前世を視てもらった話・その2

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 昨年、前世を視てもらったという話を書きましたが、実はあの記事をUPしてから数日後に他の鑑定士さんにも前世鑑定をしてもらっていました。

 

私の前世とは……
...

 

 その方も前回の方と同じサイトからお願いしたのですが、今回は自分で検索してプロフィールと価格、内容などから選んだ方でした。いちおう自分なりに見比べてこの方にお願いしようと決めたわけですが「この人は本物。間違いない」と見極めていたわけではもちろんありません。

 ですから鑑定はしていただきはするものの、結果を盲信するつもりもなくてあくまでも外からの視点(それも私のことを全く知らない方からの視点)によって自分を知るという、ひとつの手がかり程度のつもりで受けてみたのでした。

 そのうえでもし鑑定結果が前の方と同じようなものだったり、ピタリと合っているとまではいかなくても共通する何かがあるならば、その部分については少なくとも信用出来る情報と受け取って良いのではないかというふうにも考えていました。というか、個人情報も伝えて真面目にお願いする以上、そうであって欲しいと思っていました。

 今回は名前と生年月日のほか、顔写真も送って視てもらうことになりました。顔写真はちょうど昨夏にとある理由から自撮り写真でそこそこのものが撮れるように練習していたので()、そのとき撮ったものを送りました。

 あとで書きますが、今回は鑑定士さんがこの写真の印象に引っ張られた部分が結構あったようなので、その辺りはちょっと「う~ん」と思わされるところではありました。

 なお今回の方も占星術やタロットなどによる統計学ベースの鑑定ではなく、幼い頃から不思議な体験をしてきて、そういった能力を霊視鑑定に活かすために修練も積んで来られたいわゆる「視える」方でした。こういった能力を信じるか信じないかは個人の自由ですが、とりあえず私は一旦信じるところから入ることにしています。

 前回と違ってプライベートな内容はありませんでしたので、今回は鑑定結果を公開することにしました。もちろん名前や年齢などの個人情報部分は伏せています。

 

 

XX様ですが、前世は人の前でご自身の思想を広げようと活動されていたようです。今世でコミュニケーション能力が高く、人前でも緊張してもうまく話せるのはそのためです。またその場をパッと明るくするエナジーも前世での活動から来ています。兄貴的存在として周りから慕われるのもそのためでしょう。

思想ですが、ニューエイジと呼ばれる既存の古い宗教的教義や道徳は捨てて、新しい思想を追求する活動です。アメリカでは1960-70年頃に起きたと言われていますが、XX様はそれより早い段階でアジアで活動されていました(どこの国かは見えませんでした)。人も集まり、弟子となりたい、一緒に活動したいという者もいました。しかし、政府から圧力をかけられ最終的には理不尽な理由で射殺されてしまいます。そのため今世では目立たないで普通の市民として生活してみようと思う一方で、スピリチュアルとのつながりは持っていたいと感じられているようです。

お誕生日でXXXがあるように、生まれた時からスピリットからの保護はしっかりと受けています。前世での活動をスピリットたちも応援していたのでしょう。幼少期に不思議な体験をしたことはありませんか?今XXという年齢に来て、またご自身の思想を広めていきたい気持ちが湧き出てきているようですね。思想というと広大ですが、ご自身の考え方、新しい考え、ある分野での発見など、必ずしもスピリチュアルと関わっていなくてもいいのです。しかし、あなた様はまた前世のように活動してみたいと思う一方で、うまくできるのかという不安も感じられているようです。もし思い当たることがあればご相談くださいね。今これだというものがなくても、今後10年でこれまで積み上げてきたものから出てくると思いますよ。

 

 

 このような結果だったのですが、私の場合、前回の鑑定で衝撃の結果をいただいているため、過去生でどのような人物だったかに関わらず、前回の結果と異なる鑑定結果をいただいた時点でどちらかが間違っている(もしくはどちらも間違っている)ことが確定してしまいます。

 予想はしていましたが、普通に過去生についての結果をいただいてしまい微妙な心境にはなったものの、それでも今回もまたやんごとなき結果となったことで、はたしてこういう鑑定は依頼者を気分良くさせるためにいつもこんな感じの結果を出してくるのか、それとも単に自分が普通じゃないのか、分からなくなってきました

 そもそも前世鑑定なんてものを依頼するくらいだから、そういう「目に見えない世界」「死後の世界」といったものに興味があるのは明白で、さらに私は昔からスピリチュアルやオカルト、世界の不思議や都市伝説、世間では陰謀論と呼ばれているような分野への興味はバリバリにある人間でしたので(というかそれが私という人間の本体と言ってもいいくらいw)、過去生でニューエイジ思想的なものを追求する活動をしていた(しかもニューエイジ思想という名前が誕生するよりも前に)というのはなるほどと思わされるものではありました。「幼少期に不思議な体験をした」という点についても、ここで記事にしていますが実際にありますのでそれも納得。まぁ不思議体験というもの自体は案外多くの人が持っているのかもしれませんが。。

 

【私の不思議体験①】あれはアブダクションだったのか?【オカルト】
...

 

【私の不思議体験②】「自分」を消されそうになった話【オカルト】
...

 

 この鑑定を受けた当時は、前回の鑑定との違いもあって幾分懐疑的に受け取っていたところもあるのですが、こうして日を空けてから改めて読み直してみると全体的に思いの外納得できる鑑定をしていただいているように思えます。

 もともと「そっち系」の分野には興味があったとはいえ、若い頃はあくまでも趣味的な範囲での興味対象であり、自分自身は(一般的な会社員とは全然違う生活ではあるものの)社会人として普通に世俗的な生活を送っていました。

 それまでも何度か金銭的に大きな浮き沈みは経験していましたが、20162017年あたりに仕事がまた大きく傾いてからは完全に低空飛行状態となり、地面スレスレを飛びながらかろうじて墜落せずにいるという生活を続けているせいもあって(笑)、この世界に今生きていることの意味であるとか、この人生で何をしなければならないのかといったようなことに向き合うことで、今の自分を立て直そうと思うようになりました。現実的なアプローチではなく内面世界というか非物質的な部分に活路を見出そうとするあたりが「そっち系」である何よりの証拠です(笑)。

 とはいえスピにハマってセミナーに行ったり、オンラインサロンに加入したりしてその界隈の誰かに入れ込んですっかり自分を預けてしまうような依存体質の人たちとは違って、自分の場合はあくまでも答えは自分自身で見つけたいと考えるタイプです。まぁ別にそういう方々を批判するつもりもとくにないのですが。

 さらには2020年以降は、まるで私個人の状況に世界中が合わせてきたかのようにそれまで当たり前に行われてきた経済活動が止まったり、会社が学校など何かしらの社会的な居場所に属していた人々が自宅に引きこもる生活となったりで、スピや自己啓発などの「自身の内面と向き合う」という活動・行為が多くの人々に浸透していったタイミングでもありました。この世界規模で撒き散らされた(作られた)不安に直面した人々の中には、陰謀論と呼ばれるものや都市伝説、オカルトなどの世界に初めて足を踏み入れて人生観が変わった人も大勢いたように思います。

 私の場合はそういったスピやオカルト、自己啓発の分野に加えて(というか親和性は低いと思われる)最近はMBTIという心理学方面の理論にハマっているところなのですが、そういった一見すると敵対しかねないそれぞれの界隈を繋げるというか、別々の入り口を通って同じ出口に辿り着くことができるんじゃないかと思って色々考調べ考えている日々を送っています…という言い訳のもと、単に日々ネット漬けの生活を送っているだけなのですが()

 

 …がしかし、この鑑定結果の中にはどうしても見過ごせない、事実とは異なる描写もありました。

 

 私は間違っても「兄貴的存在として周りから慕われる」ような人間ではありません。むしろ人の前に立つことを嫌いますし、昔からリーダーにはまるで向いていない性格でどの時代でも自分の威厳のなさを情けなく感じて生きてきた人間(笑)であり、典型的な「笛吹けど踊らず」タイプです。末っ子ということもあるのかもしれませんが、年上の人とのコミュニケーションのほうが圧倒的に楽だし、得意です。そのためいつでも自分が年下扱い・若者扱いされてきたので、下の世代から兄貴的存在として慕われるようなことはほとんど経験しておりません。

 「コミュニケーション能力が高い」というのはINFJ(これはMBTIで分類されている16の性格タイプのひとつ)としてまぁ分かる部分ではあります。内向型なので人とのコミュニケーションには少なからず疲労してしまうタイプではあるのですが、いろんな属性の人に対してもわりかしうまく合わせてコミュニケーションを取ることはできるほうだと思います。また昔から男のくせによく喋るということも自覚しており、自分から「たぶん僕は口から生まれたんですよw」なんていう軽口を叩いていたくらいですので、いつも独立した立ち位置に身を置いてはいたものの決して隠キャではありませんでした。

 また自分に「その場をパッと明るくするエナジー」があるのかどうかは何ともいえない気もするのですが、冗談とか面白いことが好きで(というかそれは誰でそうだろという話ですけど)人といるときは辛気臭い雰囲気の中で過ごすよりは笑いがある楽しげな雰囲気の中で過ごしたいとは思っているので、まぁこれについては微妙だけれどもとりあえずはジャッジしないことにします。

 そういったリーダーキャラ、ポジティブキャラの鑑定結果が出たのはおそらく顔写真の印象に引っ張られたのではないかと、私は推測しています。

 先ほども書きましたが、自撮りの練習をしていたときの成功バージョンを送ったので、きっと鑑定士さんには私という人間が実物よりもかなり自信たっぷりな笑顔を作れるポジティブ人間に映ったのではないかと

 それで(写真がどうこうとはもちろん書きませんでしたがw)鑑定士さんに「実際の私はそんな兄貴的存在のリーダータイプでは全くありません」という旨を伝えたところ、以下のような返答が返ってきました。

 

 

興味深いですね。前世でリーダー的存在であったので、今世では真逆の立ち位置で学びを得ているんですね。あなた様の前世の思想はとても新しいものでしたので、人の上に立つことや群れて過ごすことが必要ないのでしょう。あなた様の圧倒的な価値観があるので、皆に合わせる必要がないのです。そのために変人扱いされるのかもしれません。自分のせいというよりも、周りがついていけてないのでしょう。

 

 

 うぅむ「今世で」って書いてあるじゃん!と言いたくなりましたが、視てもらったのはあくまでも過去生、前世であって「今の私がどういう人間か」ではないので、ここでミスリードしたとしても別にいいといえばいいのかもしれません。。。そういうことにしておこう……。それにその部分以外はほとんどその通りだし。

 

「圧倒的な価値観があるので、皆に合わせる必要がないのです。そのために変人扱いされるのかもしれません。自分のせいというよりも、周りがついていけてないのでしょう」

 

 これは合っていると思います。自分が凄い、という意味ではなく(笑)、「自分の価値観が(自分の内面の世界では)絶対なので人に合わせようとは思っていない」のは事実だと思っている、という意味です。

 あと鑑定結果の中に「アジアで」とありましたが、アジアのどの辺なのかが気になりました。日本ではないとして、中国などの漢字文化圏の東アジアなのか、それとも東南アジアなのかだけでも分かりませんか?と聞いてみたところ、今度は以下のような回答をいただきました。

 

 

活動されていた国ですが、おそらく中国もしくは香港だと思います。最初日本のようにみえましたが建物や服装が違いました。

 

 

 なるほど……。正直いってあまり嬉しい結果ではないのですが、逆にそのほうがリアリティがあるのかも。。中国に対して全く郷愁も愛着も感じないんだけど、そういうものなんだろうか……

 でも射殺されるっていうことは銃がある世の中っていうことだから時代的にそこまでに昔の過去生でもないってことなんですよね。。本当にそういう生涯を送った人がいるならここまでの情報で誰のことなのか探すことも出来そうな気がするんですが、どうなんだろう実在した人なんだろうか。。もしかして文●●革命の頃の人とか??

 

 というわけで前回の前世鑑定の内容と照らし合わせてみて、少なくともどちらかは正しくないことになるのでしょうけど(もしかしたら解釈の仕方でどちらも正しいということもあるかもしれませんが…)、とりあえず前世鑑定が正しかろうと正しくなかろうと、何かしらが「視える」方には私はこういう要素を持つべくして生まれてきた人間として映る、ということだけはわかりました。

 お墨付きをもらったので、これからはより堂々と「そっち系」の人間としてあたおか路線を突き進んでいこうと思います(笑)。

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