【世界陸上】女子やり投げ・北口選手の優勝を報じるチェコのメディア、そして走高跳の小ネタなど【VPN】【PR】

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 野球やテニスなど、最近スポーツの世界では何かと縁のある日本とチェコ。

 チェコは元々やり投げ競技の強豪国で、女子のほうだと2008年にチェコの選手が出した世界記録72.28mが現在でも破られていないようなのですが、今大会では残念ながら出場した3選手は皆予選を通過できませんでした。

 そんなわけでチェコの人たちにとっては寂しい決勝となった女子やり投げ競技ですが、どうやら日本の北口選手の優勝は興味を引くものだったようです。

 チェコの放送局のサイトでもこのようにいくつかの記事が動画付きで出ていました。

 

 

どちらも顔のところに再生マークが被っていて恐縮です…

 

その中からDeepLで翻訳したものを一部分だけ引用します。

 

 

北口榛花のおかげで、やり投げの金メダルも少しチェコのものになった。この日本人選手はドマジュリツェに住み、デイビッド・セケラックの指導のもとで5年間トレーニングを積んできた。レース後のインタビューもチェコ語で行われたが、彼女の言葉によれば、66.73メートルで優勝したときのことは何も覚えていなかったという。

予選で燃え尽きたチェコのやり投げ選手たちがいない中、ブダペストのチェコ・ファンのお気に入りは彼女だっただろう。昨年の銅メダルの後、彼女は世界のトップ選手であり、世界ナンバーワンのやり投げ選手だった。

 

 

 

彼女は陸上競技のために、生まれ故郷の日本を捨ててチェコにやってきた。「チェコには友達も家族もいないけど、コーチの家族がすごく助けてくれる。それから、一緒に練習している若い人たちもね。トップに立つと、いつもいいことがあります」と彼女は言った。

(中略)

チェコ共和国とのつながりもあり、笑顔の日本人は決勝の間、世界記録保持者のバルボラ・シュポタコヴァから声援を受けていた。「彼女はファイターであり、歴史を作った。大成功です。彼女は6投目で素晴らしいパフォーマンスを見せた。とても良かったし、チェコのトラックも良かった。もちろん、私たちのやり投げの選手がいれば、もっとよかったでしょう」とシュポタコヴァは語った。

「ポテンシャルがあり、腕もいい。ドマジュリツェに住むと決めたとき、彼女は多くのことを犠牲にしなければならなかった。彼女はデイビッドの言うことを時計仕掛けのように聞いている。彼らは秩序があり、それが実を結ぶのです」

 

 

 日本でも北口選手がチェコ語でインタビュー受けている映像が話題になっていましたが、チェコのメディアでも好意的に受け取られていたようです。自国を拠点にして自国のコーチに指導を受け、そのコーチともっとコミュニケーションを取れるようにとコーチの母国語であるチェコ語を勉強し、インタビューの受け答えまで出来るようになった選手だからこそ、今回の優勝を温かく祝福してくれたのでしょう。

 

 

 ちなみに先ほどの記事の中には次のようなことも書かれていました。小さなことなのかもしれませんが、こういった背景があることも知っていると今回のチェコでの取り上げられ方に対する印象がより深まるかもしれません。

 

 

4年前、ドーハで開催された世界選手権で、チェコのやり投げ選手たちは予選で当時まだ若かった北口を圧倒し、日本人はチェコの国旗を顔にペイントして決勝を観戦した。そして今、チェコのセケラック監督は、日出ずる国の国旗をあしらったTシャツを着て祝福した。

 

 

 ちなみにちょうどこれをまとめている8月30日に、セケラック監督が今大会ではなく2年後の東京大会に照準を合わせていたといった内容の記事がヤフーに出ていましたが、それがまさに上記の記事に書かれていたものでした。全くの一般人である自分が見つけたものと、メディアの記事(これは東スポWEBのもの)として出ているものの一次情報が同じというのもなんだか面白いです。もちろんそこからどういった内容でまとめるかには素人とプロの間には大きな違いと差があるわけですが(笑)。

 

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女子走り高跳びについての小ネタ

 競技が始まった時間が日本ではド深夜…というかもはや早朝だったためほとんど見ることができませんでしたが、陸上の国際大会での人気競技のひとつである女子走り高跳びで、ちょっと気になっていた人がいました。

 7月に行われた(開催地はフィンランドだったような…)U23のヨーロッパ選手権?で優勝したキプロスのツインテールの子が妙にインパクトがあって目立っていたので、この世界陸上ではどうだったんだろうかと思ったら、結果は13位だったようです。そのU23の大会での記録を憶えていないのがもどかしいところですが、たしか1m90台前半か半ばあたりだった気がします。

 

 

 

 今大会での優勝記録は2m01ということで記録としては良くはなかったようですが、それでも2m台を飛べたということと、優勝したのが2m06という歴代6位タイの記録を持つマフチク選手だったということで見応えのあるものだったのではないでしょうか。(見てないのであくまで推測)

 ちょうど競技が行われた数時間前にYouTubeで第12回ベルリン大会でのブラシッチとチチェロワ、そして地元ドイツのフリードリヒ(彼女も自身の最高記録はマフチク選手と同じ2m06)の三つ巴の激戦を見てしまったので、どうしてもそれと比べると今回は地元選手が優勝争いの場にいないし記録も低めということで印象の薄いものに感じてしまうのは仕方がないところなのかなと…。というかブラシッチ全盛のこの時代はベルリン大会の前にあたる大阪大会も面白かったですからね。

 

 

 というわけでVPNを導入してからすっかり海外の国営放送のお世話になっていて、先日まで行われていたサッカー女子W杯をはじめとしてヨーロッパで開催される陸上大会や、日本のテレビではほとんど放送されることのないU-23やU19などのサッカーの世界大会などなど、様々なスポーツの大会を無料で視聴する日々が続いています。

 また欧州サッカーも各国リーグの試合結果もまとめて見られますし、例えばドイツでは日本で言うところのJリーグタイムのような詳細なハイライトが見られる1時間番組なんかもあるので、ABEMAで無料で見られるプレミアやブンデスリーガの中継と合わせれば自分的にはそれで十分かなという感じです。

 スペインのラ・リーガの試合速報もこんな感じで色々見られます。

 

 

 VPNを通さないとこのように映像を見ることができませんが…

 

 VPNでその国のサーバに接続することで見ることができます。

 

 私は主にスペインとドイツの放送局を見ているのですが、先週末にスペインで開催されていた新体操の世界大会を最後のほうだけ少し見てみたら、閉会式でフィギュアスケートの大会みたいに各種目で優勝した選手(またはチーム)によるエキシビジョンみたいなのが行われているのを初めて知りました。開催国のスペインはフラメンコを取り入れたプログラムでしたが、他にもブルガリアやエジプト、ブラジルなどはそれぞれの伝統衣装やその国独特の文化を盛り込んでいてすごく面白かったです。

 個人的には新体操(とくに団体種目)は

 

「そんな人間離れした技できる訳ないって!絶対無理だって!!」

 

 とハラハラしてしまってとても見ていられないので、オリンピックとかでもほとんど見ないからよく知らないんですよね(笑)。輪っかが転がっていったり投げたボールやリボンをキャッチできなかったりするのを見るといたたまれなくなってとてもじゃないけど楽しめないというか。。。

 

 ちなみにそのスペインの放送局tveでは現在『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が無料で見られます。もちろん日本語字幕はありませんが、英語やスペイン語を話せる人や勉強中の人などは楽しめるのではないでしょうか。私は以前にアマプラのレンタルで見ているので、台詞が少ししか聞き取れなかったりスペイン語の字幕も簡単なものしか理解できなくても十分楽しめました。無料ですし。

 VPNは私が使用しているMillenVPNだと2年プランでは税込で月額396円、1年プランでも税込で月額594円となっています。

 

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 元々はフリーWi-Fiを使うときのセキュリティ対策が目的で導入したVPNですが、今では完全に海外の放送を見るのがメインの目的と化しています。スポーツ以外でもその国の文化や現在の姿を知ることができるドキュメント物とか紀行物なんかもすごく面白いです。Chromeで日本語翻訳にした状態で見ると、接続先のサーバの具合がいいときはリアルタイムで字幕をバンバン日本語訳してくれるので非常に便利です。

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