以前、【小ネタ】バングルスのスザンナ・ホフスさんの現在…【The Bagles】という短い記事を書いたら(書いた、と言っても中身はYouTubeの動画ばっかりで文字数の少ない完全に他力本願な記事なんですがw)思いの外アクセスがあって、スザンナ・ホフスの根強い人気を改めて知ることとなったのでした。
バングルス解散後にソロ活動を開始した彼女は90年代には2枚のアルバムをリリース。(2000年代に入ってからバングルスは再結成)
そのソロアルバムについて、Wikipediaでは「ヒットには至らなかった」と書かれていますが、セールス的にはそうだったとしてもアルバム自体は決して悪くないですし、2枚目のほうは個人的にも好きなアルバムです。
その2枚目のアルバムをリリースした翌年の1997年に、サラ・マクラクランによって提唱された女性アーティストもしくは女性主導のバンドによるツアー型音楽フェス『リリス・フェア』が開催され、スザンナ・ホフスもこのフェスに出演しました。
『リリス・フェア』誕生のいきさつについて、英語版Wikipediaにはこのように書いてありました。(DeepL翻訳を使用)
1996年、カナダのアーティスト、サラ・マクラクランは、女性ミュージシャンを2人続けて起用することを拒むコンサートプロモーターやラジオ局に不満を抱いていた。彼女は、従来の業界の常識にとらわれず、自身とポーラ・コールのツアーをブッキングし、成功させた。
80年代にバングルスの顔的存在として絶大な人気を誇ったスザンナ・ホフスですが、この『リリス・フェア』で彼女が立ったのはセカンドステージでした。
90年代に入ると様々な音楽スタイル、そして多様な個性を持った女性アーティストが数多く登場しましたが、この時代に広く受け入れられていたアーティストの傾向とうか路線というか、そういうものとの違いがあったのかもしれませんし、単純に多くの女性アーティストが世に出た時代だったから目新しいものに押された、ということも理由のひとつだったのかもしれません。
ではメインステージに登場したアーティストには一体どのような顔ぶれが並んでいたのでしょうか──
90年代のヒットチャートを思い出しつつ以下の名前を見てみると相当すごいメンツであることが分かりますが、メインステージのみならずセカンドステージ、さらにはヴィレッジステージのほうでも「おぉ…」という顔ぶれが並んでおり、改めて90年代が女性アーティストが大躍進した時代だったことを思い知らされます。
ちなみにWikipediaを見るとヴィレッジステージというのは主にツアー先でスポット的に参加するアーティストが出るステージのようでした。
そんな感じで1997年にはセカンドステージでの参加となったスザンナ・ホフスですが、2010年にリバイバル開催されたときには再結成したバングルスの一員としてメインステージに登場しています。こういうところもカッコいいなと思いました。
1997年のメインステージに登場したアーティスト
一部抜粋していますので実際にはもっとたくさん出演しています。(以下同様です)
サラ・マクラクラン
まずは提唱者であるサラ・マクラクラン。
シェリル・クロウ
トレイシー・チャップマン
ジュエル
ポーラ・コール
スザンヌ・ヴェガ
フィオナ・アップル
ジョーン・オズボーン
カーディガンズ
リサ・ローブ
メレディス・ブルックス
リリス・フェアでのライブ動画もあったので合わせて貼っておきます。
トレイシー・ボーナム
ナタリー・マーチャント
個人的には今まで挙げた人たちの中では一番好きでした。10,000マニアックスがそもそも好きだったのですが脱退後のソロアルバム『Tigerlily』もすごく良かったんですよね。
このメンツを見ただけでもこのフェスがいかにすごいのかが分かりますね。まぁ一発屋っぽい人もいるかもしれませんが……
というわけでまだ続きます。
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