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映画『花様年華』(ネタバレ&考察)──封じ込めた「秘密」とは【ウォン・カーウァイ監督作】

女は顔を伏せ 近づく機会を男に与えるが男には勇気がなく 女は去る 東京では少し前に『欲望の翼』をはじめ、いくつかのウォン・カーウァイ監督作品のリバイバル上映があったようで非常に羨ましかったのですが、某地方のこちらでは唯一『欲望の翼』デジタル...
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映画『パシフィック・リム:アップライジング』(ネタバレ)──面白いけど今作はかなりキッズ向けの方向に

個人的に劇場へ観に行けなかったことが非常~に悔やまれる前作『パシフィック・リム』から5年、ついに続編の『パシフィック・リム:アップライジング』が公開となりました。色々と情報が入ってくる中で、今作は監督がギレルモ・デル・トロじゃない!(制作そ...
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映画『ONCE ダブリンの街角で』【ジョン・カーニー監督:音楽3部作①】──「音楽の魔法」が生まれた第1作。

ダブリン出身で、自身もアイルランドのロックバンド、ザ・フレイムスのベーシストだったジョン・カーニー監督による音楽3部作(勝手に命名)の1作目である『ONCE ダブリンの街角で』(2007年公開)は、ストリート・ミュージシャンの“男”と、チェ...
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映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(ややネタバレ)

水はその器に合わせて形を変えるはじめから決まった形なんて存在しない愛もまた同じ── 第90回アカデミー賞で作品賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督の最新作『シェイプ・オブ・ウォーター』、ようやく観てきました。同監督の2006年(日本公開は2...
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映画『シング・ストリート 未来へのうた』【ジョン・カーニー監督:音楽3部作③】──“すべての兄弟たちに捧ぐ”

『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督による音楽3部作(勝手に命名)の第3作は、80年代中期のダブリンを舞台とした、音楽少年の成長と青春を描いた『シング・ストリート 未来へのうた』(2015年 アイルランド、...
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映画『はじまりのうた』【ジョン・カーニー監督:音楽3部作②】──見たあと、なにかはじめたくなる。

『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督による音楽3部作(勝手に命名)の第2作『はじまりのうた』は2013年のアメリカ映画(他の2作には入っている“アイルランド映画”のクレジットが今作にはありません)、日本では2015年に公開さ...
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【ルイス・ブニュエル監督作】映画『皆殺しの天使』(ネタバレ)──名前から考察してみたり

邦題の『皆殺しの天使』、なんとも恐ろしいというか絶望感のあるタイトルとなっていますが、言葉の響きや両極端な言葉の組み合わせが絶妙だなぁという印象です。原題の『El ángel exterminador』はÁngel(アンヘル)もexterm...
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映画『ブラック・パンサー』(ネタバレ) ──最初から色々背負わされている

映画の日に公開されるとあって、さっそくIMAX 3Dで観てまいりました『ブラック・パンサー』。今回も勝手に自分が予想していたイメージとはだいぶ違い、アフリカ感がかなり強めな映画となっていました。 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でブ...
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「ナンシー・ケリガン襲撃事件」とリレハンメル五輪の回想 〜過去の雑誌より〜【本棚通信⑤】

アメリカ女子フィギュアスケートの(アルベールビル、リレハンメル)オリンピック代表だったトーニャ・ハーディングの伝記映画『I, Tonya』(邦題:『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』日本では5月公開予定)が昨年12月に本国で公開されま...