにやっぱり笑えるというw

 

 まぁ昨今の度を超したポリコレと、何を言っても揚げ足取りや言葉狩りですぐに吊るし上げられてしまうこのご時世、余計なことは言えませんけどね。でも笑えるんだから仕方がない。

 

 つーかどんだけ好きなんだよこのネタw

 

 その他、奥歯に仕込んだ無線での会話の音がデカ過ぎるところや、会話が外に漏れない装置が全く作動していなかった等、実にコテコテでかつ当たり障りのない笑いも散りばめられています。

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