【自力型アセンション?】映画『インターステラー』──「彼ら」とは誰のことか

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「彼ら」とは誰か

海外のコミュニティサイト「Quora」に書かれていたことものを少し読んでみたら(Google翻訳でw)、この映画のタイムラインがどうなっていたのか、そして「彼ら」とは誰のことだったのかについて有力な説明がありましたので、それに自分の解釈を合わせて解説していこうと思います。まぁ自分で導いたものじゃないんで偉そうに言えることではありませんが。。

 ちなみにここ1~2年ほどスピ系の動画ばかり見ている私は「彼ら」とは土星評議会だかアンドロメダ評議会だかの一員である、どこかにいる地球外生命体のことだろうと思って見ていました。だってワームホールがあったのは土星の傍だし。。

 

 つーか何だよその「なんとか評議会」って…と思われた方も多いでしょうけど、とくに気にしなくて大丈夫ですので(笑)。

 

以下、解説です。

 

「彼ら」がワームホールを開く

NASAにて、ワームホールを通って別の銀河系の中から人類が生存出来る惑星を探す「ラザロ計画」に向けての訓練が行われる。そしてその中には「ラザロ計画」のことを知らずに訓練に参加しているクーパーがいる

 

【確認事項①】

「彼ら」の目的は人類を絶滅から救うことである。そのためにワームホールを作った。

 

人類を救うためにはマーフの存在が必要不可欠(重力を制御する方程式の解をみつけるのはマーフなので)

❹だがクーパーがそのまま「ラザロ計画」に参加してしまうと、マーフはこの世に生まれないことになる

❺そのため「彼ら」は重力バーストを起こしてクーパーの乗った機体を墜落させ、「この時点で」ラザロ計画からクーパーを外させる

❻クーパー、農夫となる。のちに結婚、長男トムと長女マーフを授かる

 

【確認事項②】

人類を絶滅から救う手段は2つである。

「プランA」は地球の人間を宇宙ステーションへ移住させること。

「プランB」は5千以上の受精卵を持っていき、はじめに10個の受精卵を人口培養させた後に代理出産で人口を急増させ、種の存続を図ること。

なお「プランB」の場合、地球にいる人間は救われない。

 

❼クーパー、マーフの部屋の不思議現象をメッセージであると解読し、NASAへ辿り着き「ラザロ計画」に参加することとなる

❽ミラー飛行士がいる「水の惑星」とマン博士がいる「氷の惑星」を経て、最後の望みであるエドマンズ飛行士のいる惑星へと向かう

クーパーとTARS、アメリアをエドマンズの惑星へ行かせるために自らが犠牲となり、ブラックホール“ガルガンチェア”へと落下

 

【確認事項③】

「プランA」を成功させるには、重力を制御する方法を見つけなければならない。だがその方程式の解を導き出すためにはブラックホールの中心にある「特異点」へ行き、そこでデータを取らなければならないが、その「特異点」へ行くことが実質不可能であるため、永遠にこの方程式の解を得ることは出来ないとされていた。

 

TARSがガルガンチェア内でデータを集め続ける

⓫クーパーとTARSが「四次元超立方体・テッセラクト」の空間へと辿り着く。このテッセラクトはマーフの部屋と繋がっていて、過去や現在、未来といった時間が連結された四次元の空間であり、これは「彼ら」が作り出したものである。なぜマーフの部屋なのか? それは「プランA」を成功させる解を見つけるのはマーフであり、そのために必要なデータを手に入れるのはガルガンチェアへと落下したクーパー(とTARS)だからである

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⓬マーフはその「特異点」のデータを、クーパーから送られる腕時計の針の動きを通じて受け取り、のちに方程式の解を導き出し「プランA」を成功させる。またデータをマーフに伝えるという役割を終えるとテッセラクトは閉じ始め、クーパーとTARSはワームホールを通って土星の軌道上へと放り出される

⓭クーパーとTARS、探索中の宇宙船に救出される

クーパー、マーフと再会し、そこでアメリアの元へ行くように諭される

アメリアはエドマンズの惑星へ辿り着いたが、エドマンズはアメリアが到着する前に老衰で亡くなっていた

⓰アメリア、エドマンズの惑星で「プランB」を遂行、成功させる。そしてそこで誕生し、長い年月をかけて進化していった未来の人類は五次元にアクセスできる高次の存在となった

⓱その高次の存在となった未来の人類=「彼ら」が、祖先である地球の人類を救うためにワームホールを作った →❶へ

 

 これが100%正しい解釈かどうかは不明ですので、あくまでひとつの推測として受け取っていただければと思います。もしかしたら「土星評議会」が手助けしてくれたのかもしれませんし(笑)。

 

 

アセンション?

 ちなみにタイトルに入れている【自力型アセンション?】についてですが、そもそもアセンション(次元上昇)とは何か?という問いについては解釈がいくつもあるようですのでここでは明記しません。キリスト教の「アセンション」はまた違った意味にもなりますし。。

 というわけでそこをすっ飛ばして説明していきますと…

 

マヤ文明のカレンダーは2012年の冬至までしか記されていない(とされている)

●そしてその時期を境に地球はフォトンベルトの中へ入ることとなり、これまで続いてきた物質文明は終焉を迎え、精神の世界・別の次元へと突入していく

 

といったような感じの話をどこかで聞いたことはないでしょうか。当時ずいぶん話題になりましたし、映画も作られましたよね。(見てませんがw)

 で、当時はそういう地球規模の外的要因?によって地球ごと次元上昇=アセンションしていくというプランであったようなのですが、その後いろいろあったみたいで(笑)、どうやら別の方法を取ることとなり、個人々々でのアセンションを目指すこととなったそうです。

 

 …といっても近々地球規模での変容はあるみたいですので、気になる方はどうぞ調べてみてくださいね。

 

 私個人としましては、シリウスとかアルクトゥルスとかエササニがどうとか、またバシャールがどうとかアシュタールがどうとかという

 

「外の存在の導きを待ち、そこに意識をフォーカスする」

 

 ことよりも、

 

「自分がどう在るか、に意識をフォーカスする」

 

 ことが大事なのではないかと思っています。まぁチャネラーの方々を通して現れる高次の存在の話は大好きなんですけども。(信じているかどうかは別の話。だって明らかに「いやいやいやw」という人がいっぱいいますからねw)

 そしてタイトルに「自力型」と入れたのは、今作でのアセンション=次元上昇(人類が五次元に生きる者へと進化したこと)が結局は未来の人間の導きによるものだった(と思われる)からです。

 ところで『新世紀エヴァンゲリオン』の「人類補完計画」なんて完全にアセンションのことだと思うんですけど、あれってやっぱり闇の勢力のものなんでしょうかね。

 

 

「何言ってんだこいつ」

 

 

 と思われた方々、まぁ雑誌『ムー』でも読んで落ち着いてくださいまし(笑)。

 そういえば『君の名は。』を観たとき、最初に入れ替わってからお互い自分の身体に戻ってきた日の場面だかで、テッシーが読んでいた本に「アカシックレコード」って書いてあったのを見つけて劇場でひとり笑ってしまったのを思い出しました。細けぇなぁ、と(笑)。

 

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