その98 「君には失望したよ/がっかりしたよ」
Me has decepcionado.
メ アス デセプシオナード
(君には失望したよ/がっかりしたよ)
こんなフレーズ覚える必要ある? という疑問もなくはないですが(笑)、例えば
Tu respuesta me ha decepcionado.
トゥ レスプエスタ メ ア デセプシオナード
(君の返信/返事には失望したよ)
El resulto de ese partido me ha decepcionado.
エル レスルト デ エセ パルティド メ ア デセプシオナード
(その試合結果にはがっかりした)
といったように使うことを考えると、割と使う機会はあるのかもしれませんね(笑)。
「○○には」にあたる単語・フレーズを最初に持ってきて、そのあとに「私は失望した」という「Me」以降のフレーズを続けます。
あれ!? 最初の「君には失望したよ」には何も入ってないけど? と思われた方もおられるかもしれません。
他の「○○には」にあたる単語やフレーズが入っているものは「Me」の次が「ha」(ア)となっているのに対し、最初の「君には」は「Me」の次が「has」(アス)となっているのがポイントです。
これは動詞「haber」(アベール)+過去分詞で「現在完了形」の文章になっているのですが、この「haber」(アベール)の活用が
2人称単数だと「has」(アス)
3人称単数だと「ha」(ア)
となり、ここが2人称単数になっていることで私を失望させたのが「君」だということが分かる、という仕組みです。
「君の返信/返事」は「君の」と入っているので間違えやすいかもしれませんが、失望させたのは「返信・返事」なので3人称単数です。
同様に「その試合結果」もひとつの試合の結果についてなので3人称単数となります。
表記について
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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