【エニアグラム】タイプ5と9の違いと診断結果、あとINFPとENFJ、ESTPとISTPについての話題など【MBTI】

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海外の動画のコメントから他のMBTIタイプについての学びを得る

 MBTIの話題に移りますが、INFPについて少し前に見たENFJに関する動画に付いていたコメントで「なるほど…」と思ったものがあったのでやや勝手に意訳して引用します。

 

 

INFPの私は一人でいるのが好きですが、だからといってあまり長く一人でいようとは思っていません。なぜなら、自分の感情を引き出してくれる外部エネルギーがないと、すぐに考えすぎてしまうからです。また、自分を理解してくれない人、感情的・知的なレベルで関わってくれない人と話すのも好きではありません。

 

 

 INFJと鏡像関係のENFPとの相性については以前にも書きまして、今でも個人的にENFPが好きなのは変わっていません。

 まずまずの社交性を発揮しつつも、内面では心の洞窟に籠もりがちなINFJを外の世界に引っ張り上げてくれるのはENFPのような存在であり、この世界になくてはならない貴重な存在だと思っています。(もちろんだからといって無条件で全てのENFPが好きというわけではありません。嫌な奴ももちろんいるでしょうw)

 

 で、そんな鏡像関係ですが、INFPの鏡像関係はどのタイプなのかというと、それはENFJとなります。

 

 

 自分はINFJだし、INFPの知人が少ない(100%そうだと断言できる人はいないかも)のでINFPのことはあまりよく分かっていませんが、印象としてINFPがENFJと相性が良いようには全然思えなかったので、この2タイプの場合は鏡像関係がいいほうに作用しないパターンなんだろうなと勝手に思っていました。相手のことを分かったつもりで恩着せがましい優しさをグイグイと押し付けてくるようなFe主機能タイプ(ごめんなさい!)のことは大嫌いなんじゃないかとさえ思っていたくらいです。

 ちなみに私にはESFJの友人・知人が何人かいますが、同じFe主機能でもESFJにはこういう恩着せがましさは感じたことがありません。要はENFJの特徴ってことですかね。。

 でも上記のコメントを読む限り、どうやらその考えは間違いだったのかも…という気がしてきました。INFJが「自分を外の世界に引っ張り上げてくれる」ENFPを心地よく感じるのと同様に、INFPも「自分の感情を引き出してくれる」外向型のエネルギーを必要としている──ということなのでしょうか。

 しかもここで特徴的なのが「自分の感情を」と言っているところです。これは個人的な意見になりますが、INFJの私が心地よく感じているENFPの外向的エネルギーとは

 

こちらの考えとか興味を共有しつつも(意見が同じとは限りませんが)、よし、じゃあそれを外の世界で表現しようよ!というふうに日の当たる世界に引っ張っていってくれる──

 

 というものであって、自分の「感情」を外の世界に連れ出してくれるということではありません。

 

 自分の中でしか表現していない(つまりどこにも解放していない)「感情」を解放してくれるような人なんてINFJは欲していないと思うんですよね。少なくとも自分が外に解放していないのは「自分の感情」ではなく何か別のものです。それにそういうのは他者がどうこうではなく自分でどうにかすべき問題なんだと思いますし、もし解放してくれる人がいるのならその役割を果たす案内人は案外センサータイプなんじゃないかとも思っていたりします。

 

 

 こういうところがFi上位のタイプとの違いなのかもしれません。常にいろんなことを考えているし色々な感情をキャッチしているけども、自分自身の根源から湧き出ている「自分の」感情をよく観察してみると、案外それほど波の高いものではないような気がしています。他者の感情に圧倒されているだけで、自分の感情を自分で摑んでいないというか。だから自分の本当の望みとか願いをストレートに言語化できないのかも。人のことはよく観察しているけど自分のことはあまり分かっていないのがINFJなのかもしれませんね。

 あとこれもまた個人的な意見になりますが、私はENFJの「外の世界に引っ張っていこうとするエネルギー」というものが正直あまり好きではありません。彼らの直観はたしかに自分と近いものがあるのは分かりますが、自分と比べると直観への信頼度というか使い方は弱いように感じます。やはりフィーラーなので感情から入るタイプなのでしょうかね。洞察とかインスピレーションよりも前に感情を原動力としているというか。

 前にも書いたかもしれませんが、似たところがあるから自分との違いに過敏になるのかもしれませんし、こちらが「そういうことは人目につかないようにやるものだ」と思っていることを人前で見せつけるように行うところが単に嫌なだけかもしれません(笑)。

 

 

 だから少なくともINFJの自分には、ENFJのエネルギーを必要とする機会なんてほとんどないんですけど(ごめんなさい)診断結果でよくINFJと間違われるINFPにとってはENFJは必要な存在らしいので、何とも不思議なもんだなぁと改めて思わされた次第です。こういうところからも散々INFPという診断結果が出ていながらもやっぱり自分はINFJなんだなということが分かります。

 いやはや、タイプ間の相性というのは実に面白いものですね。

 

 あと内向、外向の違いについて別の動画のコメントに面白いものがあったので続けて引用します。

 

 

外向的な人は、自分の考えや発言を認めてもらうために他人を必要とし、それを糧にする。一方、内向的な人は内心では(おそらく外には出さないが)自分自身の信念に自信を持っている。

 

 

 これ、書かれている言葉をそのまま受け取ってもなるほどねと納得がいくものですが、これを別の捉え方で見てみると、外向型と内向型の大きな(最大の?)違いである「エネルギーを充電する方法」とも結びついてくるのかな、とも思いました。

 外向型は人と会って活動することでエネルギーを充電するタイプです。だから休みの日に部屋に閉じこもったりせずに友達と遊んだり誰かと趣味の活動に勤しむことが活力となります。

 反対に内向型はひとりの時間を持つことがエネルギーの充電となるので、普段仕事で多くの人と接したりプライベートで人と集まったり友達と遊んだりした後は必ずひとりでゆっくりする時間を求めます。内向型の場合は人と会うことで活力を使ってしまうんですね。

 

 

 上記のコメントの「自分の考えや発言を認めてもらうために他人を必要とし、それを糧にする」という部分こそが、まさに外向型が他者から活力を得ているということを言い表しているのではないかと、私には思えました。他者を通した世界に自身の存在証明を見出すのが外向型、と。他者がいない世界には自分が存在する意義がない、という。

 同時に「内向的な人は内心では(おそらく外には出さないが)自分自身の信念に自信を持っている」というのも、内向型は自分の内側に自身の存在証明を見出しているのでエネルギーの源も自身の内側にある、ということなのではないかと。そのため充電するために他者を必要とはしない(というか一人になりたい)し、自身の存在意義と他者の存在は基本的にあまり関係がない、という。

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