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【ルイス・ブニュエル監督作】映画『ビリディアナ』──人間の身勝手さや罪深さにうんざりさせられる

約3年前にルイス・ブニュエル監督のメキシコ時代の3つの作品『ビリディアナ』『皆殺しの天使』『砂漠のシモン』が特集上映されたのを見に行ったのですが、そのときは残念ながら『皆殺しの天使』しか観ることができませんでした。 ですが今年の夏にシネフィ...
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映画『トゥモロー・ワールド』──“神”を見た人々の反応、人が持つ“役割”の違い、宗教的メタファーなど【セオの靴】

映画『トゥモロー・ワールド』はアルフォンソ・キュアロン監督が『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の次に手がけた2006年公開の作品。 アルフォンソ・キュアロンといえば、一昨年のNetflix配信作『ROMA/ローマ』や2013年の『ゼロ・...
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【地球空洞説】映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』──なんかイメージしてたのと違う…【アガルタ】

前作『アイアン・スカイ』のレビューを書いてほどなく、続編となるこの『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』を見たのですが、正直なところ続編にはあまり期待はしていませんでした(笑)。 とはいえ予告編やチラシなどを見た感じだと、物語的にはかなり危な...
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【総統閣下シリーズ】映画『アイアン・スカイ』──笑える部分と笑えない部分について【ディレクターズ・カット版】

フィンランドのティモ・ヴオレンソラ監督による2012年の作品『アイアン・スカイ』。いつか見ようと思っているうちに昨年にはまさかの続編も公開され(笑)、すっかり乗り遅れてしまっておりましたが、最近ドイツ語の勉強を(ゆるく)始めたこともあってよ...
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映画『リトル・ヴォイス』(’98)──周りの毒っ気はもう少し控えめでもよかったかも【ジェーン・ホロックス】

1998年制作・99年公開のイギリス映画『リトル・ヴォイス』は、主演を務めるジェーン・ホロックスの類いまれな才能──ジュディ・ガーランドやマリリン・モンロー、マレーネ・ディトリッヒやシャーリー・バッシーなどの声色をそっくりに真似て歌うことが...
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【今夜は青春】映画『ストリート・オブ・ファイヤー』──アメリカが輝いてみえた時代の名作【キラキラ80’sその①】

1984年の映画『ストリート・オブ・ファイヤー』は、ある世代以降の方ならたとえ映画を見たことがなくても曲は聴いたことがある、という人が大多数なんじゃないかというくらいに主題歌が有名(それはカバーのほうかもしれませんがw)で、映画と主題歌がセ...
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【モダン・ラブ】映画『フランシス・ハ』──立ち直り、自立した人の笑顔は美しい【『汚れた血』との比較】

2012年のアメリカ映画(日本では2014年公開)『フランシス・ハ』は、ニューヨークが舞台のモノクロ映画。この頃のアダム・ドライバーは顔がシュッとしててもっさり感がなく若いですね(笑)。 CSの映画チャンネルで放送されたのを見たのですが、公...
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【NY】映画『ブルックリンの恋人たち』──設定に期待し過ぎていたのかも…【アン・ハサウェイ】

邦題が内容と噛み合っていない。 まぁ時々こういうズレた邦題がついてしまうことがありますが、そうなってしまう事情も解らなくはないので仕方がないということも承知しているつもりです。 現在までに3作が作られている『ビフォア~』シリーズも、最初の『...
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【考察】映画『ふたりのベロニカ』──ふたりの役割、オープニングとエンディングの繋がり、そしてふたりを知る唯一の人物について【ツインレイ】

1991年公開(日本での公開は翌92年)の映画『ふたりのベロニカ』。 ポーランド出身のクシシュトフ・キェシロフスキ監督は今作のあと「トリコロール三部作」と呼ばれる3本の映画『トリコロール/青の愛』『トリコロール/白の愛』『トリコロール/赤の...