【MBTI】メンタルの不調と食の関係について:前編──主な問題と変えるべき点【解説編】

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 MBTIで分類される16の性格タイプの中には、

 

考え過ぎ

気を遣い過ぎ

周りからどう見られているかを気にし過ぎ

基本的にネガティブ思考

将来起きるかもしれない可能性を先取りして不安になる

 

 といったような特徴を持つタイプが存在するようです。ちなみにINFJの私は、30代の頃まではこの中のひとつを除いて全部当てはまっていたように思います。でも年を取っていくに従って「考え過ぎ」「周りからどう見られているかを気にし過ぎ」といった傾向は控えめになってくるので、若い頃よりも精神的には楽になってきます。そういうのはそもそも疲れるし面倒くさくなってきてどうでもよくなってくるんですね(笑)。

 

 

 ただしこれらの特徴が当てはまりやすいタイプの人はもれなくこういった状態になる、というわけではありません。潜在的にそうなりやすい特徴を持ってはいるけども実際にはそれなりに健全に過ごせている──という人は大勢いることでしょう。

 そしておそらくこれらの項目に当てはまる人の多くは内向型で、さらに限定するとINxxタイプの人に多く見られる傾向ではないかと推測します。

 では外向型はこういうメンタルの病み方はしないのかというと、こちらも必ずしもそんなことはないように感じます。

 上記の項目の幾つかに当てはまるタイプ(例えばESFJENFJENFPなど:あくまでも私個人の観察による推測です)もいます。ただし病みの表れ方は内向型とは異なるのかなとは思いますが。

 またESFPのようなタイプの場合は気分のアップダウンが激しく、落ち込むときは分かりやすくドーンと落ちているように見えます。やはり喜びの源を断たれるような環境で、翼を奪われた状態に長く置かれたりすると一気に病んでしまうのでしょうか。

 当時はMBTIというものを知りませんでしたが、今思い返してみると2020年に厳しいロックダウンを経験した海外の外向型タイプらしき人たちは、たしかにしなびた葉物野菜みたいに弱っていた人が結構いたような気がします。当時いろんな海外のYouTube動画を見ていて

 

やっぱり西洋人は外で人と会ってウェーイっていう生活が出来ないと耐えられない人種なんだろうか

 

 などと思ったものですが、そんなふうに動画でアピールするような人は単に外向型なだけで、実際には粛々と2019年までと変わらない生活を送っていた内向型の西洋人もたくさんいたことを、MBTIというものを知って気付くこととなったのでした。

 …といってもどこかに書いてあったデータでは外向型のほうがやはり数としてはかなり多いようなので、内向型が陥りやすいメンタル不全は海外ではまだ少数派なのかもしれませんが。

 

 

 では翻って日本ではどうなのかというと、これが奇妙なことに上記のようなメンタル不全を抱えている人のほうが明らかに多い印象なんですよね。。

 日本も西洋諸国ほどではないにせよ、全体でみれば外向型のほうが多いはずなのに(もし違っていたらすみません)、まるで内向型の特徴が社会全体の基本OSとなっているかのような雰囲気すら感じます。

 謎の同調圧力によって、本来そこまでネガティブに傾いていない人までもが周囲に合わせて病み属性を持ってなきゃいけないかのような空気を感じますし、うっかり幸せアピールでもしてしまった日には妬まれて陰湿に攻撃されてしまったり…。

 誰が幸せになろうがなるまいが、そのことと自分の人生とは何の関係もないのに、なぜ妬ましく思うのか私には全く理解できないんですが、誰かの幸福を妬んだり誰かの不幸を喜んだりする人が現代の日本には異様なほど多く見られます。この現象は一体何なのでしょうか。

 冒頭で並べたようなネガティブな特徴を持つ人もいささか病み気味でではありますが、人の不幸を喜んだり、赤の他人が間違いを冒して社会的制裁を受けるのを見て溜飲を下げるような人の不健全さは、近い将来の社会崩壊を感じさせるレベルです。決して大袈裟な感想ではなく。

 

 

 ではそういった傾向も何もかもが、全てMBTIによる性格タイプの特徴や心理機能の働きで説明できるのか?というと、個人的にはそれも違うと考えています。さすがに何でもかんでもそこに当てはめるべきではないのかなと。

 MBTIネタで書いているので一応そこと結び付けていますが、私は現代日本人が多く抱えているさまざまな不調の原因として

 

日常的に何を食べ、飲んでいるか

 

 ということが(各個人が自覚している以上に)大きく影響しているものと考えています。

 

 というわけで今回は日々の食事が精神面に与える影響について書いていこうと思いますが、長くなったので2回に分けました。

 まずこの前編では、身体に悪いとされる食生活がメンタルにも大きな影響を与えているということの根拠を具体的に説明するとともに、では何を変えていけばよいのかという提案についても解説していきます。

 そして次の後編では、私と私の知人・友人という、ガチのおっさん達(笑)が長年送ってきた食生活と、その影響と思われる現在の様子などを紹介するとともに、おまけ的な小ネタで

 

誰でも安く手軽に簡単に作れて栄養価も非常に高い野菜

 

について書いていこうと思います。

 

【MBTI】メンタルの不調と食の関係について:後編──不健康な食生活を送ったおっさん達の末路【具体例編】
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