【MBTI】久しぶりの無料診断テストの結果と、xNFJにイラつく海外のINFPさんたちの意見について【Fi対Fe】

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 以前も「INFPはINFJに対してイラつくらしい」という件については取り上げましたが、今回読んだ投稿記事でもやはり似たような観点で腹を立てていたもよう。そしてその対象はINFJだけではなくENFJに対しても向けられていました。……というかどちらかというとENFJのほうに対してよりムカつきを覚えているようでした。

 ここでピンとくる方がいるかもしれませんが、INFPとENFJは鏡像関係です。INFJとENFPの鏡像関係は(少なくとも個人的には)非常に相性がいいと感じていますが、INFPとENFJについてはそうでもないのでしょうか。。

 …といってもネットをいろいろ見ているとINFPとENFJの組み合わせは最高よ!なんて言ってる人もたくさんいるので結局はタイプがどうこうじゃなくて個人間の相性なんでしょうね。身も蓋もない話ですが(笑)。

 

 

 で、INFPの方々が「ENFJおよびINFJのどのような行為に対してお怒りになっているのか」を、私が読んだ投稿とそれに対するコメントからまとめてみるとだいたいこのようなものとなりました。表現は多少盛ってるかもしれませんがw

 

私を変えようとするな

 

私を操ろうとするな

 

私に指図するな

 

頼んでもないことをして恩着せがましい態度を取るな

 

私に介入するな

 

 

 …………。

 なんでしょうか。。。しょぼんの顔文字(´・ω・`)を並べたくなるようなこの言われっぷりは(笑)。※なお顔文字とか使ったことがないので今回わざわざ検索しましたw

 でも言いたいことは分かります。きっとINFJの方々もいくつかは心当たりがあるはず…。INFJの私でも自分を操ろうとしたりあれこれ指図してこちらを自分の思い通りにさせようとする人間や、何をするにもいちいち恩着せがましい奴は大嫌いですから、Fi主機能のINFPにとっては尚のこと我慢ならないのでしょう。。。

 

 

 こういったxNFJの特徴はFeの働きによるところが大きいものと思われますが、ENFJと同じくFe主機能のESFJに対してはどうなのかというと、それは

 

ウザいことには変わりはないが、距離感を間違わなければあまり害はない

 

 という感じなのではないか──と勝手に推測しています(違ってたらゴメンナサイ)。INFPもSiを持っているのでESFJのFeの使い方にはまだ理解できるものもないわけではない、という感じなんでしょーか。

 きっとNFJタイプの場合は、Niとくっついて発動するFeが

 

操作・洗脳・介入

 

 というニュアンスを持ったアドバイス(もしくは手助けという名のお節介)として受け取られてしまうのではないかと。xNFJのFeのやっかいなところは、未来予測のNiと連動しているので

 

「絶対こうしたほうがいいって!」

 

「そのままだといつか必ず○○になるよ!」

 

 といったような、まるで「それしか正解がない」かのような提示をしてくることにあると思われます。そのためFi-NeのINFPから

 

「うるせぇ!勝手にお前の意見を押し付けんじゃねぇ!」

 

と反発されてしまう、という(笑)。

 さらにFeというものがお節介になりがちな機能でもあるため、INFP的には一人でいるほうが心地よくて落ち着くと思っているときにも、xNFJが勝手に取り残されてしまった人という解釈をしてしまい「よかれと思って」輪の中に引き込もうとしたりする傾向があるのも問題なのではないかと。この傾向はENFJの十八番のようなものだと思われますが、INFJもかなり小さいコミュニティ内でだったら同じようなことをしてしまいがちなので、やはり気をつけなければならない点なのでしょう。。

 

「よかれと思って」

 

 このフレーズには本当に注意しなければいけませんね。する側もされる側も…。つーかこのブログにいただく有難いコメントに対して私がやっていることがまさにこれなので「いやお前が気ぃつけぇ〜や!」という話ですね。すいません。

 

 

 私自身がさんざん診断サイトでINFPという結果が出た人間ではありますが、MBTIについて色々調べて分かってくればくるほど、INFJとINFPはどうやらあまり相性が良い組み合わせとは言えない、と思うようになりました。

 やっぱりFiユーザーというのは表向きこそソフトな印象ですが、己の価値観については頑固なものがあるのでしょうし、そこに許可なく足を踏み入れようとする人に対しては相当強い抵抗があるものと思われます。

 一方、Feユーザーは自分の価値観を使って他者を見て判断しているので、誰かに対して「この人にはこうなってほしい」「この人に○○を伝えなければ」と自分が(勝手に)感じてしまうと、まるでスイッチが入ったかのようにお節介が発動してしまいます。

 その際に自分の価値観を使って状況を見ているので、本人は相手を気遣っているつもりなのに実は相手の本当の気持ちが分かっていない──ということが多々起こります。相手も同じxNFJであればその辺も汲んでもらえたりするのかもしれませんが(先ほど書いた自虐への言い訳ですねw)、Fiユーザーにとってきっとそれは苦痛であり「余計なお世話」と受け取られることが多いのではないかと…。

 

 まるっきりテリトリーが違うもの同士であればそれぞれの心地よい場所でお互いぬくぬくと暮らしていけばよいのでしょうが(笑)、社会の中での立ち位置や善悪の価値観などで近い部分があるだけに、無視するわけにもいかない微妙な距離にお互いが生息していたりする──ということも問題なのかもしれません。いや知らんけど。

 INFPとINFJとでフィーリングが合うというケースももちろんたくさんあるとは思うのですが、一度ボタンの掛け違いが発生してしまったら互いに頑固なところがあるだけに関係は難しいものになってしまうような気がします。そもそも、お互いにとって相手の性格・特徴は自分が自然体でいられてリラックスできるようなタイプではないですからね。

 

 

 INFPはただ自分の世界にいるだけであって、そこで無理して場の空気を取り持とう/合わせようなどとは思わないのに対し、INFJはそういう人と同じ空間にいて場の空気が微妙な状態(誰も喋らないとか)になっていくことに耐えられないのでついつい何かをしてしまう──みたいな感じでしょうか…。

 もちろん大事な面接の控え室だとか病院の待合室みたいに誰も喋らないのが適切な空間であればINFJも何もしませんが、例えば何かの集まりの場で共通の知人が席を外したときなど、沈黙の時間が続くのが気まずいようなときのあの状態では自分が何かしなくてはといたたまれなくなるんですよね。

 最初のほうで「内向かつ直観を上位機能に持つタイプには仲間意識のようなものを感じますし」と書いたのは嘘ではないんですが、近いものがあるからこそ違いが気になってしまうタイプなのかもしれませんね…。

 ミーム系の動画などでINFPは繊細でおどおどしたキャラとして描かれることが多いですが、こういうときでも沈黙が続くことを選べるのはINFJからしたらものすごく意志が強い人のように感じてしまいます。

 まぁ実際のところ意志が強いからそうできるのか、それとも違う理由からくるものなのか全く分からないんですがw

comment

  1. てびん より:

    はじめまして
    INFJに関する記事をいくつか拝見させていただきました。
    その中で、この記事にたいへん励まされましたので、コメントを残させていただきます。

    とあるMBTIブログで、INFJに親が殴られたのではないかと思うほど憎しみに満ちた解説を読んでしまい、「そうか、いままで自分は他人に上から目線で価値観を押し付けてきたんだな」と大反省しました。
    自覚がなく無意識でやってきたのかもと怖くなってしまいました。
    しかし、この記事での”お怒りポイント”がその方のお怒りポイントとほぼ同じだったことで、具体的に、個人としてそう怒る人がいるのだと冷静になれました。

    記事を書いてくださり、ありがとうございます。
    学べた短所をうまく扱いながら日々を過ごすよう努めます。

    • コメントありがとうございます。
      そのような厳しい意見を発信しているブログがあるのですね…。
      おそらく他の性格タイプの人にも、上から目線で自分の価値観を人に押し付けるということをやりがちな人はたくさんいるのだろうとは思いますが、INFJの場合は「自分はあなたよりも解っている」という感覚が根っこにあることが多くて、それが相手を不快にさせてしまうのかもしれませんね。

      たしかに驕りのような意識からくる押し付けには気をつけなければいけないとは思いますが、自分の場合は反省しすぎて自らを全否定して卑下したり…ということも度々してきて自己肯定感を下げまくってきた経験があるので、今は反省するところは反省しつつ同時に気づけた自分を認めて褒めることもしています。みんなそれぞれ違う特徴があるから合わない人もいるだろうし誰かに嫌われたとしても仕方ないか…みたいな。

      長所・短所ということについて、とある方の言葉でこういうのがありまして、私はなるほどと思って気持ちがかなり楽になりました。

      「人に欠点というものは存在しません。人にはそれぞれ異なった特質が備わっており、その特質を役立てたとき人々はそれを長所と言い、特質を活かしきれなかったときその現れ方を欠点と言います。長所、短所は一つの特質の裏表です」

      ここは変なことばかり書いてきたブログではありますが(笑)、コメントをくださる方々はみな真面目な方ばかりでとても嬉しいです。ありがとうございました。

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