その①はこちらです。↓
前回は骨折〜リハビリを開始してから一ヵ月後くらいまでの状況を書きましたが、今回はそこからさらに1ヶ月が過ぎた現在(2019年11月中旬〜下旬)までの変化と、その間に使ったもの、自分で調べて役に立った動画について書いていきます。
前回の最後にも書きましたが、リハビリに通うようになってから3週間くらいまで、こんな感じの自己流リハビリを行っていました。
- 肩を上げたり後ろへ手を回したりして痛みが出る位置まできたら、そこで我慢して少しずつもっと先へ動かし、我慢ができないくらい痛くなったら戻す
これをやった後はやる前より結構肩が動かせるようになるので、一週間くらい頑張って続けてみたところ、何もしていないときでも肩や腕が痛むようになってしまいました。
さらに可動域もリハビリをやる前と同じくらいまで狭くなってしまったので、
「あれ、もしかして俺やっちまった?」
と後悔したのと同時に、手が上がらないことと痛みからくるストレスとで、すっかりテンションもモチベーションも下がってしまったのでした…
2ヶ月経っても全く良くならないだけじゃなくて、余計痛くなるとは…
すっかり気落ちしていたときに担当の理学療法士の方に
「お灸みたいなのをやってみるのってどうですかね?」
と聞いてみたところ、
「カイロを当ててると楽になるっていう話はよく聞きますね」
との回答をいただきました。とりあえず「温めると痛みが和らぐ」んだな…と解釈し(笑)、さっそく『火を使わないせんねん灸』というのを購入。
これは持続時間が3時間ほどで、じんわり温かいという程度の熱さでなかなか良かったのですが、のちに衣服に貼るタイプのカイロを肌着の上から貼ってみたところ、こっちのほうが肩の痛みは和らぐことが判明しました。
※ただし低温やけどにはくれぐれもご注意ください。
もちろん『火を使わないせんねん灸』も悪くはないので基本的にカイロをメインに使いつつ、状況に応じて使い分けています。
カイロで楽になるのはコスト面でも大変有難かったですし、何より痛みが和らぐのは気持ち的にとても楽になれたのでした。
そしてこの頃から肩の動かし方を変えてみまして、
- 痛い位置で無理に動かすのではなく、もっと痛くない位置でゆっくり肩を回してみる
- 前屈みになって腕をぶらりと垂らして肩を支点にして円を描くように手を回す(催眠術師が手に持ったペンダントみたいなものを回すような感じ)
- 「前へならえ」のように肘から下を肘の高さで前に突き出し、肘を脇腹にくっつけた状態で肘から先を外側に開いたり戻したりを繰り返す(内輪でパタパタ仰ぐような感じ)
- リハビリでやってもらっているように、肩を上げて痛みが出る箇所をグリグリと指で押す
というのを日中に何度もやってみるようにしました。
劇的な変化こそ見られませんが、無理矢理痛い位置に肩を上げたりしていた頃に出た「何もしていないときの痛み」はほとんど収まり、肩を動かしたときの痛みも前より結構良くなってきました。
無理して痛みが強くなった頃の、肩を上げたときの痛みは
「治る気配が全くしない痛み」
でした。ですがこの時期の肩を上げたときの痛みは、体感的に
「痛いのは痛いけど、治りそうな気配がする痛み」
に変わってきたように感じました。
そんなふうに「まだ先は長そうだけど希望が見えてきた」気がしてきた先週末、いいリハビリのやり方とかYouTubeに出てないかな~と思って検索してみたら、役立つものがたくさん出てきました。
まずはこちらの動画。
今まで痛いところを指でグリグリ押していたのはもちろん肩でしたが、この動画を見て腕の所定の位置をやってみたら本当に肩が上がるようになってビックリ!
こちらの先生の動画は、昨年私が食生活の改善(グルテンフリー、ファスティングなど)をする際に大変お世話になりましたが、今度は全く違う内容のことでまたお世話になろうとは…っていうか整体の先生だから元々こっちが本職なのでしょうけど(笑)。
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YouTubeでは何かの同一ジャンルで2~3動画を見始めると、関連動画やおすすめ動画に続々と同じジャンルの他の動画が出てきます。見始めると止まりません(笑)。
次に実践してみて驚いたのはこちらの動画。
これは驚きました。痛みはまだあるのですが、それでもこの「横から上に肩を上げる」というのが全く出来なくなっていたのが(水平の高さが限度でした)上まで上げられるようになったのは軽く衝撃でした。
この動画でやっている「逆ストレッチ」を一人でやるにはコツがいります。あくまで一例ですが私の場合はこんな感じでやってみました。
❶壁に対して横向きに立ち、手の甲を壁に押し付ける(肘は伸ばして手を下ろしている状態で)
❷手の甲を壁に押し付けつつ(あまり強くやり過ぎないように)その反動で肩から腕あたりが下側(胴体側)に伸びるように、上体を壁と反対側に軽く反らす
これだけで手が上がるようになるなんて…
これまで通り、肩周りの痛い箇所を押すということも続けていますが、それに関してもこのような動画を見つけました。
ここで解説されている箇所は、たしかにリハビリで押されてかなり痛かった箇所でした。ここはなかなか手が届きにくい場所なので、自分ではあまり押せていなかったのですが、ふと思い出して昔買った弓形のツボ押し棒みたいなのを使ってみることに。
私が持っているツボ押し棒は、押し当てる部分が取り外せるようになっていて、硬めのシリコン部分をレンジでチンして温めて使うことが出来るというものです。
100円ショップなどで売っているものは押し当てる部分が硬すぎて痛いんですよね~。
さらに動画を色々見ていたら、この凍結肩/五十肩がどのような症状で、どのような経過を辿って治っていくのかについて解説されている動画に辿り着きました。
肩の痛みに限らず何についてもそうなんですが、物事というのはその結果となった原因と理由、どうしてそうなるのかという「仕組み」が分かれば対処法も自ずと見えてくるものです。
また「どうしてそんなことが起こるのか」が分からないと怖さを感じたりもしますが、その「仕組み」が分かると怖くなくなることも多々あります。怪我や病気はもちろん、車の不調(パソコンや家電などは対処が難しいところですが)、お化け屋敷などなど。
そう考えるとひと昔前の海外ドラマ『ヒーローズ』のサイラーがなぜ最強だったのか、分かる気がします。彼は「物事の仕組みが分かる」能力者で、最初にテレキネシスの能力者と出会い、その男の能力の「仕組み」を見てテレキネシスを自分のものとしたのをきっかけに、次々と他の能力者の力を手に入れていきました。
ピーター・ペトレリが共感能力=エンパスによって能力をコピーしていったのに対し、サイラーは相手の能力の「仕組み」を知ることで能力を手にしていったのでした。…ってか我ながら懐かしいこと書いてんな〜(笑)
というわけでちょっと話が逸れましたが、他にも気になることが。
この動画の先生、めちゃめちゃ可愛いんですけど何事でしょうか(笑)。他の動画もいくつか見てみたんですがどれも可愛い(笑)
【追記】2020年6月上旬の状態などを書きました。やっぱり長くかかりますね…
おまけ
こんな感じで健康関連(?)の動画をいろいろ見ていたら、おすすめ動画に凍結肩/五十肩以外の「中年向け症状改善動画(笑)」が出てくるようになり、前から気になっていたほうれい線や頬のこけ、へこみなどを改善する方法で良さげなものをいくつも目にすることに…
・ほうれい線、マリオネットラインの解消
・頬のくぼみの解消
・頬こけの解消・防止
それと、私は気にしてはいるものの、幸いそこまで切羽詰まった状態ではないために半分諦めて放置している「薄毛問題」に関して、何やら大変気になる動画がおすすめに出ていました。
これは薄毛に悩む人以外でも一度見てみる(聞いてみる)価値はある動画ではないかと思います。こういう人は応援したくなりますね。
今は肩のことでいっぱいいっぱいなんですが、少し落ち着いたら書籍を読んで試してみようかな……なんて考えながらこちらの動画を見てみたところ。。。
むむむ……。そんなことになっていたのですね。。
こういう誠実な方がこれからも活動を続けていけるような世の中になってほしいです。
池井戸潤作品に勝手に脳内変換して見させていただきました。
池井戸先生、あなたの出番です。
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