その30 「~~と一緒に住んでいます」
Vivo con mi familia.
ビボ コン ミ ファミリア
((私は)家族と一緒に住んでいます)
英語の「with」にあたるのが「con」(コン)です。「mi」は「私の」という意味で英語の「my」、そして「familia」(ファミリア)も綴りで想像がつくと思いますが「家族」のことです。
『その24』で取り上げた「友達」「彼氏/彼女」「夫/妻」と一緒に、と言いたい場合は「家族」のところを置き換えればいいだけなので簡単ですね。
ちなみにバルセロナのサグラダ・ファミリアは、桜田さん一家が自己紹介するときにちょっと訛ってしまったことに由来しています。
えぇ、もちろん嘘です。
「聖なる」とか「神聖な」という意味の「sagrado/sagrada」(男性名詞ならsagrado、女性名詞ならsagrada)と、「familia」(ファミリア)の組み合わせで「サグラダ・ファミリア=聖家族」という意味になります。「familia」が女性名詞なので「sagrado」ではなく「sagrada」になります。(なお「聖家族」とは主イエスと聖母マリア、そして養父聖ヨセフのこと)
「with」が「con」なら、「wihtout」を意味する言葉は何か?というのも気になりますよね。「con」の対義語は「sin」(シン)になります。
例えば「炭酸入りのミネラルウォーター」は
「agua mineral con gas」
アグア ミネラル コン ガス
と言い、「炭酸なしのミネラルウォーター」は
「agua mineral sin gas」
アグア ミネラル シン ガス
となります。
また、「ひとりで住んでいます」という場合は、自分が男性であれば
(Yo) Vivo solo.
ヨ(ジョ) ビボ ソロ
と言い、自分が女性であれば
(Yo) Vivo sola.
ヨ(ジョ) ビボ ソラ
となります。
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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