【MBTI】海外のネット界隈でのINFJのドヤり具合が気になる件【思い上がりと自己肯定は別】

TOPICS
スポンサーリンク

いやお前もだろ!

 

 とツッコミを入れられるかもしれないので最初に言い訳wしておきますと、自分のブログといういわば自宅でただつらつらと書いている人(自分)と、人のコンテンツ(いわばその人の家)に出張っていってドヤることとは全く違うのです。ということで(笑)。

 

 

 MBTIのことを知ったのは1年ちょっと前なんですが、診断結果がINFJINFP(しまいには日本のサイトでISFJと出たこともあります)とで割れたのでモヤモヤし、心理機能についても色々調べてみた結果、自分がINFJであることが分かりました。

 そしてどうやら私はわりと典型的なINFJの特徴を持っているようなのですが、エニアグラムについては5w4(4w5と出ることもありましたが)ということで、思考型で興味のある分野の知識を得たいという欲求がすごく強いタイプらしいです。ってかこれはバリバリに自覚があります。この5w4はINTJやISTPなどに多いタイプらしいです。

 だからINTJやISTPに対しては基本的に好感を持っていて、本当はあんな性格になりたかったという気持ちも多少あったりします。(ただし羨ましいという感情はありません)

 INTJやISTPというと、自身の得意分野に対しての絶対的な自信と強さみたいなものがあり、また周りにへつらうようなことをしない、という印象があります。

 そこに意識が向かうということは、要は自分の中にあるそれとは逆の要素、つまりFe上位としての振る舞いが嫌い──というなのでしょう。(前にも書きましたがFe上位であることの良さもあるということは分かった上での意見です)

 INTJの代替機能(第3の機能)はFiなのでFeは第7の機能、いわゆるトリックスターと呼ばれる位置にあります。またISTPは劣等機能(第4の機能)がFeなので、こちらも基本的にはFeをうまく使えないというか、あまり使いたいと思わない機能。なのでどちらも周りの感情、反応を気にして風見鶏的行動を取るようなことをよしとしないタイプです。

 

 

 私はとあるスポーツを子どもの頃からずっとやってきた関係で進路もそれによって決めたのですが、入った高校は男子校でした。楽しくもありましたが、一言でいえばガラの悪いところで暴力は日常的に周りに存在する世界でした。入学後の最初の集会で3年生がウロウロと体育館内を歩き回っては気に入らない新入生に次々と蹴りを入れる光景はなかなかのインパクトでした(笑)。

 そういう世界に生きていると、よほどの事情でもない限りそれなりに身を守る強さは身につけるものです。

 ですがそうは言ってもINFJなので人の感情に敏感で、この先に起きることを予測しては一足先に頭の中で体験する(これはNi)ということをしてしまうので、ついついビビり体質が顔を出してしまことも…。そしてそんな自分の弱さをすごく嫌だと感じていました。今ならそれがFe気質からくるものだったことが分かります。

 自分がINFJだということを知ったことで、それまでずっとコンプレックスに感じていたことや気になっていた自身の特徴についての根拠が分かって気が楽になり、自己肯定も出来るようになりました。また自分がFeelerでもThinkerでもSensorでもなくiNtuitiveであると判明したことは自分自身すごくしっくりくるものでもありまでした。

 やっぱり自分ってちょっとおかしいんだろうか…と思っていたのが「おかしいかどうかはともかく、そういう機能を持つ人間であるというだけで、それがいいとか悪いとかいうことではない」と認めてもらったような、そんな感じ。

comment

  1. 佐藤 より:

    私もinfjなのですが、インターネットの自分は特別であると思いあがってるinfjにはものすごい嫌悪感を抱いていたので、かなりスッキリしました。ありがとうございます。

    • こちらこそ賛同していただきありがとうございます。
      臆面なくドヤれる人たちの多くは、誤診でINFJという結果が出ただけで本当はINFJじゃないんだろうなと個人的に思っています。

  2. tantan より:

    私もINFJですが、MBTIはただの性格タイプの違いを表しただけなので、どれが特別、どれが優れてるとかはないと思います。
    私の周りにもINFJであることを過剰に誇っている友人がいますが、「しょーもな」とハナホジしてます。

    • コメントありがとうございます。
      今まで内向型として適度に慎ましく生きてきた人がINFJと判定されたことによって、あたかもレッドブルを飲んで翼が生えた人みたいな状態になるのも分からなくもないんですが、ドヤるようになったらそれはもうただ格好悪いだけ、という感じなんですよね…。

  3. waiz より:

    ものすごく腑におちました。
    自分はINFJで、公式のmbtiはだいぶ当たっているし、興味深かったのですが、
    はてなやTwitterでのINFJの方々がすごく「INFJ」であることにナルシスト気味なイキリ方をしていて、「随分と生き生きと生きづらさを語ってるなぁ」と、感じました。
    少ない=特別 なんかじゃないし、ほかのタイプだってそれぞれ素敵なところがいっぱいあるのに、「INFJは生きづらい」からのマウント気味の熱い自分語りに、嫌気がさしていました。
    そんな選民意識を勲章にして、何がたのしいのでしょうか?
    自分が特別だと思いたいのはタイプとか関係ないし、「INFJ」を理由に承認欲求を満たしているように感じます。
    「生きづらい」とおっしゃっているわりにはウキウキと楽しそうにINFJであることを掲げていて、みっともないというか。
    そんな上から目線じゃなくて、もっと、周りの人に共感したり、上でも下でもなく、他者に対して理解を示すのが、もっとピースフルだと思いたいです。

    • コメントありがとうございます。
      全く以っておっしゃる通りだと思います。そして一見気付きにくいところも含めて、言葉のチョイスがとにかく素晴らしいです(笑)。すごく伝わります〜。

      はてなは元々全く見てなくてTwitterもMBTI関連は一切見ないようにしているのですが、やはりそういう感じなのですね…。きっとこういうのはMBTIに限らずなのでしょうけど、自分を武装できる属性をタダで手に入れられてハイになっているのかもしれないですね。

      個人的な意見ではありますが、自分の中に何か優れた面や肯定できるものを見つけたとしても、それを他者に自慢したり周囲に露骨にアピールするということに強烈な抵抗感を抱いてしまうのがINFJなのではないかと解釈しているので、INFJを自認する人がまるで寝てない自慢や病気自慢をするが如く「生きづらさ」アピールをするということにはなにか不健康なものを感じてしまいます。
      単なるミスタイプなのか、もしくは若さからくる勇み足なのか、はたまたあまりにも愛情に飢えていて自己肯定感が恐ろしく低いのか……

      どちらにしてもそういった選民意識的な感覚っていうのもある意味ではコンプレックスの裏返しなのかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました