その95 「私はコーヒーが大好きです」
Me gusta mucho el café.
メ グスタ ムーチョ エル カフェ
(私はコーヒーが大好きです)
前回のNo.094では「私は○○が大好きです」という意味のフレーズとして
Me encanta ○○.
(メ エンカンタ ○○)
を取り上げましたが、今回の「Me gusta ○○」(メ グスタ ○○)も「私は○○が好きです」と言うときに使うフレーズです。
あえて前回と被らせるために「とても」という意味の「mucho」(ムーチョ)を加えて「大好きです」としていますが、もっと普通レベルで「好き」といいたければ「mucho」を外せばOKです。
Me gusta esta película.
メ グスタ エスタ ペリクラ
(僕はこの映画、好きだよ)
Me gusta nadar.
メ グスタ ナダール
(私は泳ぐのが好き)
みたいな。
この「Me gusta ○○」ですが、「私は」を強調したい場合は
A mí me gusta ○○
ア ミ メ グスタ ○○
(「私は」○○が好きです)
という言い方をします。日本語にすると同じになってしまうので文字だけで説明すると分かりづらいですが…。
例えばグループで話しているときに「何かについて好きかどうか」をみんなで言い合っているとします。人が多ければそれだけ色んな意見が出てくると思いますが、その中で「私は○○は好きだよ」と「自分の意見・好みとしては」というニュアンスで言いたい場合にこの「A mí me gusta ○○」を使います。
※前回No.094の「Me encanta ○○○.」でも同様にこの「A mi 〜」は使えます。
また、「好きです」じゃなくて「好きじゃないです」「嫌いです」としたい場合は、最初に「No」(ノ)を入れて
No me gusta ○○
ノ メ グスタ ○○
(私は○○が嫌いです/好きではありません)
とします。そして先ほど説明した「A mí」を入れた場合では「A mí」と「me gusta ○○」の間に「No」を入れて
A mí no me gusta ○○
ア ミ ノ メ グスタ ○○
となります。自分以外の人について言う場合は二人称・三人称、単数・複数でまた少し違ってきますが、ここでは割愛します。パターンが多くなると覚える気がなりますからね(笑)。
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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