その82 「でも私は怠け者です」
Pero yo soy perezoso/sa.
ペロ ジョ ソイ ペレソーソ/サ
(でも私は怠け者です)
「でも」「しかし」という、英語の「but」に相当する意味の「pero」(ペロ)を使ったフレーズです。
日本人的には「ペロ」がちょっと面白く感じるところですが、日本語同様「でも」という言葉はめちゃくちゃ使用頻度が高いのできっとどこかで聞いたことがあることと思います。
「perezoso/perezosa」
(ペレソーソ/ペレソーサ)
は「怠け者」「ものぐさな」といった意味で、「怠惰」「ものぐさ」という名詞「pereza」(ペレーサ)からきています。なお、
「面倒くせぇなぁ!」
と言いたい場合は(そんなフレーズをわざわざ覚える必要もないのでしょうがw)
¡Qué pereza!
ケ ペレーサ!
といいます。
今回も話す本人である「私」が男性か女性かによって
「perezoso」(ペレソーソ)
「perezosa」(ペレソーサ)
を使い分けます。
少しアレンジして「私は筆無精です」と言いたい場合は
(Yo) Soy perezoso/sa para escribir.
(ジョ)ソイ ペレソーソ/ペレソーサ パラ エスクリビール
となります。「para」(パラ)は「~のための」とか「~用の」という意味で「escribir」(エスクリビール)は「書く」という動詞の原形です。
【使用場面の例】
メアドやLINE系のアプリで連絡先を交換したはいいものの、メールやメッセージがしつこいくらい送られてきてしばらく無視。
でもまぁとりあえずどこかのタイミングで言い訳(ならびに釘刺しw)しておくか……みたいなときのフレーズ(笑)として
「ごめんなさい、私ってとっても筆無精なものだから…」
Lo siento, porque soy muy perezosa para escribir.
ロ シエント ポルケ ソイ ムイ ペレソーサ パラ エスクリビール
などと言ってみるのもよいのではないかと。ま、ラテン系の男がその程度で引き下がるとは思えませんけど(笑)。
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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