三部作のパンフレットに共通するもの
ところでこの『ビフォア三部作』のパンフレットは、上の画像を見ても分かるように判型もテイストもそれぞれ全く異なっているのですが、ひとつ共通しているものがあります。(といっても他の映画では全く見られないものというわけでもないのですが)
それは映画の中でふたりが訪れる場所、歩いた場所などをマップと写真付きで紹介しているページがあることです。
次作の『ビフォア・ミッドナイト』はそれほどでもないのですが(笑)、『ビフォア・サンライズ』『ビフォア・サンセット』の2作の舞台、ウィーンとパリのロケーション・マップを見ていると実際に行ってみたくなるのと、映画の中でのふたりが思い出されてなかなか良い余韻に浸れます。
他の2作について
本当は『ビフォア・サンライズ』と合わせて2作分書くつもりだったんですが、以前に録画したデータはDVDレコーダーの故障により再生できず、今自分が加入しているサービス内でも見ることができないので前作は今回諦めました。
それを録画した数年前に見直したときの印象は「やっぱり色々と若いなぁ~」といった感じ。さすがに20年近く経ってしまうと色々と遠く感じます……。そして若さには、お金では決して買うことができない自由とか行動力があるんだなぁということを痛感し、その眩しさに目がヒリヒリしたのでした(笑)。
それとは逆に次作の『ビフォア・ミッドナイト』のほうはと言うと、本来ならばほぼ同年代の身として「分かるわ~」という感想を持つべきなのかもしれませんが、こちとら独身……。大好きなこのシリーズで中年の現実を見せられるのは何かとショックが大きくてね…っていうのもあって、正直微妙でした(笑)。また改めて見直してみるとまた違うのかもしれませんが。。
ですがきっとジェシーとセリーヌの物語は先があるでしょうし、将来、人生の黄昏時を描く作品が作られたときにはそこでしか描けない感動作が見られることでしょうから、それをまた今後の楽しみにして待っていようと思います。
4作目はどこで誰と観ることになるのかなー。
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