その18 「(君は)スペイン出身だよね?」
(Tú) eres de España, ¿verdad?
(トゥ) エレス デ エスパーニャ、 ベルダッ?
((君は)スペイン出身だよね?)
「verdad」(ベルダッ)は「事実」とか「真実」という意味の名詞です。ですのでこれの疑問形は「でしょ?」とか「ですよね?」といったような意味になります。「¿verdad?」 の代わりに 「¿no?」 でも同じ意味の「でしょ?」になります。どちらも語尾は上げましょう。
相手が言ったことに対して「本当に?」「本当ですか?」と言うときには
¿De verdad?
デ ベルダッ?
を使います。ほとんど同じ意味ですが、もうちょっとくだけて
「本気で?」とか「マジで?」といったニュアンスで言いたい場合は
¿En serio?
エン セリオ?
といいます。私の場合はほぼこの「¿En serio?」一択です。
以前に出てきた「usted」と同様に、語尾が「~dad」~ted」みたいに、子音のあとに「ed」や「ad」がくる単語の場合は、最後の「d」はほとんど発声せず、寸止めするような感覚で「~テッド」「~ダッド」の「ド」を抜くような感じで言います。
ちなみに「マドリード」「Madrid」は、スペイン人は「マドリー」と言うそうです。もっと正確にいうと「マドリス」といったように「Madriz」に近い発音をする、というようなことをよく聞きます。
私はメールやSkype、LINEでならスペイン人と話したことはありますが、直接の知り合いはみな中南米の人なので、実際どうなのか聞いたことはまだありません(笑)。
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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