その11 「マジありがとう!!/めっちゃありがとう!!」
¡Muchísimas gracias!
ムチシマス グラシァス!
(マジありがとう!!/めっちゃありがとう!!)
「¡Muchas gracias!」のさらに上をいく感謝がこの「¡Muchísimas gracias!」(ムチシマス グラシァス!)です。あまりこればかり多用し過ぎると「こいつ口ばっかりだな」と思われるかもしれませんので(笑)、適度に使い分けるとよいかもしれません(笑)。
「さらに上」感を出すためにあえて上記のような訳にしていますが、一般的な訳は「本当にありがとう!」といった感じです。
このような「絶対最上級」は他にもしばしば登場し、「よい」の形容詞「buen/buena」(ブエン/ブエナ)の絶対最上級は「buenísimo/buenísima」(ブエニッシモ/ブエニッシマ)となります。ちなみに以前に登場した「bien」(ビエン)は形容詞ではなく副詞です。この辺ややこしくて個人的に好きではありません(笑)。
「gracias」(ありがとう)は挨拶の次くらいに覚えるようにしてもいいほどの大事なフレーズだと思うのですが、数年前に1年だけ通ったカルチャースクールのスペイン語講座で買わされた本では、この「ありがとう」が本の1/3くらいのところでようやく出てきて、しかも「bien, gracias.」とページの最後におまけ程度に入っていただけでした。今回こういうページを作るにあたって昔買った本をいろいろ引っ張り出して見ているんですが、これにはちょっと驚きました。。
この本は全くの初心者向けだったことと、そもそも買わせておきながら先生がその本をあまり使わなかったので(この辺が実にラテンっぽいw)全然読んでいなかったのですが、こういう作りをしてしまうところがなんともまぁ残念というか。。。
今はどうか分かりませんが、NHKのラジオ講座などではまず月曜日に「¡Hola!」から始まり、金曜日に「gracias.」を習って最初の1週を終える、というのがお決まりのスタイルでした。半年に渡るストーリー仕立ての内容なので、毎年同じ流れのレッスン内容を、手を替え品を替えといった感じで様々なシチュエーションにしてまとめるのも大変だろうなぁと思って見ていました(笑)。
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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