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【ネタバレ度・中】映画『アクアマン』──『ジャスティス・リーグ』がダメだった人も、見ていない人も楽しめる

個人的には『ジャスティス・リーグ』は(やはり…といった感じで)今イチでした。ですので、このアクアマンの単独作品についても全く期待をしていなかったのですが、予告編を見たら「あれ、なんか面白そうじゃね?」と気になり、さっそく観てきました。 で、...
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【PR】映画『蜘蛛の巣を払う女』──オープンソース化したリスベット【ネタバレなしの感想】

スウェーデン発のベストセラー小説『ミレニアム』シリーズを映画化した「ミレニアム3部作」(『ドラゴン・タトゥーの女』『火と戯れる女』『眠れる女と狂卓の騎士』)のヒットを受けて、デヴィッド・フィンチャー監督によるハリウッドリメイク版『ドラゴン・...
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【様式美の世界】映画『ジョン・ウィック:チャプター2』──「分かってる者同士のやり取り」が最高!

前作『ジョン・ウィック』のレビューはこちら↓です。 キアヌ・リーブスの新たな代表作のひとつとなった『ジョン・ウィック』の続編が登場! しかも前作のラストから5日後という、勢いやスピード感を全く緩めない展開で始まる『ジョン・ウィック:チャプタ...
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【理由は犬】映画『ジョン・ウィック』──始まって15分で観客から許可が下りる

静かに暮らしていた元殺し屋の男が封印していた武器を再び手に取り、たったひとりでロシアンマフィアを全滅させる。理由は愛犬を殺されたから── 復讐劇の映画には今まで色々なものがありましたが、これほど単純明快かつ理由として完璧に成立するものも珍し...
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【トリコロール三部作】映画『トリコロール 赤の愛』──“博愛”が3つの物語を包む【ROUGE】

クシシュトフ・キェシロフスキ監督が「トリコロール三部作」の最後を飾る物語の主人公に選んだのは、'91年の『ふたりのベロニカ』に続いての起用となったイレーヌ・ジャコブ。 フランス国旗の三色である「青・白・赤」──青は「自由」、白は「平等」、そ...
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【トリコロール三部作】映画『トリコロール 白の愛』──“平等な愛”というものは存在するのか【BLANC】

ジュリエット・ビノシュ主演の『トリコロール 青の愛』に続く、ポーランドのクシシュトフ・キェシロフスキ監督による「トリコロール三部作」の2作目は、フランス国旗の真ん中の色である「白」と、国旗のなかの「白」が意味する「平等」がテーマの『トリコロ...
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【トリコロール三部作】映画『トリコロール 青の愛』──辿り着いた“自由”とは「解放と再生」か【BLEU】

人が自由であることは可能か?彼らは本当に平等を欲しているか?そして博愛の精神を持っているか?さらに言えば、私は“三つの物語”にも興味がある……。 クシシュトフ・キェシロフスキ (パンフレットより) ポーランドのクシシュトフ・キェシロフスキ監...
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映画『PUSH 光と闇の能力者』【ざっくり感想版】

ずいぶん前にテレビで見た映画でしたが、Netflixにあったのでまた見てみました。 特殊能力者と悪の組織(ここにも特殊能力者がいる)が戦う物語は幾つになっても好き、という方は多いのではないかと思います。日本でも古いものだと『NIGHT HE...
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映画『LUCY/ルーシー』【ざっくり感想版】

正直に申しまして、なんとなく観に行った映画でした(笑)。で、見終わった感想も控えめに言って「やっぱり今イチだったわ…」というものだったのですが、ザ・シネマで放送されていたので改めて見てみたところ、映画の善し悪しはともかく、取り扱っているテー...