センサータイプ(この場合はSe)の特徴について
ここからは珍しくセンサータイプ(Seのほう)の話題にも触れていこうと思います(笑)。
少し前にESTPの男性がその特徴を語っている海外の動画を見たのですが、改めてINFJの自分との根本的な違いを思い知らされました。
以前から何度も動画を貼ったりして話題にしているJoyceさんの動画なのですが、人とのコミュニケーションの取り方だとか「行動すること」への意識・意欲、また休息というものに対する考え方なんかが見事に自分とは異なっていて、まさに真逆という感じで面白かったです。
INFJとESTPの心理機能の順番は以下のようになっています。
【INFJ】
Ni/Fe/Ti/Se
【ESTP】
Se/Ti/Fe/Ni
お互いの名称の4文字がひとつも被っていないという時点でも分かるように、心理機能の順番も1234と4321というふうに真逆です。片方のタイプが子どもの頃から自然に使っていて最も得意な機能が、もう片方にとっては不得意でできればそれに頼りたくないと思っている機能。第二機能以下も同様に相手とはことごとく逆なんですね。
このように心理機能自体は同じで順番が逆という関係は、先ほども触れた鏡像関係(4つの機能である直感・感覚・感情・思考の順番は全て同じで、外向か内向かが全て逆)とは全然違う対比となっているのがよく分かります。ENFPとの相性の良さは先ほども書いた通りですが、ESTPに対しては
こういった関係になってしまうことが多いように思われます。ただしあくまでも個人的な経験に基づくものですので当てはまらない場合もあるかもしれません。
先の動画でESTPの男性が言うには、ESTPとは
ESTPは本当に休む必要がないんだ。何かが起きて、それがもし自分たちの興味を引くものであれば俺たちは充電することを忘れて無限に進み続けることが出来るんだよ──
という生き物なのだそうです。うぅむ…。そのアクティブさはINFJにはあまり無いかも。。
自分にも興味を持った物事をひたすら調べたり何かの作業に没頭して時間を忘れることはいくらでもありますが、充電の必要がなく無限にやり続けるっていうバイタリティは持ってないです。。ガス欠になろうがぶっ倒れようが知ったことか、みたいな無鉄砲さもありませんし、自分がぶっ倒れたら周りに迷惑が…などという余計なことを考えてしまうのが劣等SeでFe上位のINFJという生き物なので…。
I can do this all day.
キャプテン・アメリカかよ。(なおキャップはISFJだとされているようです。→利他の心の塊でコンサバだからでしょう。ってかもともと昔の人間なんだからそりゃコンサバだろうよっていう話ですがw)
どちらが良くてどちらが悪いというものではないですが、まぁとりあえずこの世界ではこういったSe上位タイプは間違いなく勝者、って感じですよねぇ…。とくに男社会の中では。
またxSTPタイプの話で言えば、同じシリーズ?の動画でISTPの男性が言っていた特徴のなかに
というのがあって、それも面白いなぁーと思いました。J型だったらこんなふうにみんなで集まっているような場で周りを気にせず堂々と居眠りをするのは色んな意味で難しいと思うのですが、ISTPはこういうときも「俺ルール」で生きている感じがしますね。実に素晴らしい。
J型はまずそもそも「今ここで寝ていいのか」という基本的なモラルとか空気感を気にしますし、もしそれがOKだったとしても周囲の人の存在が気になったり「ここで寝る自分」が周りからどう思われるのか、などといういらぬところに神経を使いがちなのでよほど眠くなければこういうシチュエーションでは眠れないんですよね(笑)。
神経質気味なJ型であっても電車の中だとかスタバなどにひとりで入ったときに居眠りするのはもちろん当たり前のようにできても、何かの会合・ミーティングなどのような場(目的があって集まっていて自分にも何かしらの役割や責任がある場)で平然と居眠りする図太さは持っていないのではないでしょうか。「ちょっと時間が空くから休憩しましょう」みたいな状況であればまた別ですが。
と、そんな感じでバイタリティがあって「周りからどう見られるか」とか周囲の空気感などをいちいち気にしないxSTPタイプは、私たちのような内向かつ直観型タイプのように「あれこれ考えすぎて行動が遅れる」ということがなさそうなので、単刀直入で気持ちのいい部分もある一方、ヤンキータイプ特有の困った側面(そうじゃないタイプにとっては、という意味)もあります。
私は昔からヤンキーとかチンピラの喧嘩の売り方がすごく嫌でした。まともな会話にならず
「あぁ!?」
「何がだよ!」
「何がだよ、じゃねぇよ! あぁ?!」
(以下ループ)
みたいな(超至近距離での)会話になってるのかなってないのか分からない、あの無駄以外の何物でもない威嚇のキャッチボールです。殴り合いの喧嘩そのものよりも、
・話が一切通じない
・口に出している言葉に何の意味もない
・そこでの善悪のルールや正しいか否かは全て本人の気分に委ねられる
という不毛のコミュニケーションに生気を全て奪われるような、あの無駄さ加減がとにかく苦手なんですよね…。とくに質問に質問で返す「何がだよ」(こちらの質問を全て無駄にする最悪の返事)というのが何よりも嫌いでした。まぁおそらく相手にとっては図星を突かれて言い返せないから「何がだよ」になってしまうのでしょうけど。
ちなみに私には兄と姉がいて自分が3人きょうだいの一番下だったのですが、兄と父がおそらくISTPで(父はESTPの可能性も少しあります)姉がおそらくESTJ(もしくはENTJ)でした。母はいまだに推測できていません。
こんな人たちの中で育ったINFJの末っ子の心境、察していただけたら嬉しいです。
兄はまさに「あぁ!?」「何がだよ!」というタイプなのですが決して社交的ではなく、またESTPほどヤンキー気質が前面に出ているタイプでもありませんでした。バイクや車に乗るのが好きで筋肉質(なお父はさらに上をいくマッチョでした)、間違いなく喧嘩は強いほうだけど自分から喧嘩を吹っ掛けるタイプでもなく、人前に立って目立つキャラでは全くなかったのでさほど無駄な争いは起こらない人生だったのかもしれません。
以前どこかで書いたかもしれませんが(←こればっかり)、私は小さい頃からプロレスごっこやブルース・リーごっこの相手として(年の差4歳なのでもちろんこちらがやられ役)兄からボコボコにされる日々を送っていました。酷い時には最終的にこちらがキレて台所から包丁を持ち出して兄を追いかけ回すんですが、当然ハッタリで本当に刺したりはしないので最後に手加減なしで殴られて終了、というお決まりのパターンでした(笑)。
いやー、いつかまた童心に帰って包丁振りかざして兄を追いかけてみたいものです。(嘘)
その後、兄が中学に入って思春期を迎えると4歳も年下の弟のことなど気にかけなくなるので、それ以降は別に喧嘩するようなこともなくむしろある程度の距離感があることで仲はそこそこ良かったと記憶しています。ただ兄としては私がいつも兄に対して気を使っているところだったり、こちらがさほど話しかけないことや反応が薄いことに対して心の中では相当イラついていたらしく、大人になってからとある理由で一緒に飲みに行った帰りに唐突に殴られたこともありました(笑)。殴る理由を言わないから余計に腹が立つんですねこれが。
向こうの性格的に私のようなタイプは合わないんだろうなというのも分かるのでそれはいいんですが、納得いかないのは自分も積極的に話してくるようなタイプじゃないくせに、こっちが兄と弟という上下関係を理解し立場をわきまえて控えめにしていることについて気に食わないと思っているところ。いやそれはおかしいだろ、と。
まぁでもこんなふうに自分とは明らかに異なるルールや信条を持っているISTPの兄とxSTPの父を持つと多少なりとも影響されるのか、もしくは自分にも実は同じような要素が内在していたのか、歳を取るにつれ自分も少しずつ彼らみたいな「マイルールに基づく行動」を取るようにもなってくるのが面白いところです。
私の場合はおそらく自分と彼らの違いを痛感させられ、男としての劣等感みたいなものを感じて生きてきたので、ISTPのようなタイプには憧れのような気持ちがあってそれが徐々に解放されてきているのかなぁと。…といっても結局はINFJなのでそれもわずかな変化なんだろうなとは思いますが。
さて、最後に全然関係ない話題で締めようと思います。(なんでだよw)
ここ数日AIを使って誰かの曲を他のアーティストに歌わせるという動画をいくつか見まして、それがちょっと面白かったのでここで書かせていただきます。まだ過渡期なのかかなり玉石混交といった感じなのですが、例えばジョン・レノンにオアシスの『Don’t Look Back In Anger』を歌わせたものだとか、逆にジョン・レノンの『マインド・ゲームス』をオアシス(リアムの声)に歌わせたもの、さらにデヴィッド・ボウイにレディオヘッドの『Creep』を歌わせたものなどはなかなかよく出来ていたように感じました。
顔がゾンビっぽいのはどうにかならんのか…
そこまでは割と普通の組み合わせなんですが、なぜかドナルド・トランプ(例のデータベースサイトではESTP認定)にコールドプレイの『Viva la Vida』を歌わせたものなんかもあって、それが無駄に出来が良くて笑えました。
ってかなんでこんなことを思いついたのかww
AIのこういった進化はすでに犯罪に使われていて(中の国ではさっそく詐欺を起こした人が捕まってましたね)、というかとっくに社会の上層部では悪いことに使われているのでしょうから笑っていられるのも今だけかもしれませんけどね。
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