その35 「ここで○○として働いています」
(Yo) Trabajo como ingeniero en aquí.
(ヨ/ジョ) トラバホ コモ インヘニエロ エン アキ
(ここでエンジニアとして働いています)
「○○として働いています」と、自分の職種や職業を伝えたい場合のフレーズです。
ここで使う「como」(コモ)<※「コ」にアクセント>は「~として」という、資格を表す副詞で、No.006の「¿Cómo estás?」(調子はどう?)で使用している「cómo」とは別の単語です。2つ目の「o」にアクセント記号がついているかどうかで判別します。
「cómo」のほうは「どのような」「どんなふうに」という疑問の問いかけに使います。
この「〜として」というフレーズ、自分の職業や職種を伝える以外にも
Te aconsejo como un amigo, ~~
テ アコンセホ コモ ウン アミゴ 〜〜
(ひとりの友達として忠告するけどさ、~~)
というような使い方もできます。「Te aconsejo」は「君に(私は)忠告する/勧める」という意味です。
今回は「ここで」という言葉を加えていますが、もっとシンプルに「○○として働いてます」という「Trabajo como ○○」だけ覚えておけばOKかと思います。
また「○○」の部分は相手に伝わればいいので英語でもいいでしょうし、身振り手振りで説明できるならそれで十分ではないでしょうか。ドライバーだったらハンドルを持つ手振りで伝わるでしょうし、料理人だったら包丁で切る動きやフライパンで炒める手振りできっといけるでしょう(笑)。
身振り手振りで伝えられない場合も多いと思いますので(笑)、少しだけ職業を挙げてみようと思います。
※「/」で区切ってあるのは「男性/女性」の使い分けです。「/」の区切りがないものは男女共通です。
サラリーマン
「empreado/da」(エンプレアド/エンプレアダ)
公務員
「funcionario/a」(フンシオナリオ/フンシオナリア)
先生・教諭
「profesor/ra」(プロフェソール/プロフェソーラ)
医者
「médico」(メディコ)
店員
「dependiente」(デペンディエンテ)
料理人
「cocinero/ra」(コシネロ/コシネラ)
ボーイ/ウエイトレス
「camarero/ra」(カマレロ/カマレラ)
警察官
「policía」(ポリシア)
秘書
「secretaria」(セクレタリア)
受付
「recepcionista」(レセプシオニスタ)
主婦
「ama de casa」(アマ デ カサ)
「私は日本食の料理人です」という場合は
Soy cocinero de la comida japonesa.
(ソイ コシネロ デ ラ コミダ ハポネサ)
「私は主夫です」という場合は
Soy amo de casa.
(ソイ アモ デ カサ)
「主夫」という言葉はあまり使う機会はないかもしれませんが一応ということで(笑)。
なお、どちらも場合は「私は」の主語である「Yo」を省略しています。
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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