【なるほど】映画『TENET テネット』その①──終盤までの検証と考察、疑問点と画面奥のおかしな現象など【わからん】

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何度見直してもはっきりしない箇所について

 こういった時間を行き来する系の映画は辻褄が合わなくなる所謂「パラドックス」が発生することが多く、この作品もどう解釈していいのか分からない(というか頭が追いつかないw)箇所がどうしても出てきてしまいます。

 

逆行から順行への移行では時間が前後するのかが不明

 Wikipediaや公式サイトにリンクが貼られている映画評の解説によれば、

 

回転ドアはタイムマシンではない

 

 とのこと。

 回転ドアは「時間反転」で、未来から過去へ逆向きに進むものであり、よくあるタイムマシンのように過去(または未来)のどこかの時点へ一足飛びで行けるわけではなく、ある時点で回転ドアを通ることにより時間の流れを逆に進むことで過去へ戻る(進む)という仕組みのようです。

ですので一週間前に戻ろうとした場合、回転ドアを通って逆行状態になって目的の一週間前に辿り着くには一週間かかる──ということだそうです。

 タイムマシンではない──ということは「未来から過去へ」はいけるが「過去から未来へ」は行けないということになりますね。また「未来から過去へ行く」という現象についても、時間が逆行して進むから結果的に過去へ戻ることになるというだけの話──という、これまで植え付けられてきたタイムマシンの概念とは違うものとなります。(「だけ」ってのも変な話ですが…)

 

ですが、そうなると新たな疑問が……。

 

 映画の中では回転ドアを通って「逆行状態」から「順行状態」になる描写も出てきます。

 これは過去へ遡った者が過去のある地点(時点)で順行状態となる(戻る?)ことですが、上記の理論・概念によれば時間をワープするわけではありませんので、カセットテープに例えるとすると

逆再生させていたテープをここで止め、通常の再生方向に戻す

 ということになるのでしょう。

 

 ですがそうなると、この逆行→順行を行った瞬間に、その世界には順行状態の自分が2人存在することになりますよね。

 元々のタイムライン上にいる自分と逆行してきた自分が同じ時間に存在するのも問題ありと言えばありですが、その場合は

逆行するポイントへと向かう自分(Aとします)

逆行するポイントから逆行状態となって出てきた自分(Bとします)

 ということになるので「対」の関係でありAとBは一応均衡は取れているように思われます。

 ですが一度逆行してからどこかの時点で順行に切り替えた場合、その順行に切り替えた自分(Cとします)は、逆行しした時点から順行に切り替えた時点までの期間(黄色マーカー部部分)をAと共存していることになりますよね。

→→→→→→→→→→→→
    ◎←←←←←←←
     →→→→→→→→→→→→


・黒い矢印=Aが存在する時間軸
・◎=回転ドア

・青い矢印=逆行状態のBが存在する時間軸
・赤い矢印=回転ドアを通って順行状態に移行したCが存在する時間軸

この場合、黄色マーカーの部分はAとCが同時に存在していることになる???
黄色マーカーの期間の逆行状態Bは、もともとAの逆行であるため、Cが現れた時点で消滅する???
それとも逆行から順行に移行した時点でAもBも同時に消滅する???

 これについてはクライマックスの戦闘シーンで、ニールがあるタイミングで3人同時に存在していたことを示している動画があるので単に私がバカなだけではないようです(笑)。まぁバカなのは否定しませんがw

 これはレビューその②のほうで触れるとともに、海外の方が作られた神動画がYouTubeにありますのでそちらでも確認してみてください。(動画はレビュー内に貼ってあります)

 また、さらに気になる点として

 

もし順行状態への変換を行わず、ずっと逆行状態のままでいるとどうなっていくのか?

 

 という疑問が湧いてきます。もしかしてベンジャミン・バトン状態で時間とともに若返っていくんだろうか???…それとも加齢は順方向のままなのか???

 という悩ましい問題についてもレビューその②で触れています。

 

【長い友情の終わり】映画『TENET テネット』その②──スタルスク12での戦闘シーンの検証と考察など【ニールの正体】
...

 

逆行状態から順行状態への以降が行われた瞬間にパラレルワールドが現れ、過去の時間軸でそのまま存在していた自分は消滅する──

 というのなら(現実的かどうかは置いといて)とりあえず辻褄は合うような気もしますが、映画内でそれを示唆する描写がないので何とも言えません。

 クライマックスの戦闘シーンでニールが複数存在する場面でも「理論上はこうである」というだけで、カメラが同じフレームの中に複数のニールを捉えているわけではありませんでした。※姿は見えないが双方が乗り物の中にいる状態で同じ絵に収まっている場面はあります。

 オスロ空港に逆行して戻ってきた主人公とニール、そしてキャットの3人は回転ドアを通って順行状態になりました。キャットはもともとその場に居ませんでしたが、元の時間軸での主人公とニールはその場にいるのでどうなっているのか気になるところです。

 それにもし過去の3人(主人公・ニール・キャット)がそのとき消滅していたのであれば、過去のその後のタイムラインでの

「主人公がキャットを介してセイターを紹介してもらい、タリンでプルトニウム241を奪う」というミッションへの流れも消滅

 してしまいます。(キャットは主人公たちと一緒にいるので)

 

……あ、そうか。パラレルワールドか。。。

 

 

う〜〜〜ん。

 

 このことについてはどういう説明がされているのか不明なので、ちょっとモヤモヤしています(笑)。おそらくモヤモヤをなくす一番の解決法は

 

気にしない

 

 ということなのでしょう(笑)。

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