カフェやコンビニ、ホテルなどのフリーWiFiに繋ぐ際のセキュリティ目的で一年前に有料のVPNを入れたんですが(無料のやつは何だかんだで全然繋がらなかったりしたので)、想像していた以上の働きをしてくれています。
先日朝の4時過ぎまで仕事をしてしまい、寝る前に軽く動画でも見ながら一杯飲むかと思ってYouTubeを見たらCL決勝の実況配信(もちろん映像や音声は流さずに主が喋っているだけのもの)を見つけてあれ?もしかして…と思い、試しにVPNに繋いでスペインの国営放送tve(ネットのほうの名称はrtve)のサイトを見てみたところ
普通に生配信してるのを見れちゃいました。
レアル・マドリーとドルトムントの対戦ということでドイツのZDFのサイトも見てみたらこちらでも同じく配信していてやはり普通に見れました。まぁしばらく見ていたものの後半がはじまってまもなく睡魔に負けて結局寝てしまったんですが。
こちらはrtveの画面。
そしてこちらがZDFのもの。もちろんどちらも全画面表示できます。
昔と違って現在ではrtveでリーガの生配信をしなくなったので(国王杯は生配信してました)最近は全然チェックしてなかったんですが、今月から始まるユーロ2024ドイツ大会は全試合無料配信と書いてありました。日本ではABEMAが放送権を買ったそうですが無料で見られる試合は限られるでしょうし、見たい試合があるけど高いしなぁ~という人にはVPNの導入をおすすめします。
※ネットの情報だけで書いてしまいましたが、6月初旬の現時点では日本での放送はまだ決まっていないようでした。まぁどっちにしても自分は見れるんで関係ないんですが。
ちなみに開催国のドイツではZDFとARDとで配信するようですが、こちらは全試合というわけではないようです。開催国なのに大丈夫か?とも思いましたが民放局や有料配信のどこかと分け合ったりしているのでしょうか。国営放送のサイトだから表記がなかっただけで。
3日目以降のスケジュールはまだ未定みたいです。(6月2日現在)
rtveでは2004年のポルトガル大会以来の放送らしいので胸熱なタイミングですね。
昨年はサッカー女子W杯を上記のスペイン&ドイツの国営放送のサイトで見ていて、こちらもなかなか面白かったんですが、今年はユーロとオリンピックを続けて見られるというのは個人的にかなりアツいものがあります。
自分の場合はたまたまスペイン語を昔習っていたことやドイツ人のメル友(完全に死語ですが)がいたりする関係でこの2国のサイトを見ていますが、もちろん他の国のサイトでも同じよう見ることができるところはあるでしょうから、お好きな国のサイトをチェックしてみてください。
rtveに関しては、今年(去年の後半からだったかも)からコンテンツを視聴するにはユーザー登録(無料)しなければならなくなったのでしばらく放置してたんですが、少し前に普段使っているヤフーのサブアドレス(当然co.jpのアドレス)と日本の郵便番号で登録してみたらなんの問題もなく登録できました。となるとイギリスのskyスポーツやフランスの国営放送なんかも同じように日本の郵便番号とメアドで登録できるのだろうか…今度気が向いたらやってみようと思います。
VPNに関しては、自分は昨年MillenVPNを1年契約で使い始めたんですがもうすぐ1年経ってしまうので次はNordVPNあたりを使ってみようかと思っています。
昨年登録したときは2年プランと1年プランとで迷ったのですが、実際どこまで役に立つのかどうか分からなかったからとりあえず1年で様子をみようか…と思って1年のほうを選んでしまったのは失敗でした。どこのVPNでも値引きされた価格で登録できるのは最初の1回のみで、しかもその値引き額がエグいので好きなことにはいくらでもお金を払えるという人でもなければまず通常料金を払って延長しようという気にはならないと思います。
初回の割引価格だと1年と2年とでは料金の差なんて僅かなものなんですが、継続した場合は通常価格となるのでその差は大きくなります。だから必然的に他のサービスにその都度乗り換えて常に格安で利用するというせこい(笑)方法になるのですが、使い勝手がよくて評判もいいサービスはそんなにいくつもあるわけではないので、1年で乗り換えというのを続けていくと結構すぐに弾切れになってしまうという。
VPNの恩恵は海外のテレビ番組の視聴のみに留まらず、最近すっかり浸透してきている各種AIサービスにも及びます。
私は画像生成にはLeonardoAIを使っているのですが、今年の春からGoogleが提供しているアメリカ国内でのみ使うことができる「~~FX」という各種AI生成サービスをVPN経由で使うようになりました。
こちらは画像を生成できるImageFXのほか、最長で70秒の曲が作れるMusicFX、動画を生成できるVideoFX(こちらは順番待ちリストに登録する必要があるとのことでまだ使ったことはありません)、そして使い方がやや独特なフレーズ生成のTextFXといったサービスとなっています。
画像生成は個人的にはLeonardoAIのほうが多様な画像が作れるので好きなんですが、リアルな画像の生成ではImageFXのほうがよりクオリティの高いものが作れたりもするので両方をうまく使い分けています。自分はデザインの仕事をしていますが、背景にイメージ画像を敷いたりする場合などに重宝しています。
あとMusicFXではLo-FiミュージックやAOR風の曲を作って遊んでたりもします。
ところでYouTubeには、こういったAIで曲を作って聞き流し系の動画を作成することで副業月収○万円!とか一撃○○万円!などと煽る動画が結構見られますが、おそらくAI生成の短い曲(ちなみにMusicFXではループに対応して生成できるので簡単に繋げて長いBGM動画を作ることが可能です)を延々ループさせた動画で登録者&再生時間を稼げたとしても「繰り返しのコンテンツ」という扱いになって収益化は期待できないものと思われます。ただAIを別の使い方をすることで利益に繋げることは十分可能だと思いますのでアイデア次第なのかなとも思っています。ってか私にも誰か教えてくださいw
日本の会社ということで何かと安心なMillenVPNは2年プランだと月額360円(税抜)、1年プランでは月額540円(税抜)となっています。
一方、来月から使ってみようかなと思っているNordVPNのほうは現在3ヶ月延長サービスでの割引となっているそうで、ベーシックプランが2年(プラス3ヶ月)で月額460円(税抜)、1年プランが月額690円(税抜)となっています。
2年プランも1年プランも3ヵ月延長ではありますが、料金だけで比較すればMillenVPNのほうがお得かもしれませんね。
ただしNordVPNのほうはサーバの数がかなり多いということやセキュリティの面での機能が充実していたりすることから(ベーシックプランに含まれているのはひとつだけですが)、その辺も考慮したいという方は2年で月額600円(税抜)のプラスプランがよいのかもしれません。
このプラスプランは様々なセキュリティ対策のほか、広告ブロッカーなんかもついているようです。詳しくはこちらのリンク→NordVPNまたは下のバナーからご確認ください。
それはそうと東京や大阪などに住んでいる方はまず気になる機会すらないと思いますが、地方に暮らしているとピンポイントで自分の地元のローカルな広告が突然出てきたりすると(最近とても多い)めちゃくちゃ追跡されてる感があって結構嫌だったりします。。私のようにそういうのがすごくうざく感じる人はVPNを利用するとよいのではないかと。もちろん追跡されてる感どころか完全に追跡されていますから、けしからんサイトなどを見ている方にはとくにおすすめします(笑)。
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