その62 「うれしい!/うれしいな!」
¡Qué alegría!
ケ アレグリア!
(うれしい!/うれしいな!)
今回も覚えておいて損はない感情表現のひとつ、
「うれしい!/うれしいです!/うれしいなぁ!」
と言いたいときに使うフレーズです。
こういったシンプルな感情表現のフレーズは、やはりどこの国でも使い方は同じような感じになると思います。
私たちも日常の会話のなかで
「え~、うれしいぃ~~!」
みたいな言い方を普通にしますが、スペイン語でもそれと同じで
「Ahh, ¡Qué alegría!」
といったように使えば良いのではないかと。
また、この「うれしい!」に「ありがとう!」を加えて言いたい場合は「gracias」(グラシァス)を付ければOKです。
もしそれよりもっと「うれしい」の度合いを上げて伝えたければ、No.10、No.11の「どうもありがとう!」「本当にありがとう!」を付けて言えば伝わるかと思います。
「うれしい~! ありがとう~」
と言いたければ
¡Gracias, qué alegría!
グラシァス ケ アレグリア!
「超うれしい! ありがとう!!」
と言いたければ
¡Muchas gracias! ¡Qué alegría!
ムチャス・グラシァス! ケ アレグリア!
そしてさらに感情をアゲて、
「めっちゃうれしい!! マジありがとう!!!」
これでいいのか分かりませんが(笑)、とにかく最上級にうれしいと伝えたいのであれば
¡Muchísimas gracias! ¡Qué alegría!
ムチシマス・グラシァス! ケ アレグリア!
といったように言ってみましょう。「ムチャス・グラシァス!/ムチシマス・グラシァス!」のほうは「!」で文節を区切って2つのフレーズにしていますが、単に強調の具合を表したかっただけで、「¡Gracias, qué alegría!」とカンマで区切った場合との分けた場合との厳密なルールがあるわけではありませんので(日本語も同じですよね)、あまり気にしないでください。
また、「グラシァス」と「ケ アレグリア」の順番も決まりがあるわけではありませんので、順序が逆になっても問題ありません。日本語でもそうですけど、実際にこれを使うときって何回も言ったりしますしね(笑)。
「グラ~シァス、ケ アレグリ~ア グラ~シァス!」
みたいに(笑)。
この「¡Qué alegría!」(ケ アレグリア!)というフレーズを使っている動画で「そういえば」と思い出したものがあったのでこちらに貼ってみます。
この動画で喋っているエレナさんという女性は、以前(2012年のたしか下半期だったような)NHKの『テレビでスペイン語』に出演されていた方です。このときの生徒役は当時タッキー&翼としての活動の他、フラメンコを通じてスペイン語も学んでいた今井翼さんでした。
この動画シリーズでエレナさんが話すスペイン語は大変聞き取りやすく、そして簡単な表現だけを使っていることもあって(子どもに教える先生のような語り口)、初~中級に進む手前あたりで長~いお休みを取っている私wでもほぼ全て聞き取れて意味も理解できるものとなっています。これだけ聞きやすく・分かりやすく話す人はなかなかいないのでは。
『テレビでスペイン語』を見ていたときから美人だなぁ~と思っていましたが、こんなところでまた見ることが出来て「¡Qué alegría!」です(笑)。
ちなみにこのエレナさん、以前どこかのサイト(NHKかも)で経歴を見たとき、あまりのスーパーインテリぶりにビックリしたのを覚えています。この人みたいな美人で明るくてスタイルも良くてとんでもなく頭が良くて何カ国語も話せる完璧超人みたいな人と結婚する男ってどんなんだろうと、ちょっとだけ興味があります(笑)。
また、このときの『テレビでスペイン語』に出演されていた今井翼さんは、よくある「アイドル枠」みたいな感じでEテレの互角・教養番組に出ている方々とは違って「自身が本気で取り組んでいることが仕事の需要と重なった」という印象でした。番組ではスペイン語をイチから学ぶ生徒役として出ていましたが、おそらくご自身のスペイン語レベルはこの当時ですでにもっと全然上だったのではないかと思われます。
スペイン語に限らず、語学や教養関連の番組にはこういった「本当にその分野が好きで、それに関わっている方」を出演させたほうがいいと思うんですけどね~。いろいろあるのは分かりますので仕方がないところもあるんでしょうけど…
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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