その58「すばらしい!/すてき!」
¡Estupendo!
エストゥペンド!
(すばらしい!/すてき!)
「すばらしい!」とか「すてき!」「お見事!」といった意味のフレーズがこの「¡Estupendo!」(エストゥペンド!)ですが、同じような意味の言葉は他にも沢山あったりします。
「すばらしい!」という意味でいえば
¡Maravilloso!
マラヴィジョーソ!
¡Magnífico!
マグニフィコ!
!Excelente!
エクセレンテ!
¡Genial!
ヘニアル!
などが挙げられます。
「¡Estupendo!」(エストゥペンド!)とほとんど同じ意味のものもあれば、「すばらしい」の意味や使いどころがちょっと違うものもあります。
また今回は表記していませんが、それぞれ形容する対象が男性名詞か女性名詞か(または男性か女性か)によって語尾が「o」と「a」とで違ってくるのでちょっとややこしいです。
ですので、ここはあれこれ覚えようとせず「¡Estupendo!」(エストゥペンド!)のみ覚えておきましょう。
本当に何度もしつこく言いますが、頑張らないこと、努力しないことが大事です(笑)。楽しみましょう。
ゲームでもアイテム集めや武器集め、魔法の習得は楽しいものかもしれませんが、それを使う場面や披露する場が全くなかったらそのうち飽きるし、虚しいだけですよね。
100のフレーズを暗記していても、いざネイティブの人を前にしたときに言葉が出てこなかったり物怖じして話せなかったら、その人は「スペイン語は全く話せない人」のままですが、10のフレーズしか知らなくても、実際にその言葉を使う気まんまんで知ってる言葉は臆せず使う、という人は「スペイン語を話せる人」となります。
もちろん「ちょっとだけ話せる」と「ペラペラ話せる」とではまるで変わってくるのは当然ですが、ゼロと1では天と地ほどの違いがありますからね。
おもちゃのサバイバルナイフを何本持っていてもキャンプではほとんど役に立ちませんが、数百円で買った小刀が一本あると山の中では大変心強いものです。
私たち日本人は照れがあるのか、はたまた奥ゆかしさが美徳とされているからなのか、ラテンの人たちと比べたときに改めて痛感させられるのは、やっぱり日本人は感情表現が控えめなんだな…ということです。
もちろん何でもかんでも向こうの価値観、基準に合わせる必要はなく、日本人が持つ良い部分は堂々と残していっていいと思うのですが、どこの国の人でも褒められて嬉しくない人なんていませんから、相手が喜ぶようなポジティブな感情表現は照れず臆せずどんどん声に出して伝えていきたいところですね。
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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