その50「乾杯!」
¡Salud!
サルー!
(乾杯!)
外国語での「乾杯!」となると「チンチン!」と「プロスト!」あたりが有名ですが、スペイン語では「¡Salud!」(サルー!)になります。
「ル」が「ru」ではなく「lu」なので、発音が日本語の「ル」とは異なります。また語尾が「lud」と、母音の次に「d」で終わっているので「ルッ」とか「ルー」といった感じの発音になりますが、この「Salud」の場合は「サルー」と伸ばすのが一般的…なように思います。たぶん。
本当は「サルー(ッ)」みたいに語尾を少~しだけ「ッ」とするような感じ……
……というか、何度も書いていることですが
「細けぇこたぁいんだよ!」
(ここでは)これが正解です(笑)。楽しく「サルー!」ってカタカナ発音で言えばいいんですよ。
どうせ乾杯のかけ声です。この後みんな酔っぱらうんですからそんな細かいことどうだっていいじゃないですか(笑)。
スペイン語圏以外の国ではどうなのか分かりませんが、誰かがくしゃみをしたときに合いの手を入れるように「¡Salud!」と声をかける習慣がある、ということをスペイン語を勉強するようになってから知りました。「お大事に」という意味で言うそうです。
この習慣を割と早い段階で知ってからは、教えてくれるスペイン語の先生が替わるたび、そして新たにスペイン語圏の人と知り合うたびに、相手がくしゃみをしたら「そらきた!」とばかりにドヤ顔で使っていましたが、「あら、よく知ってるわねぇ」みたいに感心されたことは残念ながら一度もありませんでした(笑)。
・そういう細かいところを気にしていない
・そもそもこちらに感心がない
・ドヤ感丸出しなのが何だかな、って感じなのでそれについては触れたくない
たぶんこの3つ全部が当てはまってたんじゃないかと(笑)。
※「Salud」には「健康」という意味もあります。
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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