その19 「はい」「いいえ」
Sí. / No.
シ / ノ
(はい / いいえ)
「Sí」も「No」もそのままカタカナ発音で大丈夫ですが、基本的には伸ばさずに短く言います。英語の「ノー」とは違って短く「ノ」です。ですがもちろん、会話によっては伸ばしたほうがニュアンスが伝わる場合もあるでしょうから、その辺は臨機応変に…というか、そういうのは日本語でも同じですよね。
例えば「えぇ~(そりゃあもう。)」みたいなニュアンスのときは、スペイン語でも同じように「シィィ~」みたいに伸ばしたりとか。
「Sí」は英語の「Yes」にあたりますが、「í」のところがアクセント記号の付かない、普通の「i」になっている「si」だと
英語でいう「if」の、「もし/もしも」という意味の単語となります。
まぁここは「会話に使えるひと言スペイン語」の紹介をしているところなのであまり関係ないですけどね(笑)。
それにしても「yes」と「no」をスペイン語(イタリア語もほぼ同じ)、フランス語、ドイツ語で比べてみると、「no」はどれも類似性を感じる綴りの単語になっているのに対し、「yes」のほうは各国で全然違うというのが興味深いです。
表記について
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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