その67 「(病気・怪我などが)早く良くなりますように!」
¡Ojalá que te cures pronto!
オハラ ケ テ クレス プロント!
((君が)早く良くなりますように!)
前回に続いて、世界中で大変な事態となっているコロナウイルス問題に関連したフレーズを紹介します。
「¡Ojalá (que)~!」は前回も書いたように
「どうか~しますように!」
「~だといいなぁ!」
といった願望文で使われます。「te cures」(テ クレス)は病気や怪我などが「治癒する、治る」といった意味の「curarse」の“再帰動詞の接続法・現在”という形となっています。
友人や知り合い、恋人など親しい関係であればこの「te cures」(テ クレス)で問題ありません。
※敬語で話すような目上の人に対しては今回は割愛します。
その代わりに、「あなたのお母さんが」「君の友達が」など、話す相手ではない第三者のことを言いたい場合について紹介します。
¡Ojalá que tu madre se cure pronto!
オハラ ケ トゥ マドレ セ クレ プロント!
(君のお母さんが早く良くなりますように!)
「tu」は「君の/あなたの」という意味になるのでこの「tu」はそのまま残して、その後ろを対象となる人に変えてみてください。
そしてそのあとの「se cure」(セ クレ)は「te cures」(テ クレス)と同じ意味ですが対象が「君のお母さん」と三人称単数となるのでこのように変わります。
「お父さん」だったら「padre」(パドレ)
「男友達」だったら「amigo」(アミーゴ)
「女友達」だったら「amiga」(アミーガ)
「彼氏」だったら「nomio」(ノビオ)
「彼女」だったら「nomia」(ノビア)
「祖父」だったら「abuelo」(アブエロ)
「祖母」だったら「abuela」(アブエラ)
「旦那さん」だったら「esposo」(エスポソ)
「奥さん」だったら「esposa」(エスポサ)
「息子」だったら「hijo」(イホ)
「娘」だったら「hija」(イハ)
※「息子たち」「娘たち」だったら最後に「s」をつけて(イホス/イハス)
※息子と娘の両方だったら(イホス)
※対象が複数になる場合はその後ろは「se curen」(セ クレン)となります。
「隣人/ご近所さん」だったら「vecino/vecina」(ベシーノ/ベシーナ)
※複数だったら最後に「s」をつけて(ベシーノス/ベシーナス)
※こちらも同様に対象が複数となる場合はその後ろは「se curen」(セ クレン)となります。
次回は「お大事に/早く良くなってね」というフレーズを取り上げます。
画像の中の文字で、黄色い箇所やアクセント記号付きの文字(é、áなど)が強く発音するところです。
…が、相手への問いかけだったり文脈の流れ、強調の具合などのニュアンスによって変わってきたりしますので、必ずしもこの通りとは限りません。
さらにこのシリーズを作っていて、少しずつその辺が統一されなくなってきましたので(笑)、イントネーションの強弱ポイントにつきましてはあくまで参考程度として見ていただけると嬉しいです。
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