【中年からはじめる外国語学習】日記018 パンデミック宣言後のヨーロッパ②(東欧の某国)

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今年に入ってから、新たに他の国の方ともメールでやり取りするようになりました。

 

具体的な国名はここでは伏せます。東欧の某国とだけ…。

 

年齢も近くて趣味が合うので、話したいことはたくさんあるものの自分の英語力がなさすぎて(笑)、そこまで突っ込んだ会話はできません。

それでもやはり共通の趣味があるというのは大きく、WhatsAppでやり取りしているドイツの方とはまた違う楽しさで交流させてもらっています。

 

 

実は彼女は(えぇ、今回も女性ですw)今週末に日本旅行をする予定でした。

 

 

ですがコロナウイルスによる影響で日々状況が変わるなか、延期するべきか意見を求められたりもしつつ、先月はオススメの観光スポットとか桜を満喫できる場所などについて話していたのですが…

 

WHOによるパンデミック宣言はむしろ遅すぎるくらいでしたから、ヨーロッパ全体がこうなることは正直もっと前から予想はできていました。

が、それでも「おそらくパンデミックになって旅行出来なくなるよ」とは言えなかったので、

 

 

「状況がどうなるか分からないし、今は日本人をはじめとしたアジア人への偏見も強まってるから、あなたが帰国したときにもしかしたら嫌な思いをするかもしれないので延期するのもいい考えだと思う」

 

 

といったようなことを難しくない英語で(笑)伝えていました。それが先週の話です。

そしたら今週になって彼女の国でも渡航禁止の措置が取られ、問答無用で旅行は延期となったのでした。

 

システム的にどうなっているのか分かりませんが、ドタキャンになるよりもキャンセル料がかからない(または少ない)で済みそうだし、少しでも早めに決断できたのは彼女にとって良かったのかもしれません。

結局日本行きは秋に延ばしたそうですが、果たしてその頃日本は、そして世界はどうなっているのでしょうか。

それまでの間に様々な苦難が待っていることは想像に難くありませんが、それでも今度こそは無事に日本に来られて十分満喫していってほしいと思っています。

ちなみに彼女は現在、日本でも採用されている自宅勤務となったようです。IT関連の仕事なのでとりあえず業務に支障はないとのこと…。

 

自分の場合はフリーランスになってからもう長いこと引きこもり仕事で、丸一日誰とも会わない、会話しないなんてことは日常茶飯事なのでなんとも思いませんが、普段人と一緒に働いてよくお喋りもして…という方にとっては息苦しい日々なのでしょうね。。

 

 

ところで当サイトのメインコンテンツは映画のレビューなので、ちょっとだけそっちと絡めたことも書いておきます(笑)。

 

彼女も映画を見るのが好きで「どんな映画が好きなの?」と訊かれたので、オススメなどを少しだけリストアップして送ったところ(ハリウッド映画はほとんど入れず、単館上映系の作品を主に選びましたw)、返ってきた彼女のオススメはさらに高尚なものばかりで軽く目眩がしました(笑)。

彼女もブログでもそれらを紹介(といっても作品情報に簡単な感想を付けているものでしたが)しているようでチェックしてみたのですが、かなり渋いチョイスとなっており……

 

彼女の個人的趣味としてロシアやイランの映画もかなり好きらしく、ずらっとたくさんの作品を紹介していたのですが、こちらはロシアといったらタルコフスキー、イランといったらキアロスタミの作品をちょっと見た程度なので、とても深い話には付いていけそうにありません。。

 

 

「自分も映画レビューのブログを持ってて『アドレナリン』とかも紹介してるんだけど、あのバカさ加減が面白いよねw」

 

 

などとは間違っても言えまえん(笑)。

 

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さらに彼女は旅好きでもあるらしく、まだ聞いていませんがかなり多くの国を訪れているようでした。

またアイルランドには住んでいたこともあるそうなので旅ブログにもアイルランドの写真が多く載せられていて、ありがたく堪能させてもらいました。

 

 

90年代後半〜2000年頃に出された雑誌『SWITCH』のCocco特集号(たぶん全部持ってます)で見たアイルランドの切立った崖の海岸線と同じ光景が彼女の旅ブログにもあって「おぉ…」と魅入っていたら、その記事の中に(もちろん翻訳して表示していますw

 

“映画『ライアンの娘』のような光景が云々”

 

と書いてあって、

 

 

「そうそう! それ!!」

 

 

と、自分も以前その映画を見てかなり印象に残っていたので、色々と嬉しくなってしまいました(笑)。

その光景の美しさと、今ではあまり放送・配信される機会もないこの映画についての話題を、遠く離れた国の人と共有できたのは実に興味深く、そして面白く感じたのでした。

 

 

…っていうかまぁ自分の場合は彼女と違って一度も行ったことはないんですがw

 

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