その34 「私は○○で働いています」
(Yo) Trabajo en una empresa de IT
(ヨ/ジョ) トラバホ エン ウナ エンプレサ デ IT
((私は)IT企業で働いています)
「どこそこで働いています」と言いたい場合のフレーズです。
「trabajo」(トラバホ)は「trabajar」(トラバハール=働く)という動詞の一人称単数・現在形の単語です。
「trabajo」(トラバホ)という形になっている時点で「私は」という一人称単数であることが分かるので「Yo」は省略してOKです。
また「働いています」という意味だから、現在進行形にしないといけないんじゃ? といったことを生真面目な日本人はつい考えてしまいがちですが(笑)、「今現在、○○で働いています」というニュアンスを強調したいわけではないので普通に現在形で大丈夫です。
パン屋で働いているなら
「panadería」(パナデリア)
本屋で働いているなら
「librería」(リブレリア)
花屋で働いているなら
「florería」(フロレリア)
市役所で働いているなら
「ayuntamiento」(アユンタミエント)
中小企業で働いているなら
「pequeñas y mediana empresa」(ペケーニャス イ メディアナ エンプレサ)……って長いなオイ(笑)。
また、自分の勤め先の目の前にいて「ここで働いています」と言う場合は、以前に出てきた「aquí」(アキ)を使って
(Yo) Trabajo en aquí.
(ヨ/ジョ) トラバホ エン アキ
でOKです。
「IT」はそのままITとして書きましたが、スペイン語でITは
「tecnología de la información」
テクノロヒア デ ラ インフォルマシオン
となります。英語とほとんど一緒なので、もし読めなくても意味は分かりそうですよね。なお「de la」は英語の「of the」にあたります。
ちなみに、ちょっと調べてみたら『ゾンビ』シリーズのジョージ・A・ロメロ監督のデビュー作にして、のちに続く「ゾンビ映画」の礎となった大傑作「The Night of The Living Dead」をスペイン語にすると
「La noche de los muertos vivientes.」
ラ ノチェ デ ロス ムエルトス ビビエンテス
となるようです。「リビングデッド」が複数形になるようですね…
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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