吹替え版を見ての感想・検証はこちらです
『ツイン・ピークス ザ・リターン』最終話、つい先ほど字幕版のほうも見終わりました。今回は吹替え版を見た際に気になっていたところをとくに注意して見てみたのですが、「あれ、なんか違うような…」と思いつつも話についていくのに必死ですっかり見落としていたことがやっぱりいくつかありました。
森の中でローラを連れ出すのに失敗した瞬間に赤いカーテンの部屋に飛ばされて、その後カーテンを抜けて森に戻ってきますが、
この時点ではもしかして25年前でしょうか?
ダイアンが待っているので現代なのかと思っていたんですが、その後二人が乗っていた車が昔の車になっていました。ルームミラーやサイドミラー、ハンドルが明らかに古い型だしボディのシルエットも昔のセダンです。
そして問題の地点を通過して二人はモーテルに入りますが、このモーテルもずいぶん古臭いし、部屋の中の電話はダイヤル型、テレビもブラウン管です。で、朝になってクーパーが一人残され、謎の伝言を読んでいる部屋は昨夜の部屋と同じようなんですが、ドアを出ると違うモーテルになっています。さらに車も現代のタイプに変わっていて……というところは見て確認できました。
もっと気になるところは画面が暗くて今イチ確証が持てないので「もしかして…」というレベルなのですが……
問題の地点を過ぎたときに電気がバチバチいって昼から夜に変わりましたが、ひょっとして
ここでクーパーが若くなってなかったでしょうか?
そして翌朝モーテルで目覚めるまでのクーパーが若クーパーだったような………
そのあと入るダイナーの店内もやたら古臭い(コカ・コーラのポップなんかも昔のものっぽい)んですが、まぁ現在でも古臭いダイナーはたくさんありそうだしこれは何とも。。。とりあえず気にはなりましたということで。
あと最後のキャリー・ペイジさん絶叫シーンの直前に聞こえる「ロ~ラァ~~」の声、海外のブログだかどこかのサイトではセーラ・パーマーの声とのことでしたが小さくてよく分かりませんでした(笑)
というわけで以上が追加で気付いたところでした。余談ですがローラ・パーマー最後の7日間』で、ジェフリーズの回想シーンで小人とボブが向かい合って話しているときに口の中のアップが写りますがそこでも「電気」って言ってますね。今回の新シリーズではジェフリーズやダイアンなんかも出てきてなかなか楽しませてもらいましたが、個人的にはテレサ・バンクス事件で消えてしまったデズモンド捜査官がどうなったのか知りたかったです。ジェフリーズやクーパー同様、あっちの世界に飛ばされてしまったのにすっかり蚊帳の外…いやカーテンか。。。
また、話の謎展開とは全く関係なさそうな人たちで個人的に好きだったのがラスベガスのミッチャム兄弟で、第16章でクーパーが目覚めてから車で送ってもらう車内でのクーパーの「君たちが黄金の心の持ち主だと私は知ってる」というセリフにキャンディがデレて「そうよ、その通りよ」と言ったときの兄弟のリアクションには笑いましたw
クーパーの目覚めもあり、まさかのオードリーのダンス(唐突w ってか踊るんかぃw)もありで第16章~第17章は本当に神懸かり的な面白さでした。おかげでエディ・ヴェダーがすっかり印象の薄いゲストになってしまってちょっと可哀相(笑)
何度もいろんなチャンネルで再放送されてきたけど、このタイミングでもう一度旧シリーズを全話放送してくれないかな〜。できれば基本セットのチャンネルで(笑)
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