前編で長々と不健康な食生活がメンタルに与える悪影響について解説しましたが、後編では私と私の知人・友人を例に、不健康な食生活を送ったおっさん達がどのようになったかを取り上げていこうと思います。
若い方は普段どんな食生活をしていても見た目や体調にさほど目立った変化は出てこないのかもしれませんし、
そんなのは歳を取ったら考えるから関係ねーし
別にうまけりゃいいし
みたいな意識でいるかもしれません。もちろん自分にもそういう時期がありましたので食と健康との関連性を軽視するのもよく分かります。それに食が身体に与える影響といっても、気にするのは太ったとか痩せたといった見た目に関することくらいであろうことも想像がつきますし、それも仕方がないことだとも思っています。
私は相変わらずYouTubeばっかり見てるんですが(笑)、ここ最近、2chが元ネタらしい食べ物関係のゆっくり動画がおすすめに出てくるようになりました。動画のネタにするくらいだからいちいちバカで笑えるんですが、それと同時に世の若者の食に対するリテラシーの低さに結構本気で怖くなったりもしています。
以前にもちらっと書きましたが、私自身若い頃は相当ひどい食生活を送っていましたので、決して食リテラシーの低い現代の若者を責めることはできません。
ですが自分自身が通ってきた道だからこそ言えることもありますし、また自分と近い世代の知人で食に無頓着で不健康な生活を続けてきた人がその後どうなったかについても伝えることができます。(シャレにならないレベルの人は取り上げていませんのでご安心ください)
前編にも書きましたが、昔から「人の身体は10年前に食べていたものから出来ている」と言われています。その言葉の具体的な根拠はともかく、実際に人間の細胞は約7年ほどで完全に作り替えられるそうなので、あながち間違ってはいないのでしょう。
ちなみに私は数年前から肉は鶏肉以外食べるのをやめていて、鶏肉もいずれはやめるつもりです。(魚介類は普通に食べています)
牛肉はもうずいぶん前から食べていないので全然詳しくありませんが、豚や鶏の畜産現場(もちろん全てではありません)の環境の劣悪さは想像を絶するものがあります。
このような環境で飼育された動物の肉が果たして安全と言えるのでしょうか。また公式に発表されているような栄養分が本当にそのような肉に含まれているのでしょうか。はなはだ疑問です。
なお肉食の是非については本題から逸れるのでここでは触れません。いつかは書くかもしれませんが、個人が自分の意志で決めることで人に押し付けるものではないし、押し付けて無理矢理変えたところで何も変化は起きませんから。それにそもそも私自身が今でも完全に肉を断っているわけではないですし、もしそうだとしてもそれまでは食べ続けていたわけですし。人に指図する資格なんてありません。
ケース1:自分(INFJ)
というわけで、まずは私が20代だった頃の食生活をアウトだったものとセーフだったものとに分けて書いていきます。今振り返っても恐ろしくなるような食事を毎日続けていたわけですが、それでも何とか成人病にならずに済んだのは、セーフの項目がいくつかあったからではないかと思っています。あとは小学校~高校までやっていたスポーツによってフィジカル的にはかなり鍛えられていたので、その貯金があったのかもしれません。
【アウト項目】
※マーガリンは小さいサイズが2~3日でなくなるレベル。また菓子パンも好きでよく食べていました。最悪です。
※サイト名の由来でもあるのですが、当時は千代田区の三崎町三丁目にあった会社に勤めていて、エリア的には水道橋~神保町界隈。なので学生向けの定食屋などが昔から多かったんです。もちろん「まんてん」「いもや」「キッチングラン」「キッチン南海」などは普通にローテーションでしたw
※千代田区の会社を辞めて入った会社が超ブラックで連日終電近くまで働かされていたので、この時期は平日の夜はほぼ毎日コンビニ弁当でした。食べるのは夜中の1時を過ぎてからで、3時前くらいに寝るという生活。こういうのが出来るのは20代までで、できてもせいぜい30代半ばくらいまででしょうね。
…なんということでしょう。お前よくこれで成人病にならなかったな〜、と我ながら不思議に思うくらいに最悪な食生活。。。
これを読んで、間違っても「なんだ、そんな食生活でも大丈夫なんじゃん!」などと思わないようにしてください。たぶんただの奇跡か、もしくは体内に時限爆弾があってまだ起動していないだけなのかもしれませんから…。
【セーフ項目】
※飲み物は基本的に水かお茶、あとはブラックコーヒーといった感じでした。よく「水は味がないから飲めない」とか「水がわりにコーラを飲んでます」みたいな人がいますが、もし自分が同じことをしていたら今頃はきっと糖尿病だったのではないかと…
※前に書きましたが、ラーメンが美味しいことに気付いたのは会社をやめてフリーランスになってからで、それまでは全然食べたいと思いませんでした。むかし田舎で食べていたラーメンが美味しくなかったのと(笑)、あとは単に米が好きだったからだと思います。まぁ米をたくさん食べるのも糖分が多いのでよくありませんが。。ちなみに当時よく朝方にチャリで散歩がてら遠出して食べにいっていたのは花月です(笑)。懐かしいなぁ…よく職質されたっけw
※車はもちろんのこと、当時はバイクもなかったので移動は徒歩かチャリでした。上京してから20代の終わり頃までの約10年、スポーツなどもほとんどしない生活でしたが、結構歩いていたのは良かったと思います。
※酒をよく飲むようになったのは30代になって芋焼酎の美味しさを知ってしまってからで、それまではたまに友達と飲みに行ったりする程度で家での晩酌もあまりやっていなかったように記憶しています。
…といった感じの、本当にひどい食生活を送っていたわけですが、昔は今のように簡単に情報が手に入る時代ではありませんでしたので、添加物の危険性や加工食品がどのように作られているかなど、ほとんど知らずに暮らしていました。知っていたらさすがにこんな食生活はしてなかったと思います。マーガリンのトランス脂肪酸について教えてもらったのは30歳になってからでした。。。いやー、無知とは怖いものですね…
続きまして、不健康な食生活と不摂生によって病人もしくは病人予備軍になってしまった私の知人の例を2名と、逆に体型だけ見たら健康診断でいろいろ引っかかってそうなタイプっぽいのに実はかなりの健康体、という人の例を挙げていきます。
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