三崎町三丁目通信

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映画『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』(ネタバレ)──サイモン・ペッグ meets キモ男w

投稿日:2018年9月17日

 

 サイモン・ペッグ主演のロマンティック・コメディ映画『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』は、当初WOWOWで『マン・アップ! 恋のロンドン狂騒曲』というタイトルで放映されたのち、「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2016」の中の一作として限定公開された作品、とのこと。(どっちもどっち、といった印象の邦題…)

 

 その後シネフィルWOWOWでも放送されたのでずいぶん前に見たのですが、先日同じくサイモン・ペッグ主演の『ミラクル・ニール!』をNetflixで見たので、合わせて書いてみようかと思いまして…。

 

 本当ならばエドガー・ライト監督ニック・フロストとのコンビが最高な『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』や、同じくニック・フロストとのコンビで小ネタぎっしりの傑作『宇宙人ポール』などをまず書くべきなのでしょうが、書くこと多くて大変そうだし既に色んなところで語られ尽くしているだろうし…ってことでこちらを取り上げてみました。

 

 

あらすじ

 

 

 34歳で独身・彼氏ナシのナンシー(レイク・ベル)が、両親の結婚記念日のパーティへ向かう列車の中で、向かいの席にいた若い女性ジェシカに自己啓発本を無理矢理渡されたことがきっかけで、ジェシカとその日デートする予定だった40歳バツイチのジャック(サイモン・ペッグ)と出会う。

 

 ジャックとジェシカはその本を目印に待ち合わせをしていたが、ジャックはナンシーをジェシカだと勘違いして声をかけたのだった。最近も同僚から男性を紹介されても話が合わず恋愛に発展しなかったナンシーは、自分が台詞をそらで言えるほどに好きな映画『羊たちの沈黙』のレクター博士の台詞を初対面の会話でいきなりマネしたり、その後も好きな映画の話など、会話が弾んで途切れることのないジャックに相性の良さを感じ、そのままジェシカのフリをしてデートを続ける。

 

 すっかり意気投合してバーを出て向かった先はボウリング場。超ノリノリで楽しむ二人だが、そこにはナンシーの学生時代の同級生でキモいストーカー気質のショーンが働いており、自分とキスしないと正体をバラすと脅したことでナンシーはジャックに全てを打ち明ける。

 

 そのままケンカ別れとなるはずが、ジャックがナンシーの手帳を入れたままの鞄をバーに置き忘れたことから、またもバーへ行くことに。ジャックはそこで元妻と、元妻の今彼と鉢合わせる。浮気をして自分と別れた元妻に「今の自分は新しい彼女がいてうまくやっているよ、全然平気さ」という姿を見せつけようとしてジェシカを連れてくる予定だったジャック。

 

 お互いの弱いところやバツの悪いところを見せ合うこととなり、隠し事もなくなり改めて意気投合した二人だが、ナンシーは両親の元へ行き、ジャックは本物のジェシカと会うことに。しかし互いに惹かれ合っていたことに気付き、二人はそのまま別れたことを後悔する。家も知らず連絡を取る手段もないジャックは、唯一の接点であるショーンにナンシーの家まで連れていってもらうことにするが……

 

 

サイモン・ペッグのコメディは笑いのツボが日本人に合うのかも?

 

 

 映画が始まって15分くらい経ってからようやく登場するサイモン・ペッグですが、一度登場してしまえばその後はやはりよく喋ります(笑)。

 

 恋愛には臆病になっているが下ネタ好きでズバズバ物を云うタイプのナンシーとは相性がいいみたいで、ボウリングの場面では超ノリノリで盛り上がっちゃうのはいいんですが、やりすぎで周りの客がみんな引いています(笑)。

 

 で、そこからナンシーが自分はジェシカではないことを話して口論になったあと、バッグを取りに戻ったバーでのやり取りもバカらしくて面白いんですが、ただしちょっと下ネタが過ぎるかなぁという感じ。。

 

 スローな曲で踊りながら真面目に口論してたのに、デュラン・デュランの「The Reflex」がかかったら操られているかのように二人同時に古くさいキメキメのダンスで踊りだしたりw、落ち込んでトイレに籠ったジャックと話そうとしたナンシーがドアを開けたら別の男だったりとかw どちらもどっかで見たようなシーンなんだけどウケるww ってかドアに鍵かけろやw

 

 

主役を食う活躍?のキモ男ショーンw

 

 主演の二人を食う勢いで八面六臂の活躍?を見せる、ナンシーの同級生でストーカーのキモ男ショーンですが、えらく軽いノリで話すけどやってることはガチのストーカーでマジ怖いっすw まぁそれを適当にあしらわれるだけで済んでいるところがコメディ映画なんでしょうけど、実際にこんなのがいたら即パトカーに乗せられますわww

 

 木に上って勝手に部屋を撮影したりっていうのも勿論キモいんですが、話の途中でサラッと「今も同じシャンプー?」とか言うのホントやめてw

 

 その後もキモさ全開の要求とかが続くんですが、下系の話になるとコメディ色が強くなって現実味がなくなるのか、逆にキモさは和らぐという不思議な現象が起こります(笑)。

 

 しかし物語が進み、駅で別れたものの自分の想いに気付いてナンシーに会おうとするも、連絡先を知らずどうにもできないでいるジャックが頼ったのがこのショーン(笑)。ようやくこのキモ男も役に立つときが来たか~と、ハッピーエンドのクライマックスへ向けて期待してたのに……

 

 

 

ジャックに嘘の住所を教えるショーンw

 

 

お前という奴はwww

 

 

 

懐かしい音楽ネタの数々

 

 

 40歳の男と34歳の女との組み合わせということで、80年代~90年代前半あたりの音楽ネタがチラホラ登場します。

 

 ナンシーが飼っている猫の名前がアクセルとスラッシュと聞いて「パラダイス・キティ?」と聞くジャック。もちろんここでジャックが「曲名とかけた」のはガンズ&ローゼスの「パラダイス・シティ」

 

 あとは先にも書いた、バーで踊ったデュラン・デュランの「The Reflex」の他、間違えて入った家にいた少年少女たちとナンシーの家に走るジャックの後ろで流れるのがWhitesnakeの「Here I Go Again」だったりと、おっさんホイホイな曲が続きます。あとどこで流れていたのか忘れましたが、クレジットを見るとThe B-52'sの名前も…。

 

 さらに、車の中でショーンがジャックに言う「大事なのは言葉より行動だ」(ってかお前がそれを言うとマジ怖いんだけど…っていうw)というところで使われている「more than words」という台詞は、Extremeの90年の大ヒット曲から引っ張ってきているものと思われます。もしかしたら他にもそういった引用があったのかもしれません。

 

 

 それにしても「Here I Go Again」をバックにナンシーの家へ走るジャックはいいとして、なんで子どもたちがみんな着いてくるのw 曲の歌詞が映画と割とシンクロしていて本来ならいいシーンなんだろうけど、お前ら何やってんだよww

 

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まとめ

 

 

 最後はきれいにまとまって「めでたし めでたし」となりましたが、ショーンはやっぱり最後までショーンでした(笑)。

 

 早速盛り上がって個室に入った二人の声を盗み聞きしようとするも、ナンシーに気付かれていたようで「写真を送るわ」とあしらわれるショーン。するとなぜかそれで納得し、「Yes!」とガッツポーツを挙げて満足げに家を後にするショーン……そしてエンドクレジットへ──

 

 

 

 ってそんな終わり方でいいんかい!w

 

 

 

 ちなみに、このショーン役のロリー・キニアさんが、この映画と同じ2015年に出演したもう一本の映画

 

 

 

『007 スペクター』でしたw

 

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三崎町三丁目通信主筆・K

三崎町三丁目通信の主筆(個人運営ですが)をしておりますKです。映画の感想を中心に、趣味で続けているスペイン語学習(DELE A2取得で止まっています)と最近始めた英語学習のことなどを書いています。本業はフリーランスのグラフィック&エディトリアルデザイナー。びっくりするくらい将棋が弱いです。

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