その29 「~~に住んでいます」
Vivo en Tokio.
ビボ エン トキオ
((私は)東京に住んでいます)
「住む」という動詞「vivir」(ビビール)の一人称単数・現在形が「vivo」(ビボ)で、英語の「live」にあたります。
(YouTubeにある音楽関連の動画で、サムネイルに「vivo」とか「en vivo」と書いてあるのを見かけることがあるかもしれませんが、あれは「ライブの」「生の」という意味の形容詞で、ここで使われる「vivo」とは違います。その辺も英語と同じですね)
「en」(エン)は「~の中に」という意味で、英語でいうところの「in」です。ですので、「I live in Tokyo.」と同じ意味のスペイン語として「Vivo en Tokio.」となります。
以前にも説明しましたが、スペイン語では英語と違って人称によって動詞が全て変化しますので、「vivo」(ビボ)と言ったら必ず「私は住む」という意味になります。
ですので、「私」を意味する主語の「Yo」(ヨまたはジョ)を省いても意味が通じるため、しばしばこの主語は省略されます。もし省かなかった場合は
Yo vivo en Tokio.
ヨ(ジョ) ビボ エン トキオ
となります。また「東京」も「トーキョー」ではなく「トキオ」となって綴りも「Tokio」となります。空を飛ぶぅ~~
「私」ではなく他の人について言いたい場合はこのようになります。
「(君は)スペインに住んでいますか?」
¿Vives (tu) en España?
ビベス (トゥ) エン エスパーニャ?
(ンとエは繋がるようなイメージで「エネェスパーニャ?」が自然です)
「彼は京都に住んでいます」
Él vive en Kioto.
エル ビベ エン キオト
(三人称の場合は「彼」なのか「彼女」なのか「誰それ(名前)」なのか分からなくなるので主語は省略しません。その前の会話の脈絡から誰のことを指しているのかが明確な場合は省略できます)
「京都」も「キオト」となります。この変化の基準は私も分かりません(笑)。「極真空手」を「キオクシンカラテ」とは言わないと思いますし……
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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