三崎町三丁目通信

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映画『ベイウォッチ』──ビーチと音楽とスローモーと筋肉とぷるんぷるん【ざっくり感想版】

投稿日:2019年8月20日

 もともとのドラマ版も含めて『ベイウォッチ』に関してはほぼ何も知らなかったんですが、映画を観に行ったあとにしばしば感想をメールし合っている先輩と『アクアマン』についてやり取りしていたところ、「アクアマンとメラが追手から逃げて陸に上がるときの音楽&スローモーが『ベイウォッチ』っぽい」といった感想をいただきました。

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 ベイウォッチを知らなかった自分は、その場面についてはレビューにも書いたように「ワイスピっぽい」と感じたのですが、そのメールを読んでから気になっていたのでNetflixに映画版のほうを見つけたタイミングで見てみることに。

 

 

海と音楽とスローモーと筋肉と乳と尻

 なるほど…。『アクアマン』のあれ、まるっきりベイウォッチですね(笑)。もちろんワイスピっぽくもあるんですけど。要するにお約束。

 ビーチでビキニとマッチョが躍動wする能天気系の映画の演出ってみんなこんな感じですよね。ゴキゲンなサウンドをバックにホットな美女たちをスローモーションで舐めるように撮っていく……もう最高じゃないですか(笑)。

 アメリカンなビーチの風景って言ったらやっぱりこういうのですよねー!っていう期待通りのぷるんぷるんな絵面。このあとピラニア頭がいくつもあるサメに喰われようが、ピアノで謎ポエムを弾き語る成り上がり系ギャングに懐柔されて抗争に巻き込まれようが、次の日にはまた別のホットな美女がスローモーでビーチに現れるのです。たぶん。

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ぷるんぷるん。

ロニーのハッピーエンドを願いながら

 主人公ミッチ・ブキャナン役のドウェイン・ジョンソン(筋肉)が、ザック・エフロン(筋肉)扮するマット・ブロディのことを、ひと昔ふた昔前のアイドルグループの名前であったり、ザック・エフロンの代表作のタイトル(『ハイスクールミュージカル』)で呼んでいたりしていましたが、何とか聞き取れる単語と字幕との違いに気が付かないとせっかくの笑わせポイントもさらっと流れていってしまうので気が抜けません。…いや本当は最初から最後までほとんど何も考えずに見ていましたけどw

 あとはビーチが似合うとは言えないオタクキャラのロニー(ぷよ肉)とC.J.パーカー(ぷるんぷるん)とのやり取り(主に下ネタ)が、こちらも王道ジャンルである“青春お色気おバカ映画”(勝手に命名)の典型といった感じで笑えました。

 でもその「王道」映画と違うのは、何だかんだでロニーがしっかり活躍することとC.J.も最初からまんざらでもない様子であることで、さらにこういったマッチョが主役のビーチ映画(なんだそれはw)でのオタクキャラは基本的にストーリーから外れたところでガヤつく程度なのに対して、こちらは最初から最後までストーリーの本流にわりと大きく絡んでくるので存在感ありまくりでした。

 そんなわけで気付いたら「とにかくロニーがハッピーエンドとなりますように」と願いながら見ていたのでした。笑いながら(笑)。

 ロニーの野郎、いつの間にか体毛の処理までして色気づきやがって!w でもおめでとうww みたいな。

 

 

無理して真面目に振り返ってみると…

 こちらの『ベイウォッチ』は「とにかく余計なことは考えず、ビールでも飲みながらゲラゲラ笑って見ればいい」というのが正しい楽しみ方の映画ではないかと思います。

 人によっては途中で猛烈に筋トレをしたくなるかもしれません(笑)。

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筋肉。

 ですが、一応レビューということでここはちょっと無理して真面目に振り返ってみると、かつての人気ドラマシリーズの映画化ということで、オリジナルのドラマシリーズのキャストがおいしいところで出てきたりと、元のドラマのほうもある程度知っていないとネタ元が分からなくて勿体なく感じる部分もありました。

 また先述した、ザック・エフロンの役名をいちいち違う言い回しで呼ぶところのように、ドラマや映画ネタでいろんな比喩が出てくるようなので、字幕だけだと本来?の「会話の軽さ」みたいなのが分からないというのもあります。

 例えばベイウォッチの面々がリーズ主催のパーティに偵察に乗り込んだとき、任務を果たさず飲みまくっていたマットとミッチが口論になる場面で、マットがミッチに

You're not the f×××ing Equalizer.

という台詞がありました。この部分、字幕では

(あんたは)正義の味方でなく ライフガードだ

 となっていたんですが、この「Equalizer」はデンゼル・ワシントン主演の映画『イコライザー』のこと、ですよね? やっぱり。

 …みたいなのがいっぱい出てくるようなので、英語が得意な方や、単にヒマな方wはそういうところも意識して見てみるとより楽しめるかもしれません。

 

 あと最後に少しだけ気になった点として、この映画のヒロインって一応サマー・クインなんでしょうけど、全然ヒロインとして目立っておらず、ロニーとセットで脇役なはずのC.J.パーカーのほうが俄然印象に残るキャラだったような。

 まぁ最後のパメラ・アンダーソン登場のところからしても、目立ち方の序列的にはそれでよかったのかもしれませんが。

 

 

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三崎町三丁目通信の主筆・Kです(個人運営ですが)。映画の感想を中心に、趣味で続けているスペイン語学習(DELE A2取得で止まっています)と最近始めた英語学習のことなどを書いています。本業はフリーランスのグラフィック&エディトリアルデザイナー。びっくりするくらい将棋が弱いです。

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