その52「最高においしい!/めちゃめちゃ美味い!」
¡Riquísimo!
リキシモ!
(最高においしい!/めちゃめちゃ美味い!)
「めちゃめちゃ美味い!」と訳すのは日本語的にどうかなとは思ったのですが、ニュアンス的には分かりやすいだろうということで…。
というわけで今回は、前回051で取り上げた「おいしい!」の、さらに上をいく美味しさに出会ったときのフレーズ(笑)、「¡Riquísimo!」(リキシモ!)です。
「キ」にアクセントを置いてここを強く発音しますが、やや大袈裟にいえば「リ・キッシモ!」といった感じで「リ」のあとに一瞬ですがひと呼吸置いて「キッシモ!」と続けるような言い方をするとそれっぽく聞こえると思います。
このフレーズはそんなに急いで言わなきゃいけないような場面ではないでしょうし、前回同様、「リ」は巻き舌になりますので、この発音に慣れていない私たち日本人は意識しなくてもこの巻き舌を発音するという時点で自然とひと呼吸置くような喋り方になるんじゃないかと思います。
また、日本語の場合でも「めーーちゃめちゃ美味いっスねぇ」みたいに感情を表現するためにわざと長く伸ばすことがありますよね。そのニュアンスをこの「¡Riquísimo!」でもやってください、ということです。
このあとはハイタッチするなり無言で握手するなり、勝手にやってください(笑)。
ひとしきり食べたあとに「あぁ、美味しかった!」と言いたい場合は、前回の「¡Qué rico!」(ケ リコ!)にひと言足して
¡Qué rico estaba!
ケ リコ エスタバ!
を使うそうです。私はたぶん今まで使ったことがないのですが、そういえばどこかの教材か何かで聞いたことがあるようなないような。。
ここでは「ケ」「リ」「タ」を強く発音します。「ケ リィコ エスターバ!」といった感じです。(ここも「リィ」は巻き舌)
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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