三崎町三丁目通信

映画・海外ドラマのレビューが中心のエンタメ系ブログ

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

© 2017 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved

【モロにネタバレ】映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』──絶望しか感じない圧倒的な強大さと、それに勝利した希望のリレー(中)

投稿日:2017年10月13日

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公式サイトより

 

 

 物語は主人公ジン・アーソの幼少期、両親との別れとなる出来事から始まります。父ゲイレン・アーソはデス・スターの設計者で、帝国のための兵器を造ることに拒み妻と娘とともに惑星ラ・ムーでひっそりと暮らしていたが、帝国軍が連れ戻しにやってくる。妻は殺され、ジンは逃れて反乱軍の過激派ソウ・ゲレラに引取られる… そして時は流れ

 交易地・カフリーンの環にて 反乱軍の情報部将校キャシアンは、ゲイレン・アーソと帝国が開発しているという兵器についての情報を得る。(ここでキャシアンがしたことは後の大事なセリフと繋がってきます)そのころ惑星ジェダにはゲイレン・アーソから託されたソウ・ゲレラへのメッセージを持った帝国軍を離れたパイロットのボーディがソウの手下と接触する。(ちなみに惑星ジェダの小高い丘の形に気付きましたでしょうか?)

 その後、帝国軍に捕まっていたジンをキャシアンとドロイドのK-2SOが助け出し、おなじみヤヴィン4に連れていくところから本格的に話が進み、惑星ジェダでのチアルート&ベイズとの出会い、ソウとの再会、父のメッセージ、惑星イードゥーでのゲイレン救出(抹殺)作戦へと続いていくのですが、初回鑑賞時ではこの辺までが今イチ盛り上がらずなんだか間延びした印象でした。が、あくまで初回の印象です。ソウ・ゲレラ役のフォレスト・ウィテカーは楽しみにしていたキャストだったのに出番がかなり少なくて最初は残念に思っていたものの、改めて見てみたら短い登場時間とセリフの中にも重みのあったんだな、ということに気付きました。

 そしてゲイレンのメッセージを反乱軍の評議会に伝え、(信じてもらえず出撃許可が出ないまま)いよいよデス・スターの設計図を奪いに“ならず者部隊”ローグ・ワンが惑星スカリフに向かうことになるのですが、ここからが『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の大逆転勝利とも言える怒濤の展開となっていきます。ジンの話が評議会の面々に信じてもらえなかったときにキャシアンが語ったセリフ、私はここでもうこみ上げるものがありましたがそのセリフについては最後に。

 ローグ・ワンの面々は惑星スカリフでの地上戦&基地内での設計図奪還、そして評議会の決定に実は納得していなかった提督たちの部隊は宇宙とスカリフ上空でそれぞれ帝国軍と戦うことになるのですが、非力で数の少ない反乱軍に対し絶望感しか湧いてこない圧倒的なまでの帝国軍の戦力にはもはや笑いすら出てしまいました。

 虫の大群か、ってくらいに続々と射出されてゆくタイ・ファイター、射程距離に入りスカリフのうしろにぬっと現れるデス・スター、ミッションが成功し、あとは亜空間飛行で逃げるだけ!と続々とハイパースペースに突入したまさにその瞬間、突然目の前に現れ行く手を塞ぐベイダーのスター・デストロイヤーと、それにもろに激突して散っていく反乱軍の船たち、そしてあとは何といってもレイア姫が乗る船まで追ってきたベイダーの無双っぷり……

 ただ今回のベイダーに関しては、エピソード2や3のアナキンのような強くて早く、そして華麗なライトセーバー捌きの面影は全くなく、ただただ荒々しくて恐ろしい、まるでオークが棍棒でも振り回しているかのような力任せの剣術に成り下がっていました。とくに2番目のゲートを塞いだその後ろでのベイダーの動きなんて、ブチギレて手がつけられなくなったヤバい人といった感じで(笑)、「あぁ、もうアナキンじゃないんだ…」というのがここで改めて思い知らされます。

 

 なおベイダーは雑魚をフォースで持ち上げたり吹っ飛ばしたりしてないで、とっととデータが入ったディスクをフォースで引き寄せればよかったんじゃね?というようなことは決して考えてはいけません(笑)。

 

(下)につづく→

 

 


 


スター・ウォーズ ブラックシリーズ ボイスチェンジャー ヘルメット ストームトルーパー

  • この記事を書いた人

33press管理人

2012年より某地方在住。映画と音楽と雑学とスポーツ観戦が好きで、2017年下半期はツイン・ピークスの新シリーズにはまっていました。フリーランスのグラフィック&エディトリアルデザイナーをやってます。 びっくりするくらい将棋が弱いです。16年にDELE A2に合格。A2てw

-ENTERTAINMENT
-, , , ,

Copyright© 三崎町三丁目通信 , 2018 All Rights Reserved.