【中年からはじめる外国語学習】日記012 夏休みについて②

LEARNING
スポンサーリンク

 

W杯が終わってからは、それまでしょっちゅうLINEでチャットをしていたメキシコ人の女の子とは徐々に会話する機会が減り(楽しいけど向こうにしてみたらこっちは歳の離れたおっさんだし、本当は同世代の日本人がいいだろうと思っていたので控えていました)、最近は全く連絡も来なくなっていたんですが、先日久しぶりに連絡をもらってまた色々話しました。個人的にはこれくらいあっさりしているほうが楽でいいです。義務感みたいなものが出てくるとちょっと疲れてきますし。。

 

前にも書きましたが、この子(学生さん)は顔も歳も知らないので基本的に謎の人なんですが(笑)、控えめで品のないことは言わない大人しめのタイプ、という印象でした。以前に「今年の夏は何をするの?」と聞いたときに「忙しいから海に行くくらいかな」なんて言っていたので、陽気なラティーナの中でもあまりアクティブなほうではないのかな…と勝手に考えていたら、8月中旬にメキシコの中でも観光スポットとして超有名なビーチに何時間もかけて行ってきた、とのことでした。

 

ビーチではバンジージャンプもしてきたらしく、自分が高所恐怖症(スペイン語でacrofobia)だと伝えると「私も最初は怖かったけどやったらめっちゃ楽しかったよ!」「ロープが切れるんじゃないかとか、余計なことを色々考えてたけど係の人が10回くらいチェックしてたから問題ないよ!あなたにも出来るって!w」という返事が。

 

 

いや…高所恐怖症ってのはロープが切れたらとかそういう心配以前に高くて柵がないところがそもそも無理だし、落下に対する恐怖がハンパないんだってば。。

 

 

ちなみにこの「高所恐怖症」については、私がグアテマラのオンラインスクールで勉強していたときの持ちネタ(笑)のひとつだったので、「acrofobia」という単語を覚えていたのでした。まぁ英語も「acrophobia」でほとんど一緒みたいですけど、自分の場合は英語のボキャブラリーがまるで足りないので、そういった「英語とスペイン語でほぼ同じ単語」もスペイン語のほうを先に覚えることが多かったです。ってかどっちもまだまだ足りませんけど(笑)。

 

さらにそこのビーチはダンスでもよく知られているところだそうで、いっぱい踊ってきて楽しかったとのこと。以前までの会話の内容からすると控えめで大人しそうな印象の子だったけど、やはりそこはラテンの国の人でした。

 

私の場合、中南米の人たち(先生含め)と多少話が出来るようになっていくと、この「ダンス」についてはいつもそれなりの温度差が生じていました。スペイン語は勉強してるけど、だからといって自分がラテン気質に合う人間かというとそうでもないわけで……(笑)。

 

ましてやサルサやメレンゲ、バチャータなどのダンスは、あんなに腰が動かないし長く踊れないから無理!っていう感じなんですが、お酒が入る場や何かしらのパーティ的な場では、やはりダンスが始まったりすることもあり、そういったときにどうも「このハポネス(日本人)はスペイン語を少し話せて、ジョークばかり言ってるからきっと“こっち側の人間”なんだろう」と思われるらしく、こちとらサルサとかほとんど踊ったことがないのに勝手に出来る人扱いされて、そして勝手に失望される(笑)──といった経験を何度かしています。おかげでダンスが好きかと聞かれても今では迂闊に「シー!(yes!)」とは答えなくなりました(笑)。

 

 

あの人たちの、あのずっと踊り続ける体力と腰周りの柔軟性は一体どこから来るのだろうか……

 

 

 

comment

タイトルとURLをコピーしました